「アダルトチルドレンと強迫性障害」
発症の引き金(原因)って言う意味で、この両者は繫がりがあると思います。
親が過剰に厳格だった
教育虐待レベルに親が教育ママだった
家庭内暴力が存在した
虐待家庭だった
両親が不仲で、喧嘩ばかりしていた等々
なんらかの家庭内の不和があると、強迫性障害になる確率は高まります。
前も書いたけど、生まれたところが、この家でなければ、こんな強迫性障害の苦しみはなかったわけで、ほんと悔しいよね。
なかには家庭環境、親子関係が直接的に強迫観念になってしまっている人達もいます。
親の子供への悲しい態度が
親の物が駄目
親の持ち物
親の行くところ
親が触ったもの
すべてが強迫観念の対象になってしまい、生活範囲が狭まっている人達が多くいるって事です。
親の悲しい態度が、引き金になってしまうって、とても辛い事です。
ここまで書いて思ったのですが、この文章を私の母が読むと
「それで(私が)親と距離を取っていたのか・・・・」
と、自分に都合のいい間違った理解をするんだろうと、ちょっと嫌な思いになりました。
たぶん 私の母が考えるだろう理解は、下記の通りです。
〇うちの娘は病気だから、寄り付かないのか(=自分(親)の問題ではないと考える)
〇弱いからこんな精神的な病気になるんだ(=子供の責任)
〇こんな病気、気持ちの持ちようで、なんとかなる(=精神障害を精神論でしか理解していない)
こんな感じかな。
私が親から距離を取ってきたのは、上記に書いたような体験を経て、心がズタズタにされたから、そしてその時の気持ちを、どう訴えようとも、暴言として返され、分かってもらえなかったからで、病気だからではないんですよね。
これ読んで下さっている方も経験している方が多いと思うのですが、
毒親、アダルトチルドレンを生み出す親って、どう訴えようとも見事に自分に(親に)都合のいい解釈しかしてくれず、ほんともどかしいですよね
どう言葉を尽くしても伝わらないのだから、悲しい事です。
「強迫性障害とアダルトチルドレン」
強迫性障害で親子関係のつらさを聴いていっても悪化させるだけで意味がない、と言う治療者さんは多いです。
私は、これは半分はあってるけど、半分は間違っていると思っています。
確かに強迫性障害は行動を変えていかないと良くはならないと思うんです。
だけどなんだろ、親子・家庭内で、あり得ない経験をしてきたら、やっぱりその事には、じっくり耳を傾けて欲しいものなんですよね。
普通親だったらしないだろう事
つらすぎた体験
誰かに聞いて欲しいし、分かって欲しいものなんです。
口にし、吐き出してこそ整理されていくし、前へ進んでいける(行動を変えていける)ものです。
私は、もう強迫性障害は治っているけど、当時は、ほんとに心が苦しくて、聴いて欲しくてたまりませんでした。
そして
「その強迫性障害の原因は、家庭環境にあって、あなたのせいじゃないよ」
と誰かに言って欲しかったんです。
私は、カウンセリングでそんな役割の人でいたいし、その上で強迫性障害への行動の仕方伝えていけたらなって思っています。
私の家庭内での経験、親子関係、強迫性障害の克服は、このブログの過去ログや ↓下記のブログに綴っています。
良かったら読んでみてください。
☆現在はカウンセラーとして活動しています。
AC(アダルトチルドレン)のカウンセリングルーム/相談室
私のカウンセリングルームです。
私のメインブログ(兄の家庭内暴力の事、虐待の事、強迫性障害の事 私の人生記録をいろいろ綴ってあります)最近は 日常の話題も多いです
強迫性障害克服体験記 も 書いています。
家庭内暴力のある家に生まれ育ち 今カウンセラーとして/カウンセリングも書いています。
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