「倉敷まごころベンチ」の作製
東日本大震災の被災地では,仮設住宅入居後の暮らしに不安を抱いている方が少なくありません。
お互いに見知らぬ人が集まり,まだ自治会も結成されていない仮設住宅ならば,なおさら今後のコミュニティをどう形成していくかが大きな課題となっています。
今,仮設住宅では周囲のみなさんと茶飲み話ができる‶縁側″のようなスペースが求められています。
このような中,遠野まごころネット(遠野被災地支援ボランティアネットワーク)では,仮設住宅の敷地内に住民同士の安らぎや,コミュニケーションのスペースとして活用していただけるような手作りベンチを皆で作製し,設置する取り組みを始めています。
倉敷ボランティアセンターでは,少しでも被災地の皆様方のお役に立てればとこの活動を支援するとともに,「他人を思いやる気持ちや人に優しい」人間育成の一助になればと岡山県内の建築科(水島工業・岡山工業・東岡山工業・津山工業高校)の高校生達にも協力してもらい,木製ベンチキット100セットを作製しました。
【キット作製】(9月2日〜9月16日)
【出発式】(9月20日)

【岩手県大船渡市綾里仮設住宅での組み立て】(10月3日)


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