オルタナティヴロックバンドVery Apeのシンガー
「Ape」のブログでございます。
基本的には過去のことについて語ります。
2010/8/31
またもや月の最終日に滑り込みで更新です。
このブログは「日記」ではなく「月記」だ。などと普段から方々でほざいておりますが、こうも毎度月末に慌てて更新しているようだと、月一更新という鉄の掟も、ちょっとした不測の事態などが発生した際に破ってしまう恐れがあるぞと。やっぱり心に余裕はいつでも欲しいよねと。テレビコマーシャルなどでもよくそんなことを言っているよねと。
まぁ、そんなこんなで、今回はどんな内容で更新しようかなぁとか考えながら「そういえば前回はどんなこと書いたんだっけか?」と、前回の記事を見直しているときに、僕は驚愕の事実を知ることとなった。
前回の記事のタイトル
なんて骨体!
前回の記事のカテゴリ
普通日記
前回の記事の更新日
2010/6/30
おい!
月末は月末でも二ヶ月前の月末じゃねぇかよ!何が「月記」だよ!不測の事態もクソも関係なく、いきなり鉄の掟を破ってるじゃねぇかよ!
ということで、今日から「二ヶ月記」となりました当ブログを今後ともよろしくお願いいたします。
んでだ、前置きがちょっと長くなったけれども、じゃあこの二ヶ月一体何をやってたんだよと。もうとっくに死んでいるもんだとばっかり思ってたよと。いやいや、きっとこの二ヶ月の間に修行を積んでいて、今まで以上に素敵な文章を書くはずだよと、様々な憶測が飛び交う中で、僕の安否が気になって気になってただの一睡もできなかったキッズたちもいることと思うので、その辺をだな、いやらしく告知などを絡めつつ報告していこうじゃないか。
7月。
Very Apeのライヴは3本。新松戸、三茶、稲毛。なんか知らんが今年は本当に千葉のライヴが多いな。まぁ、東京のライヴハウスは情熱を感じるところが減ってきたような気がするし、最近良く出演している新松戸とか越谷とかの若いバンドは、飽和しすぎでカオティックな東京のシーンに毒されてなくて、変に頭でっかちじゃないから良いですね。そういったエリアのライヴハウスはスタッフとバンドが一丸となって、地元のシーンを盛り上げていこうと奮闘していて、非常に良いんですよ。パワーをもらえます。
新松戸では、Very Apeの汗&ギター担当のT氏がフロアに降りてテーブルの上に乗っかってギターを演奏していたら、テーブルの足がボキッと折れました。無論、後日テーブル代金を送金。
三軒茶屋は、高崎以来二度目の共演となるURBANフェチと一緒でした。URBANフェチはフロント二人が兄弟という点も含め、他人とは思えないというか何というか、非常にシンパシーを感じます。そしてこの日の彼らのライヴが非常に素晴らしかった。最近は、終演後に皆でテーブルを囲んで打ち上げをするというパターンが減ったせいか、新しく出会うバンドと友達になるケースが凄く少なくなってきているけど、彼らみたいに人柄が良くて音楽も素敵なバンドと出会うと、仲良くなりたいなーとか思いますね。やっぱり。
稲毛は盟友Sugar Baby Dollと一緒。K's Dreamはとっても思い入れのあるライヴハウスだけど、訪れるのは2年半ぶり。店長のK氏とも久々に会って、僕らのライヴを楽しんでもらえたようで嬉しかった。終演後は遊びに来ていた親友グッチョとSugarの面々と食事へ。で、夜も遅かったため開いている店が少なく、消去法的にファミレスを選択することになったのだが、なんというか、やはりライヴ後なのでアルコールを頼んでいる人もいるにはいるが、空気的に打ち上げという感じでは全然無くて、高校生とかの頃に友達とファミレスで夜通し無駄にダベッてた時の感覚に近い感じで、皆テンションがおかしかった。レジ前のおもちゃコーナーで遊んだのなんて、リアルに高校生ぶりとかじゃないかしら。
7月。
小さい頃に散々可愛がってもらった、おじいちゃんの葬式がありました。出棺の時は少し泣いたけど、式場で自分の父親に8年か9年ぶりぐらいに再会して名刺をもらったり、子供のとき振りに会う親族もたくさんいたりして、なんとも言えない複雑な心境で一日を過ごした。
7月。
凄く久しぶりに中学時代の友人たちと会った。このブログで書いている昔話にちょいちょい出てくる「トミ」と、今回初登場(のはず)の「ユウマ」の二人。実はこの少し前に中学の同窓会があって、その件で直前まで連絡を取り合っていたんだけど、僕が同窓会に参加できなかったため、それとは別にこの日会うことになった。この二人は僕と違って既に結婚していて、トミには一人、ユウマには二人の子供がいる。そして、この日初めて見せてもらったんだけど、トミはすでにマイホームを購入している。(4LDKだか5LDKで普通にデカかった)
なんていうか、同じ地元からスタートして、トミに至っては高校も同じだったのに、今では生活スタイルも生活レベルも僕とは全然違う。僕は結婚をしていないし、子供もいないから、それらの話をすることができなくて、そのせいで三人の共通の話題が中学生の頃の思い出話ばかりになってしまう。なんだか申し訳ないやら、隣の芝生は青いやら、よく分からぬ矛盾した気持ちを抱えたまま彼らとの久しぶりの会話に花を咲かせている中で、こんな話を聞いた。
以前ユウマは家族でトミ家に訪問したことがあり、その際に年齢が割りと近いという彼らの子供たちは初対面にも関わらず一緒になってキャッキャと遊んでいた、という話だ。
その光景を想像すると、僕は何故だか胸が締め付けられるような妙な気持ちになる。
友人たちの生活を羨ましがっているのか、仲間外れにされた気がしたのか、嬉しそうに遊ぶ子供たちに過去の自分を重ねてノスタルジックになっているのか、まったく自分でもこれがどういう種類の感情なのか分からなかったが、この時、漫画「働きマン」に出てくる内科医の雅美が僕の脳内に突如現れて「何言ってんの 鍛えた筋肉が違うだけよ」とアドバイスしてくれたため、ああそうか、たまたま進んだ道が違ったりとか、大事なものの選定基準がちょっと違っただけなんだよなぁと、妙に納得して平常心を保つことに成功した。
その日の僕らはお酒も飲まずに食事をし、学生の頃のように深夜過ぎまでカラオケで歌い解散したが、程なくして彼らからそれぞれ「また遊ぼう。今度は飲もう。」というような趣旨のメールが届いたが、まだ誰からも具体的な話はあがっていない。僕もそうだが、皆それぞれの生活に帰って、頭の片隅にはそのことがあるけど、忙しくてついつい先送りしてしまっているのであろう。
なんだか、漫画「劇画・オバQ」でQ太郎が漏らした「もう皆子供じゃないんだ」という台詞並みの寂しさがあるが、仕方ない。
8月。
3年ぶりとなるVery Apeの自主企画イヴェント「戦慄のオルタナティヴ地獄vol.12」告知解禁。それまで水面下で準備していた当日のラインナップや、特設サイトや、フライヤーや、オリジナルTシャツや、プロモーション動画などを一気に披露し、達成感と疲れがドッと出る。
↓ちなみにプロモーション動画はこちら
◆戦慄のオルタナティヴ地獄とは?
Very Apeが有名無名問わず本気で愛してやまないアーティスト達を招いて開催するジャンルレスのごった煮イヴェント、それが「戦慄のオルタナティヴ地獄」!
Very Apeが「既存の枠に収まらない音=オルタナティヴ」だと感じ、観て聴いて興奮と感動を覚えたアーティストに熱烈オファー。毎回そのメンツの意外性、内容の濃さと充実ぶりが評判となり、リピート観客が続出するほどに。Very Apeの血と汗と情熱が込められた熱い熱いイヴェントなのだ!
2010年10月2日(土)
Very Ape企画「戦慄のオルタナティヴ地獄vol.12」
出演:Very Ape・KING BROTHERS・BlieAN・URBANフェチ
会場:Zher the ZOO 代々木(東京)
前売・当日:2,300円・2,500円(+1Drink)
開場・開演:18時・18時半
詳しくは「戦慄のオルタナティヴ地獄」特設サイト へ
8月。
Very Apeのライヴは無し。その代わりオルタナ地獄の告知活動などに専念。
ライヴ告知の有効な手段というのも日々変化していくので、それを調査して、分析して、計画を立てて、実行して、また分析して、というような活動も我々にとっては凄く重要で、そこも含めてバンド活動にやりがいを感じたりもするのです。
僕らはアーティストなんかじゃないなんて、何年も前からとっくに分かってるしね。
8月。
もう付き合いがかれこれ7年とかになるバンド「ロザンナ」のライヴ会場などで僕も良く顔を合わせていた「メルちゃん」が大阪に帰るということで、そのお別れ会をするとロザンナのヴォーカル阿野さんから聞き、少し顔を出すことにした。誰が来るのか全然把握しないまま行ってみたが、何気に皆知った顔で安心。しかも凄く久しぶりの人ばっかりだったし、居酒屋の座敷のひとつのテーブルに収まる程度の参加者数だったから話もしやすくて、良い会だったと思います。
僕はその後、Very Apeドラム清水さんの別バンド「FUN☆ANA」のライヴを観に行く予定になっていたため、途中退席。メルちゃんが連日開催されている自身のお別れ会の影響で声がスナック的なしゃがれ方をしていてちょっとウケた。
8月。
夏らしいことなんて一切できなかった今年の夏の終わりに、阿波踊りで賑わう高円寺へ出向いた。僕も運営者として参加している「株喜NIGHT」の主催者である株喜氏らと合流して、ほんの少しだけ祭りの喧騒を感じながらもそれを避けるように地下のバーに入り、そこでしっぽりと飲みつ談笑。勢いで電話してみた「ダムダム団」のドラム鈴木氏も途中から参加して、くっだらない話ばっかりして深夜過ぎにお開き。いつも鈴木氏は飲酒をすると何かしらの名言を残していくが、この日も「背徳のスコスコ」という謎の名言を残して去り、僕はこれを未だに一人で思い出しては口元が緩みそうになるのを抑えるのに必死という日々を送っている。帰りがけに「ロザンナ」竹田氏と合流してラーメンを食し、皆と別れた後は何を思ったかタクシーに乗らずに自宅まで徒歩で帰る。
8月。
Very Apeのライヴは無いけど「BUCK-TICK」コピーバンド「Teck-Tick」のライヴはある。しかも演奏場所が阿波踊りで賑わう高円寺はMission'sのため、二夜連続で高円寺を訪れていることになる。しかも、Mission'sは前日株喜氏と合流した場所であり「ロザンナ」竹田氏が勤めているライヴハウスでもあるので、この日は一日中「あれ?これデジャヴかな?」とか思いながら過ごす羽目になった。
前日はほとんど見ることもできなかった阿波踊りだが、この日は少しだけ堪能することができた。15:30頃にはリハーサルを終えていたTeck-Tickの面々は連れ立ってガード下の韓国料理屋で飲食をし、半分外みたいな席で十分酔っ払う量のお酒を二時間以上かけて飲みながら、すぐ目の前で繰り広げられる打楽器の爆音をゆらゆら感じつつ、女性たちの舞い踊る様を見い見いマニアックな音楽話を繰り広げていた。
本番を、自分のミスタッチの多さ意外は特に問題なく無事終えることができ、そのまま打ち上げへとなだれ込むのは当然の流れ。ちなみに、この日の共演者は普段あまり接点のなさそうな萌え要素の強い女子ばかりだったので、ある程度飲んだところで色々挨拶して回って、願わくば女の子と会話がしたいな、なんてことを考えつつフラ〜っと席を立ち上がり、周りを見渡してみると、なんとそこにはTeck-Tick関係者とMission'sスタッフと主催者のみしか存在しないという、らしいと言えばらしいオチが待っていたのである。
で、この日は当然タクシーで帰った。
友達よこれが私の二ヶ月間の仕事です。
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ。
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー。
2
2010/6/30
久しぶりにブログの更新をしようと思って、気合いを入れて何日か前からちょこちょこ書いていた超長文のブログ記事の草案データを、誤って削除してしまった…。
いつもデータを削除するときは「ごみ箱」に入れないでShift+Delで直ちに完全削除しているのだが、たまたま他のデータを消す時に間違えてブログ記事のデータも一緒に削除してしまっていたようだ。(削除した自覚はない)
その後ググりまくって色々なソフトを使って復元を試みるも、時間が経ちすぎたせいかどれも上手くいかない…。
うーむ、ちょっと今後の不要データの扱い方を考え直す必要がありそうだ。
しかし、本当にヘコむ…。ここ最近本当に色々とヘコむ出来事が起きるよ。
なんだか酷い咳と微熱がもう2週間以上続いているし、その影響もあって27日に初めて訪れた柏ドランカーズスタジアムでのライヴも非常に恥ずかしい出来だったし、今日は昼食でいつものようにお弁当男子を決め込もうと思ったら弁当箱が狂おしいほどの真空状態になっており、全然素手で開けることができず15分ぐらい格闘するはめになったり…。
(それ以外にも上記の出来事など比にならないぐらい悲しい出来事も昨日起きているのだが、それはちょっと重すぎてここには書けない。)
日々の生活を送っていく中で、何をやってもいい結果を出すことができ、更にその波に乗ってどんどんいい方向に進んでいける時と、今のように立て続けに良くないことが起きて悪い流れを呼びこんでしまう時とがあるが、自分の場合バンド活動(取り分けライヴ)が上手くいっているかどうかが、その分かれ道を決めるひとつの重要な要素なのではないかと最近気がついた。
でもそれは、冷静に考えれば至極当たり前な話で、昔から笑顔でいれば福が寄ってくるというようなことが言われている通り、実際自分も眉間に皺を寄せてイラついているような人物よりも、ニコニコ笑顔の人物と喜びを分かち合いたいと思う訳で、自分の中でとても大切な、恐らくライフワークになるであろうバンド活動が上手くいっていれば、そりゃあ眉間にしわなど寄せず、ニコニコ笑顔で生活を送っていることでしょうよ。
取りあえず今は週一ペースでライヴが入っており、次は7/4(日)新松戸FIREBIRDでライヴを行う予定がある。このライヴを納得のいく内容にして、なんとかこの悪い流れを変えなければ。
そしたら失ったデータも僕の元へ戻ってくるかもしれないじゃない。
そしたら長引いているこのしんどい風邪も治るかもしれないじゃない。
そしたらお弁当箱が真空状態になんてならないかもしれないじゃない。
あれ?
本当は「なんて骨体!データが消えてもた!」とか言って一行ぐらいで終わらすつもりだったのに、またグダグダ書いてしまった…。
どうして僕は昔からこう、なんかひとつのことを言うにも回りくどい感じでダラダラ話してしまうんだ。もっとこう、一言でズバッと決めたいよね。ズバッと。ニコニコしてたらこれもなんか上手いことズバッと言えるようになるんですかね?
あ、やべー!グダグダ書いてたらいつのまにかズバッと「24時またぎ」してしまいそうじゃないか!「24時またぎ」すると6月の更新ゼロっちゃうからここらでやめておきます。
……うーん、しかしブログも本当はもうちっとコンスタントに更新したいよなぁ。なんかこう、ズバッと気楽に更新する方法ないのかな?つぶやきとかじゃない方法で。これもニコニコしてればなんとかなるのかなぁ。
って、またグダグダ書き始めたら本当に「24時またぎ」してしまい……(以下略)
2
2010/4/1
もうかれこれ2,3年ほど水面下で準備を進めておりましたが、ようやくこの日がやってきました。
自分の周りにいるおもしろい人たちを集めて紹介するウェブサービス「AprilFool 」を本日正式にリリースいたしました!! ※PCのみ対応
◆AprilFool(エイプリルフール)とは?
愛すべき「おとなバカ」が集まるハミだし系おもしろヴィレッジ。
何かに夢中になり、飽くなき好奇心とバイタリティで「自分イズム」を追求する、
いくつになっても懲りないおとなたち。
そんな愛すべき「おとなバカ」たちを、
主宰者Apeが賞讃と共感を込めて「AprilFool's Mate」と認定。
彼らの人となりや作品を、「AprilFool」という
情報発信型のオリジナルサイトやイヴェントなどを通じ
集団でのシナジー効果をもっておもしろく発信して行く、
いわばハミだし系おもしろヴィレッジ。
単に一般ユーザーがおもしろ情報の入手源として活用できるだけでなく、
メイト同士がヨコのつながりを深め、刺激し合うことで新たな活動のきっかけを見出せる場でもある。
ゆくゆくは「AprilFool’s Mate Village」という名の
メイトたちのリアルなたまり場を実現するのが夢である。
毎日クソ忙しい中、なんとか時間を捻出して、全くのド素人が独学で頭を抱えながらプログラミングしたもので、気に入らない部分は多々あるし、まだまだコンテンツが少ないというのは否めないけど、まぁ取りあえずこれがスタートなんで、今後も地道にやっていくのよー。
求む!情熱だけで動いてくれるプログラマ!
いや、プログラマじゃなくても全然構わない。なんでもいいから協力してくれる人をマジで募集しております。
協力しないまでも、コンセプトに賛同してくれたっていう人は、メールやらコメントをもらえるだけでも本当に嬉しいので、ひとつよろしく。
しかしこれで、僕の好きな人やら音楽やらにほんの少しでも貢献できたら、そんなに幸せなことはないなぁ。
取り急ぎ、サービスリリースのお知らせでした!
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