さて、いよいよ
ラオウステージへ。(※
このステージでラオウと出会ったら大当たり)。
ケンが足を止めるたびに冷や冷やする。(※
足を止めて死兆星が見えたらこのステージ終了。) 2チェが出てるから32ゲームがチャンス。家富ケンは
黒王の足跡を見つける。すかさず、山の上の
黒王の姿を見つける。熱い。
そして、家富ケンの前に黒王が走ってくる。これを読んでる北斗ファンの人は読んでるだけで心臓がドキドキする瞬間。次のゲームで、ボタンを押した瞬間
ラオウが登場したら、大当たり。気合充分。
出た。
ラオウだ。「待っていたぞ。ケンシロウ。」遂に出会った。
バトルボーナスGET。(※
大当たり)
ここからは、ラオウとのバトル。20回続けば、ラオウは
昇天する。
安野ケンも
小倉ケンも
Jケンも、リンやバットやユリアの期待を裏切らず、きっちり仕事してるぞ。さすがは、救世主。家富ケンも後に続け。
まずは、どちらかが攻撃をする。(※
ここで、ケンが攻撃すれば継続。)どうやら、今回ラオウの攻撃みたいだ。まあよい。かかって来い。ラオウの攻撃は
キックだった。
剛掌波ではない。ちょろいぜ。ラオウ!(※
剛掌波を出されると継続ピンチ。攻撃をかわせば継続確定。)
しかし、家富ケン、その蹴りを思いっきり喰らう。やばいぞ!!さあ、こうなったら立ち上がるしかない。
雲が動けばケンが立ち上がる。(※
立ち上がったら継続)。今日は風が全くないのか雲は動かない。
「う!」っと情けない声を出して家富ケンはラオウのキックに倒れてしまった。本当に弱い。あとは、あとは
リンか
ユリアがケンを立ち上げるしかない。最後はやっぱり
女の力か。さっき、
小倉ケンはリンの一声で、立ちあっがたぞ。ボタンを押す瞬間はかなり緊張する。(※
当然、リンとユリアの出現でケンは立ち上がりラオウと再度バトルが始まる。この繰り返しでコインの数が大きく変わる。)
頼むぞ、リン。そしてユリア。お前達は俺を見捨てないでくれ。
ボタンを押す。「
ちゃらら ちゃらら」。
彼女らは、現れなかった。悲しいエンディングテーマが。そう、家富ケンはラオウに一回も攻撃することなく敗れ去ったのだ。
その後、俺の前にラオウは、一度も現れなかった。
安野の言った通り、この段階で昇天したのはラオウではなく、家富ケンのほうだった。ラオウが文字通り「
世紀末覇者拳王」になった瞬間である。
「ほたるの光」が流れ、外に出た時はもう11時。この時、いつも俺は、「
もう2度とやるものか。」と思う。
ところが、家に帰って落ち込みながら床につき、朝を迎えた瞬間、窓を開けて空を眺めると
雲が動いているのだ。
「ウォー」。家富は立ち上がる。 今日こそは絶対・・・。っと毎日同じこと繰り返し。

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