天下無双錬成歌

【 旗史録-History of flag- 12 】
［ HISTORY OF FLAG ］
詞 & 曲 家富信宏

活動25年という節目に、過去リリースしてきたRAISE A FLAGの曲のtitleとlyricsを歌詞に散りばめて完成させたSelf Cover Album『HISTORY OF FLAG』唯一の新曲 & タイトル曲。

今回の【 旗史録1 】にも記したが、この曲は決してリリースの為に作った訳ではなく、レーベルからの新曲収録オファーとSelf cover制作決定のタイミングが重なった為に収録。
そのままアルバムのタイトルも『HISTORY OF FLAG』とした。

リリースまではスタジオ自主録音テイク、リリース後は本作のテイクをSEとして約2年間使用？
そして、2018年12月2日。新代田FEVERで開催した『LEAGUE OF FAITH59-ONE MAN GIG-』では、SEに代わって生演奏でスタートするという演出をしたが、現時点でステージ上でのプレイはこの1回のみとなる。

"HISTORY OF FLAG"は、それまで約15年程作詞活動に専念していた家富に、再び作曲への意欲を思い出させるきっかけにもなった曲である。

以上全11曲。
関口（Ba）がHPでまとめてくれているbiographyを参考にしながら、家富の"記憶"を"記録"として活字に起こしてみた。
振り返る事は大事だが先を見つめる事はもっと大切だ。立ち止まってなんかいられない。
RAISE A FLAGの"HISTORY"は終わらない。
これからもどんどん更新していくからね。

読破してくれた信頼なる同志達
サンキュー！！

旗史録-History of flag- 完

#旗史録 #history_of_flag

【 旗史録-History of flag- 11 】
［ 旗揚 ］
詞 & 曲 石川純

RAISE A FLAG 初代 Dr石川純（Dr1）が、歌詞と作曲を手掛けたビートの効いたJapanese punkrock テイストのナンバー。
1994年 1st Demo『RAISE A FLAG』から。

結成時、メンバーの中で誰よりも日本独自のスタイルに拘っていたのが石川純。

Demo録音当初、RAISE A FLAGの曲の中では異彩を放っていた"旗揚"も、いざ『HISTORY OF FLAG』で再録してみれば、スタンダードなRAISE A FLAG調の1曲として数えられる事に気づかされる。
そう考えると"旗揚"は、現在まで続いているRAISE A FLAGのスタイルの礎固めに、94年に一石を投じていたのかもしれない。

ちなみにタイトル表記だが、Demoは"旗上"、『HISTORY OF FLAG』では"旗揚"。
よくその真意を問われるが、特に深い意味はない。
どちらも正解である。
敢えて一答するならば、大人になったって事で充分だよね。（笑）

#旗史録 #history_of_flag

【 旗史録-History of flag- 10 】
［ SURVIVE ］
詞 家富信宏 / 曲 勇壱

楽器未経験で、数年間の練習期間を経て加入したYoung skinhead 三浦健博（Ba3）が、約14年の活動の末脱退したのが2013年。
バンドに残った勇壱（Gt6 / 現JOINTED）は、
既に"SURVIVE"とタイトルだけを決めて作った曲をスタジオに持ってきた。
勇壱がタイトルに込めた思いを家富が聞き出し、それを歌詞に記して完成。

2014年4月20日リリース。
10年目をむかえたBOOTSTOMP RECORDSの総勢30バンドからなる2枚組 10th ANNIVERSARY VA 『BOOTS FOR STOMPIN'』（BTSP-032）に収録。

勇壱自身の加入表明の時は、前日まできっちりとキメていたヘアスタイルを1夜で丸刈りにして、ライヴ会場に現れて周囲を驚愕させてしまう男っぷり。
そんな彼にしか出せない漢気あふれる独特の楽曲。
歌詞も負けじと"漢"で勝負してやったよ。

#旗史録 #history_of_flag

【 旗史録-History of flag- 9 】
［ WE TAKE OVER THAT TIME ］
詞 & 曲 家富信宏

初めて髪にバリカンを入れた20歳の頃の自分の気持ちを、三十路をむかえる家富がその時の自分と照らし合わせながらストレートに思いを書き殴った曲。
2002年12月10日 HATA-AGE RECORDSからリリースされた3曲入り2ndシングル『NEVER CHANGE MY WAY』（HATA-005）に収録。

アイボリーカラーにバンド名だけを記したシンプルなジャケットは、BLITZの"NEW AGE"やTHE BEATLESの通称"ホワイト アルバム"をモチーフにしたもの。

そして2018年。今度は20歳の時だけでなく30歳の自分も振り返り、46歳になった家富が再びマイクの前に立ったのが、この『HISTORY OF FLAG』再録verなのである。
もちろん気持ちは変わってなかった。
ただ、唯一思い残した事が一つ。
あのジャケットのバンドロゴの色だけは、今でも黒か灰が良かったと思う時がしばしば。
棟梁（Dr3 / HATA-AGE RECORDS主宰）にもっと推すべきだったかな。

#旗史録 #history_of_flag

【 旗史録-History of flag- 8 】
［ GET OWN WAY ］
詞 & 曲 家富信宏

https://youtu.be/bivF_MNokzM

5th ALBUM『GET THE TRUTH』でもコメントをくれたUTOが率いる札幌の盟友Oi!VALCANSとのSPLIT CD 『SMASH THE WALL』（SUR-072）に収録。
2000年 STRAIGHT UP RECORDSからリリース。

このSPLITリリース後は、1st ALBUM『WE ARE THE SKINHEADS』リリース前夜で、新曲がどんどん完成している時期だった。
それと重なり、数回ライヴで披露した程度。
完全に埋もれていた曲である。

『HISTORY OF FLAG』での再録決定は、関口（Ba）の強い推しによるもの。
以降、再録をきっかけに、令和になってようやく光が当たった曲である。

そういう意味では、"GET OWN WAY"こそ正真正銘のRarity songなのかもしれない。

#旗史録 #history_of_flag