【ババスコ日記】
ババスコ先輩(祖母102歳)2020年冬。
インフルエンザからのコロナでもう何ヶ月も鎖国状態にあるババスコ王国(老人ホーム)。
寂しいからなのか食欲が無いとの連絡を受け、特別室での面会が許されたので、御尊顔を拝すべく駆けつけた。
受付にいる俺達の顔を見るや、車椅子を自由自在に操るババスコ先輩は、まるでガンタンクの如く猛スピードで迫ってきた。
は、、速い!!(笑)
そして、持参した大好きなスウィートポテトを今度は小杉君の如くむさぼり始めた。
す、、凄まじい!!(笑)
心配ないね。
本当に寂しかっただけなんだな。
帰り際に、受付に置いてある手作り人形を見て、「上手よ。可愛いね。」と感心しきりのババスコ先輩。
若かりし頃は確かに何でも器用に手作りしていた。
MADE IN BBA!!
そういえば、軽石でビリビリにわざと破いた俺のジーパンを見て、翌日「治しておいたからね」と勝手に綺麗に縫われた事を思い出した。(笑)
まだガキだった俺がブチ切れたら、先輩はもっとブチ切れてカウンター口撃で打ちのめされた事も今となっては良き思い出。
王国が開国されたら、今度はポテト10個持っていくから、大食い選手権だ!!
題して、
『ババスコ(祖母)とエビスコ(相撲用語で大食い)対決。』←完全に意味不明笑。
負けないからな。ガハハ。
#ババスコ日記


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