雷矢とのツーマンは本当に感慨深い。
雷矢を初めて見たのは93年の高円寺20000V。
当時は、レコードの中側の存在である先輩達が結成した新しいバンドだった。
その時の事を言葉で表現するのは本当に難しく、RAISE A FLAGとして旗を掲げたばかりの俺にとっては"大衝撃"という言葉しか浮かんでこない。
それでもあの日の雷矢のステージは、今でも脳裏に焼き付いている。
出会ってから暫くの間は、雷矢のライブは皆勤で、レコーディングにも数作品参加させてもらった事は勲章だ。
1度、Oi!VALCANSのUTOと雷矢のカヴァーをした事があった。
でもどんなに頑張っても表現しきれないあの迫力。
そして!
遂にそんな雷矢との正真正銘のツーマンライブが実現するのだ。
相撲用語で言えば、"恩返し"。
がっぷり四つのステージでは先輩も後輩もなくイーブンだ。
例えその脅威的なパワーに跳ね返されようとも、俺達は正々堂々と受け止めて、自分達の力に変えてしまう所存。
2019年12月1日。
1993年の20000Vの夜を遥かに超えた大衝撃的なステージを、ACBホールで約束しようではないか。
雷矢 vs 旗揚
フロアを揺るがす爆音対決の夜が、もうそこまで来ている。


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