【企画 『UNITED NOISE BEAT』考】
『UNITED NOISE BEAT』。
俺が、RAISE A FLAG(当時はBARIACAN HEADS)を結成して初めて主催者として携わった企画。
その頃の俺達といえば、オリジナル曲が5曲ほど仕上って、「早くライブがやりたい!!」
と逸る気持ちを抑える事が出来なくなってきた頃だ。
とは言いながら、ライブをやるツテが全くない。
それなら、猿真似でも良いから都内で顔を出している、所謂『イベント』を自分達で企画してしまえば良いのだと。
高校の軽音楽部(正式名称はフォークソング同好会 笑)のイベントか何かで1度「◯◯高校貸切」としてお世話になった西荻窪にあるTURNINGというライブハウスに当たりをつけ、「家富信宏さん 貸切」として何とかカタチをつくった。
RAISE A FLAG 初ライブ、初企画が決定した瞬間である。
BARIACAN HEADSと対バンしたバンドや出演者も面白い。
遠い記憶の中で思い出す範囲で。
TERRORS SECTERなるハードコアバンドは、ヴォーカルにTOSSAN(YOUNG FOREVER)で、ベースが熊本のSAKAMOTO(SOUL CRAFT)で、千葉の平井(CRYPT KEEPERS)。
ハッピーファミリープランのベースは、工藤(BIT BY BIT / SUNS OWL)。
そしてもう一つが、若林氏、山ちゃん氏、土屋氏、ドクター氏(トロピカルゴリラ)のゴールドパイソンというUSハードコアバンドだった。
当日は破茶滅茶でぐちゃぐちゃで。(笑)
喧嘩は起こるし、機材壊すし。
それに便乗するし、上乗せアッパーするし(笑)。
もし今ならば(当時もか笑)企画者としても演者としても失格なんだろうね。
「あの頃は良い時代だった!」では片付けられない。いや片付けてはいけないな。
でも、TURNINGの店長はしっかりと片付けてくれたんだよなぁ。
あの時あの瞬間、ダメ元で動いた「はじめの一歩」があったから、『LEAGUE OF FAITH』や『難攻不落』を続けていけるのかもしれない。
次回『LEAGUE OF FAITH』は60回目。
『難攻不落』は第九陣。
主催者の1人としてどんどん楽しい企画にしていくからね。

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