豪栄道関が大関になった。
本当に嬉しくてたまらない。
個人的に豪栄道関には思い入れがある。
豪栄道関を初めて知ったのは、埼玉栄高のエース澤井豪太郎時代。
アマチュア相撲の日本一を決める、『全日本相撲選手権』で高校生ながら3位を取った時。
準決勝の土俵。
相手は、当時小手投げ名人で名を馳せた栂木選手。
この取組は、ファンにはドキドキもの。
記憶が定かなら、その小手投げを喰らい澤井選手は敗れたのだが、その顔つきが完全に俺好みだった(そっちの気ではない。念の為笑)
その後の進路は日大か!!
と思ったが何と大相撲に。
ここで、楽しみはまた2つ増えた。
まずは影山(栃煌山関)とのライバル対決。
この頃は、高校生のライバル対決が面白く、梶原(豊ノ島関)‐菊次(琴奨菊関)戦、澤井‐影山戦は楽しみで仕方なかった。
そしてもう1つの楽しみは、同世代の叩き上げで、すでに幕内力士になっていた稀勢の里関との対決だった。
澤井を初めて生で見たのは、番付に初めて載った大阪場所の14日目。
デビューして負けなしで来た澤井が優勝をかける一番の前。
大阪府立体育館は、花道と観客席へ続く道が交わる所があり、何とそこで土俵に向かう澤井とすれ違う。
その時の眼光を見て、正直しびれまくった。
あの鋭い目。
今でも脳裏に焼き付いている。
長い間、関脇に留まり、あと一歩で大関に手が届かなかった豪栄道関が遂に大関になった。
「大和魂を貫いて参ります」
何とも飾り気のない、しかし強い意志を持った口上に豪栄道関を見続けて良かったとつくづく思う。
これからは、そんなに簡単な事ではないかも知れないけれど、勝手ながら白い綱を腰に巻き、威風堂々せり上がる豪栄道関を妄想して、心の中で「ヨイショ〜!!」叫びます。
おめでとうございます!!
長くなりすぎた…(笑)

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