激動の中始まった
名古屋場所だが、
横綱白鵬関の
15回目の優勝で土俵の上ではこれといった
波乱もなく幕を閉じた。
「本命の優勝」という事で考えれば、当たり前のこと。
しかし、相撲ファンにとっては、記録がどんどん塗り替えられていく現在の大相撲自体に
波乱を感じずにはいられないはずだ。
白鵬関が、達成した記録の数々。
6場所制で初の3場所連続全勝優勝。
活字でサラリと流してしまえばそれまでだが、半年以上誰も勝てていないのだから、驚くばかりである。
そして何よりも、今話題になっているのが
連勝記録。
現在47連勝中。
この
名古屋場所で、白鵬関は
大鵬関の
45連勝を抜いてしまったのだけれど、まさかあの大鵬関の記録が抜かれるとは…まさかあの・・(汗)。
このままいくと、
千代の富士関の
53連勝は来場所6日目に並び、
双葉山関の
69連勝も今年の九州場所の7日目に並ばれてしまうではないか・・・・!!!
さらに昭和以前まで含めると、あの・・あの
谷風関(63連勝)・
初代梅ヶ谷関(58連勝)・
太刀山関(56連勝)もピンチではないか・・・・!!!
俺個人としては、その横綱の事が好きか嫌いかは別にして、横綱が負けるのが好きではない(ひいき力士との対戦以外)。
そして、
白鵬関の事も、とても好きである。
千秋楽の
把瑠都関をブン投げた1番等は、鳥肌が立つ程かっこ良かった・・・。
しかし・・・この「
連勝記録」においては、そう簡単に歴史を塗りかえられては困るのだ。
双葉関の記録が抜かれることなどは、関が原の合戦で石田三成が勝利する位(大げさすぎかな?)、有り得ない事なのである(笑)。
来場所以降の、
結びの緊迫感。
誰が白鵬関を倒すのか?
それとも、白鵬関が木鶏になってしまうのか?
目が離せないですな。
それでもせっかくだから、
50連勝して頂いて、
富岡八幡宮にある
「超五十連勝力士碑」にその名を刻んで欲しいですね。
富岡八幡宮HP:
http://www.tomiokahachimangu.or.jp/
※余談だけど、やっぱり大相撲って面白いね。
こういう話題だけをずっとしていたいです。
暗い話はもう充分ですね。

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