今日の『その時』は、
家富が衆議院選挙に魂の1票を投じた
2009年8月30日。
選挙権を持ってから17年目。これ程までに、魂を込めた1票は初めてだった。
小泉政権が終わってからは、
首相が1年に1回ペースで交代。また、先の
参議院選では、
民主党が第1党になり「
ねじれ国会」になった。
それからというもの、
与野党は、共にあらゆる政治のテクニックを行使し、相手の弱点を見つけてはせめぎあう。
重要な法案は、時と場合によってはしっかりと議論されず放置され、
政局の具にされた感のある事例だって多数あった気がする。
政治ど素人の俺には、何が起こっているのかさっぱりわからずじまい。
そんな政治の行く末を、黙って見守るしかない1国民の俺達が、唯一政治に参戦できる日。それが選挙なのだ。
普段めったに使用することの無い脳みそをフル回転させて、各党のマニフェストを見比べながら、自分なりの考えをまとめあげ、大事な1票に思いを反映させた。
そして、『その時』(松平アナ風に)。2009年8月30日(日)。午前11時、家富入札。
俺が何処党のどなたに1票投じたかは、ここでは語らないが、結果は予想通り。
いや予想以上になった。大物達がばたばたと倒れていく・・。
まさかここまで、風がなびくとは・・・・。
歴史に残る1日になった。
今回、政権交代を達成した
民主党。
政権を獲得する為に作り上げたマニフェストなら正直必要ない。
求められているのは、これからの実行力、そして結果だろう。
民主党にはより良い国づくりを期待し、
自民党は今回の結果を真摯に受け止めて、早急に党内を再生して、それこそ「
責任力」というものを野党の立場で存分に発揮して欲しい。
こんな混沌とした時代だからこそ、必死に生きていこうとする国民は決して「
無知」ではない。
昨日の選挙の結果がそれである。

3