名古屋場所3日目。昨日は熱戦が多く、非常に見ごたえのある1日だった。
十両の土俵入りも定刻通りいかず、関取衆の仕切り時間もかなり短めで、あっという間に時間一杯。
「
石炭をたく」状態だった(笑)。(「石炭をたく」・・相撲用語で「急ぐこと」。)
三段目では、
琴欣旺-武玄大戦。
武玄大が頭をつけながら、攻めに攻めて体重差60s以上もある琴欣旺を寄り切り、長い相撲を制す。最高の1番だった。
幕下。
佐々木-若三藤戦は、4分を超す長い相撲で「
2番後取り直し」。
十両以上だと「
水入り」になるが、幕下以下だと「
2番後取り直し」となる。結果は、
若三藤が寄り切りで勝ったが、手に汗握る1戦だった。
そして、
3日目の話題はなんと言っても
日馬富士-琴奨菊戦。
大関は、本当に
琴奨菊関が苦手なようで昨日も何も出来ずに寄り切られた。綱とりはいきなり黄信号となるが、最後まで頑張ってもらいたい。
豪栄道-朝青龍戦。立ち合い
横綱のエルボが炸裂。エルボの為に
横綱の脇があいた。右四つになり、まわしに手がかかるという豪栄道関にとっては願ってもない大チャンス!!。この絶好の体制を
豪栄道関は生かせず、結局は寄り切られてしまった。これで両横綱戦は、不戦勝を除いて11敗目。
豪栄道関には、1日でも早く横綱から白星をゲットしてもらいたい。応援してます。
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3日目のベストバウト >
星風(東幕2)○ (寄り切り) ●仲の国(東幕3)
幕下最後の取組。これまた攻防を交えた4分超えの大熱戦。投げにこだわる星風の決まり手が寄り切りというのも珍しいかな?(笑)。

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