今年の成人式は遂に
平成生まれが対象となった。
毎年どこかで必ず20歳の男女が式中に暴れたりするニュースが出るけど、今年はどうだったのだろうか。
成人式というのは一生に一度しか味わえないビッグイベントで、尚且つ酒やたばこも解禁になる為に、ハメを外したくなるのも無理はない。しかし、度が過ぎてしまうのは問題だ。
「近頃の若い者は・・・」と言う言葉は今に始まった言葉ではなく、何時の時代でも大人達が自分の若い時と比較して繰り返し使用されてきている言葉だ。
つまり、今年20歳の彼等もきっとその言葉を口にする日がやって来るのである。
そして同時に
「若気の至り」として自分を弁護するようになるのだ。
なんか、口うるさいおっさんみたいな冒頭になってしまったけど、今日はそんな難しい話がしたいのではなく、単純に俺自身の成人式のことを急に思い出したので書きたかっただけである。
俺の成人式
成人式には、とにかく人1倍目立ってやろうと思い、服装は
茶髪坊主に
紋付袴姿に決定。当時は、今以上に坊主は珍しかったし、袴もまずまず目立つ格好だった。
さらに一緒に会場にむかった親友は、さらに目立とうと、なんと
着物を着用。これには正直ウケた。
俺達の会場は
「としまえん」。茶髪坊主・紋付袴の俺に着物の親友。完全に関取衆気取りで会場入りしたのだが、地元の友達からは売れない芸人にしか思われなかった。(笑)
今年は楽天の
田中投手や、早稲田の
斉藤投手なんかが成人式に参加したとのことだが、俺達の時にも有名人が来た。そう、何を隠そう
「ビトたけし」。
え?あの世界の
北野武?とお思いだろうが、残念。
「ビトたけし」である。よく見ると棒が1つ足りない。年齢もビートたけしとは全く違うわけだから、よく考えればわかること。よくある広告の「100円〜」とか「100円より」を見たあの気分。
「としまえん」は、新成人を対象に成人式のみ
乗り物が全て無料になる。ところが、俺達の年は近年まれにみる雪か雨の悪天候。乗り物も全く
動いていなかった。
渋くキメたつもりが3枚目になり、ビートたけしに会えると思ったらビトたけしだったり、乗り物は無料だけど動いている乗り物が無かったりと、さんざんな成人式に思えるかもしれないが、前述の「近頃の若い者は・・・」や「若気の至り」に当てはまるような目立ち方をしていない分、俺にとっては大事で素敵な思い出となっている。
このブログを読んでくれている10代の方々(たぶん1人もいないと思うけど・・)は、是非とも、ハメを外さず素晴らしい成人式にしてください。

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