大相撲初場所。久しぶりに
幕内の優勝争いが面白い。
昨日(10日目)、全勝の
東横綱白鵬関が
西関脇の
安馬関に敗れた為、遂に
平幕の
旭天鵬関と共に
西横綱朝青龍関がトップに並んだ。
私見で、10日間を振り返ってみるとまずは
白鵬関だが、3日目の
豊ノ島関戦で土俵際まで押し込まれた相撲はあったが、力強い横綱相撲を取っている。気になっていた初日も白星で始まり、優勝候補の一角であることは確かだ。もうひとつ俺が気にしていた点、それが
安馬関戦だった。
白鵬関は、
安馬関が苦手らしく稽古をするのも恐れている位。横綱は苦手を作ってはいけないとよく言われるがまさにその通り。今日以降、なんとなくだが、琴
光喜関戦も要注意な気がする。
一方、遂にトップに並んだ
朝青龍関。こちらは、相撲感が戻っていないのか、本調子ではないようだ。ただ、この横綱の凄い所は
勝ちへのこだわり。どんな体制になっても結局は勝つ所だ。
朝青龍関の10日間を改めて振り返ってみると、もしこれが
朝青龍関でなかったら負けていたという相撲が何番もある。きっと6勝4敗位になっていたかもしれない。
旭天鵬関に関しては、
10枚目という位置なら大勝ちも当然の実力者。ただ、優勝争いをしている相手が両横綱となると少し厳しい。後半上位と当てられて、つぶされてしまうかも。
ということで、俺の予想は、
場所前:朝青龍 →前半戦:白鵬 →本日:朝青龍
と一瞬
白鵬関に揺らいだ優勝予想を、星が並んだ所で勝利への執念が一番強い
朝青龍関へ戻した。
しかし、今日掲げた力士が全て
モンゴル人力士というのも少し寂しい気がする。
ので、一人だけ日本人力士の話題を。
本日の
幕下の割で、30連勝中の
土佐豊が
阿覧のリベンジを受ける。これは、目が離せない・・・・・。

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