九日目になると、そろそろ優勝争いもデットヒートし、調子のいい力士などの
給金相撲(勝ち越しがかかる相撲)が行われて、土俵上の相撲そのものが面白くなってくる。
二日目。月曜日(火曜日も)の来場者には
クリアファイルが東京場所ではプレゼントされる。(月曜日休みの人は一度足を運んでみては?)今場所は誰?こんな質問は愚問だろうか。誰もが予想するであろうあの力士。そう、
琴欧州関だった。
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ベテラン力士の活躍>
そんなのはどうでもいいが、9日目を終了して幕内、十両の土俵ではなんとも嬉しい出来事が。俺もこのブログで何度も書いているが、今場所も若手力士の活躍には目を見張るものがあるが、そんななか
ベテラン力士の活躍が今場所もの凄く目立つ。一番一番鳥肌いや、涙まで・・・。
幕内の土俵の優勝圏内である2敗に
時津海関(32)と
北桜関(34)の名前がある。この二人まだまだ若々しい相撲を取っており、まわしをしっかり取っての
寄り切りでの白星が目立つ。勝ち越しを目指すのではなく二ケタも夢ではない。まだまだ上位を狙える。
中日の夜、両国の某ちゃんこ店で食事をしていたら、この日、敗れはしたものの幕下まで落ちてなんと結びで横綱と対戦した
栃乃花関(32)に遭遇。なかなか白星には恵まれてはいないが、2勝した相手が
大関魁皇関と
関脇白鵬関というのが、渋すぎる。
おっつけ健在。
十両で優勝争いを引っ張るのが、勢いのある新十両ばかりではなく、
栃乃洋関(31)。まあ栃乃洋関の場合、十両で相撲をしていることがおかしいかも。そして、
玉春日関(32)も
皇司関(34)も絶好調。
幕下上位陣を見ても筆頭まで
北勝岩(31)が番付を戻してきた。あと一番で給金直し。関取復活までリーチか。
福薗(32)も8枚目の位置で勝ち越し。久しぶりに化粧廻しを見せてくれる日も近い。
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優勝争い>
幕内:9日目を終えた段階で、全勝
北勝力関、1敗で
朝青龍関と
栃東関が追う展開。今場所の北勝力関の押しのパワーは凄まじい。あの、
2004年の夏場所を思い出させる活躍ぶり。しかも、あの時より地力が増して力が強くなっている。また、立ち合いも多少上手くなってる気がする。このまま、頑張って最後まで行ってもらいたい。が、本日
栃東関が敗れたことでまた大本命の
朝青龍関が優勝に近づいた気がしないでもない。横綱の相撲が安定してきている。千秋楽まで負ける相撲が想像できない。また、
栃東関は、
魁皇関と
千代大海関の休場があった為、恐らく千秋楽に横綱と顔を合わすことになるだろうが、結びまでもう星は落とせない。なんとか、横綱より有利な星で、最悪同星で千秋楽を迎えて欲しい。
十両:9日間の相撲を見ていると、
栃乃洋関が圧倒的な強さを見せており、星以上に一歩も二歩もリードしている感がある。
幕下:
若ノ鵬のパワーはやはり凄まじい。しかし、
澤井、
影山の高校出身コンビが星を落としていく中、高校横綱の先輩、松本こと
出羽鳳が実力を発揮。優勝候補として挙げられる。
三段目:
澤井、
門元と勢いのある若手がひしめく
境川軍団。この力士ももうここまで来ていた。そう、澤井、門元の1場所後に初土俵を踏んだ
福永。福永も三段目という地位で全勝をキープ。
序二段:幕下力士の
笠洋が堂々と全勝。やはり、敵なしか。
序ノ口:
臥牙丸。予想通り。期待通り。グルジアパワー炸裂。観客席からみていても体の大きさがまず違う。
さあ、いよいよ終盤戦。朝青龍関の8連覇か?それとも?
↓これが、今場所のクリアファイル


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