「さいたまスーパーアリーナ」行ってきました。8月25日に予想した俺の結果は全く×。それでも、やっぱり凄いぜ!プライドは。
オープニング。俺はプライドのオープニングを観ると、いつも鳥肌が立つ。もの凄いかっこ良い。あの音楽と選手の紹介、入場。あの盛り上げ方は俺達のバンドでも見習いたい。今回は、ステージの一番下の段に中村や、吉田、ボブチャンチン等が一列に並び次々と登場。そして一段上にヒョードルとミルコ。さらにゴンドラで最も高い所にミドルの4人。素晴しい演出。相撲もそうだけど俺ってこういう試合外のパフォーマンスに魅せられるみたいだ。
それで試合の方というと、まずヒョードル対ミルコ。俺の予想はかすりもしない結果だった。ヒョードル全く死角なし。2Rからはミルコすっかり疲れて口開きっ放しで、防戦一方。あれって、肉体的な疲労だけでなくヒョードルのすさまじいまでの圧力から精神的にも追いやられたのでないのかな。ミルコもパンチで少し攻める場面もあったが、ヒョードルの完勝。ただ、クリーンヒットしなかったもののミルコの左ハイがヒョードルの頭をかすめたのはさすが。
それから、シウバ対アローナ。シウバ全くいいところなし。最近のシウバはカウンターを狙ってるのか昔みたいに自分からガンガン攻めまくるという試合が見られなくなっていた。それが、今回の試合でついに敗北という結果にまでつながった。ここ何回かの試合を振り返ってみてもシウバがグランドで下になってるシーンがよくある。「絶対王者」でいて欲しかったのでかなり残念。俺は特別シウバを応援してるわけではないが、今年もシウバが圧倒的強さで優勝しミドル初黒星は吉田他日本人にと思ってた。 そのシウバのお株を奪ったのが、天晴れショーグン。殴られてもお構いなしという態度でただただ攻めまくり、殴りまくり、ふみまくり。シュートボクセはこの戦い方だよね。目を覚ませシウバ。
大好きな吉田選手は今回もバッチリ。ますます惚れました。
最後にこの人の話題、「北の最終兵器」ボブチャンチン。中村は確かに素質ある。あの近藤でさせ寄せ付けないほどの強さがあるのにこの人はムラがあるよね。「最強」になれないのはそこかも知れない。大相撲でいったら魁皇関のような感じかな。強い時の勝ち方はもう誰にも止められない位。弱い時は首をかしげたくなるような戦い方。それが、ボブチャンチンや魁皇関の魅力ではあるのだけれど。
今回のプライドはいろいろな意味で次につながる大会だったような気がする。コメントいただいたケイミックスさん、つよしのご意見求む!

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