水晶占い2
(色の透視)
いつの時代にも水晶占いが人気をよんだ理由は、その手軽さにありました。
複雑な儀式を行なうこともあるほかの占いの方法に比べて、ずっと簡単だったからです。
歴史をみると、昔は水晶占いにも込み入った儀式や準備が必要とされることが多かったのですが、現代のテクニックは極めて簡単です。
透視の道具として常に好まれたのは水晶球でした。
昔の裕福な占い師が使ったのはベリルと呼ばれる鉱石で、この石の仲間にはエメラルドやアクアマリンがあります。
今日でも、もしあなたがオレンジ大のこれらの石を買えるほどお金持ちなら、どうぞ使ってください。
ベリルはたいてい緑のティントで、リーディングに影響を与えます。
緑はものごとの始まりや新しいできごとにしゅうてんを合わせる色で、何百年も先の未来に起こりそうなことより、ビジネスのプロジェクトや新たなロマンスを見るのに適します。
イングランドのエリザベス一世女王の宮廷占星術師だったディー博士は、現在メキシコとなっている地域で産した卵大の黒曜石を使いました。
女王は、おかかえのこの占い師に相談してからでなければ、何事も決定しなかったようです。
1696年に、名高い透視者、ジョン・オーブリーが、「炎に映る像を見る」ことを推奨し、占いに使う玉は赤のティントを含むものにすべきだと提案しました。
そうすれば、赤く輝く残り火を凝視した場合と同じく、できごとの発生を早められると考えたのです。
占いに使う色が濃いほど早くなると信じられていました。
黒や無色の玉は時間を遡ったり先をみたりするだけで、できごとに影響を及ぼす力はないとされました。
毎日寒いですね。
身体を暖めて風邪をひかないようにお気をつけ下さいね。
皆様のお幸せお祈り致しております♪
るか