子どものための色のケア7
就学期:
オレンジ
オレンジは学業に役立ちます。学校へあがる年齢になったら、自信をつけさせるために、淡いピーチを少し取り入れましょう。
この時期の子どもは「先生は何でも知っている」と考え、先生の受け入りをしながら、自分でも大胆に外の世界の探検に乗り出します。
気の弱い恐がりの子どもは、安心感と勉強への興味を与えてくれるピーチが大好きです.
子どもが色に無関心な場合は、小さな子にはピーチを、12歳ぐらいの少し大きな子にはオレンジを用いてください。
これらの色によって子どもは能力を伸ばし、視野を広げる機会を得ます。
オレンジはまた、強さと勇気を与えます。けれども装飾や衣服に取り入れるのは控えめにして、子どもを元気づけるのに短期間だけ使うようにしてください。
ピーチは薄められたオレンジで、白を含んでいます。
幼い子どもには濃いオレンジは負担がかかりすぎ、情緒と精神面で早すぎる成熟を促されます。
子どもらしい体験をしそこなうと、あとになって、とくに40代や中年の危機の頃に問題が起こるでしょう。
このように子どもに無理をさせることのある色ですが、学習障害のある子どもへのセラピーでは、オレンジが大きな効果をあげました。
オレンジは人生の視野を広げます。セラピーでは、進歩の遅い子どもを刺激するために、オレンジのカーテンやクッションが用いられました。
遅れの度合いによっては、オレンジを身に付けさせてもいいでしょう。
失語症の子どもに色つきレンズを眼鏡を使わせる療法がさかんに研究されています。
失語症にはさまざまな症状があり、それに効く色が異なりますが、とくに読書障害には効果があります。
明るくソフトな淡いピンクは、おねしょに効きます。
おねしょは子どもが愛されていないと感じるときにおこります。
この問題は女の子より男の子に多いことが知られています。
自分自身を嫌う時期に、おねしょをするのです。
最初からやり直すように、子どもに再びピンクを与えてください。
ピンクは男の子が自分への愛を取り戻すのを助けます。
気の毒なことに男の子には、生まれたときから甘えないようにプレッシャーがかかり、成長を妨げられながら少年になるのです。
多動症の子どもは、興奮しているときには、明るくソフトな緑、青、すみれ色に良い反応を示します。
緑とすみれ色は痛みや頭痛にも効く色ですこうした症状で寝込んだときには、ベッドカバーや寝巻きに使うといいでしょう。
寝室をこれらの色で装飾してください。
てんかんの子どもには、木の葉や草色の緑を、ソフトな淡いピンク、青と共に使います。
激しい発作のときは濃く強い緑にしてください。
病気や痛みの多くは心理的原因から起こります。
子どもの病気の原因となるようなストレスや恐れを和らげるには、太陽の金色を用いてください。
すみれ色(紫ではありません)は子どもを守る色として優れています。
すみれ色を寝室の装飾や床、それに衣服を使えば、子どもを安心させるのに役立つでしょう。
友達をつくれない子どもには、強いピンクがさくらんぼ色が友情を引き寄せてくれるでしょう。
ピンクの服を着た人は、よく人から話かけられるものです。
自分でためしてみてください。確かに効果があります。
ピーチは、家庭内の問題で悩む子や、苦痛を覚えている子どもをなぐさめます。
皆様のお幸せお祈り致しております☆
るか