2008/9/20
負けることは大事なこと☆ 囲碁


子ども達、この囲碁教室を
かな〜〜〜り楽しみにしているようで



朝の9時半までに
軽く部屋の片付け、朝のちょこっと勉強、三味線を
サササ〜〜〜〜〜っとやってしまいます。
...内心、普段からしなさいよっ

とか思いつつ、がまんがまん...

なんでうちのコたち、
こんなに碁にハマったのかね〜
なんて、この間
パパとも話してたんですけど、
「うちの家には
ゲームがないからじゃないの。」
というとてもシンプルな答えがでました

そう...。
DSとかのゲーム機はもちろん、
トランプ、オセロ類もないわ...
(正確に言うと、トランプ&オセロはあったけど
まったくやらないから引っ越しの時に捨てちゃった)
子供が2人ともゲームを楽しめる年齢になって
初めに与えられたのが碁だった、
という とてもわかりやすい構図のようで。
なるほど...

で、通ってる囲碁教室の先生なんですが
囲碁を通して、本当に大切なことを
子ども達に教えてくださいます。
対局時の作法もそうですが、
対局を見てるときの作法も。
麗なんてとてもシンプル思考のおこちゃまなので
勝つときはすごくうるさいくらい盛り上がる


負けそうな時はその逆でイライラ

これまで、あまり勝ち負けを意識して生活する必要がなかった
麗にとって、「負ける」という体験が
圧倒的に少なかったからか、ふてくされ度が
度を超してるんですけど


先生は、
「負ける体験の少ない子供っていうのは
大きくなった時に、失敗したりした時這い上がっていく力が
養われてないから大変なんです。
だから今、負けた時の気持ちや
そこからどうしたらいいのか、
と考える力をつけることが大切なんです。」
というようなことをおっしゃっていて
な〜る〜ほ〜ど〜〜〜〜


と深く感銘。
麗が負けた時、

勝ってやるっ

ってすごく闘志むき出しにしてるんですけど
そんな姿も私、初めて見たかも、です。
...運動会のかけっこで
「やっほー!」って手を振りながら走るような
のほほんな子なので

勝つことも大事だけど、
負けることも大事。
人間、窮地に陥った時に発揮されるパワーこそ
真価を問われるものなのかもしれません。
ゲーム自体が複雑でおもしろい囲碁ですが、
麗とちび桜が学ぶのは
どうやらルールだけではなさそうです...


またまたいい先生と
めぐりあってしまいました...







