昨日はカラッと晴れて気温が上がった割に湿気が少なくて過ごしやすく「熊本の夏が毎年こうならイイのに」と思ったが、今日は一転断続的な雨模様。気温も低く振り方もさほど酷くないが湿度が上がってきて不快指数がやや高い気がする。
仕事もなくなったのだがなんだかんだと模型製作は進まず。イイワケ。
ヴァイパーは少し早いがパテを削り始める。雨さえ降らなければそろそろ塗装か?進捗率70%くらい。
午後からマイカーのオイル交換へ行く。車体も洗いたいけど雨空なのでしばしお預け。
ところで一昨日発表されたカメラが気になって気になって。
富士フイルムのファインピックス リアル3D W1と言うカメラ。デジカメ初のステレオカメラである。画像はフジのサイトからガメました。実は私がデジタルでの登場を待望していたカメラなのだ。とは言えフィルム時代のステレオカメラについても知る人は少ないだろうけど。ちなみに現代ではステレオではなくて3Dと称する様だ。もちろん以前も3Dとも言うには言っていたけど。
ステレオカメラとは簡単に言えば水平に2個撮影レンズを装備し同時に同じ画像を2枚撮影するカメラである。レンズの間隔を人間の眼の左右間ぐらい設定してあるので視差が出来、作られる画像を左右の眼でそれぞれ観る様にすれば立体画像が得られる。普通は専用のビュアーを使ったり、映画用なら偏光メガネ等を使って鑑賞するのだがちょっと訓練すれば裸眼でも体感出来る。
裸眼立体視の「訓練」とは両目のシンクロコントロールを自力で調整する事である。有り体に言えば眼を「ロンパリ」させる事?普段我々はモノを観る時、両目で見た映像が二重に見えない様に距離に応じて左右の眼の視軸を無意識に調整しているのであるが、これを自分で「寄り目」または「離れ目」が出来る様にコントロールするのだ。慣れればさほど難しくないのだが、まれに上手く出来ない人もいるらしい。そう言う人はビュアーを使うしかない。
しかしもう一つ立体視出来るモノがある。表面に縦筋の沢山入ったプラスティック製のフィルムで覆われた写真を皆さんもお菓子のオマケや観光地のお土産などで見かけた事があると思う。立体的に見えたり見る角度で絵が変わるヤツだ。ツウの間では「レンチキュラー方式」と言われる立体写真技術で左右の視差を利用して二種類の画像を縦長に切り見える角度に応じて貼り込んである。モノによっては3枚、4枚使っているモノもある。
コレはそのレンチキュラー方式の立体画像を使った切手である。今から35年程前友人から譲って貰ったモノだ。「譲って貰った」と言うよりは「強引に交換された」という記憶がある。家族などからは「切手ではない」とか「騙された」とかサンザンな事を言われたが、今になってみると額面も入っているしUMM AL QIWAN(アラブ首長国ウム アル キウェイン)と国名も入っているので切手で間違いないだろう。友人も「珍しい」と言っていたし今まで立体写真の切手って他では見た事がないので確かに珍しいモノだろう、か?ebayで調べたら多少は珍しいがさほど高額なモノではないらしい(T_T)。やっぱ騙された?
さて、話は戻ってリアル3D W1ではカメラ背面のモニターと別売専用液晶モニターで簡単に立体視出来るらしい。しかも数百円でレンチキュラー方式の立体写真もプリント出来るという!専用ビュワーも訓練も必要のないお手軽なステレオカメラの登場だ!しかも2Dの写真も撮れるし、その場合左右で撮影設定やレンズズーム値も変えることが出来たりするので非常に面白いことになりそう。また二度撮りすることによって「ハイパーステレオ」的な使い方も出来てもう興味津々である!
ココまで来たら絶対買うつもりではいるけど、それが明日なのか来月なのか半年後なのか一年後か、はたまたW1の後継機種になるか・・・兎に角もう少しお金を貯めなきゃである。

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