つーワケで
観てきました、シン ゴジラ!
でもなんでシン ゴジラなんだろ?新しいって意味?日本で作ったから真の意味でのシン?それとも神?それとも心?
因みに熊本弁で新しいモノのことを「あば」という。新し物好きのことを「わさもん」と言う。なので今回は「アバ ゴジラ」なのだが(汗)。
前記事のコメント欄にも書きましたが、評価的にはうーん82点くらい。個人的には結構気に入っている部類だが設定資料集を10584円出して買う程ではないかと思う。ちょっと欲しいけど(汗)
実はネットショップで設定資料集を見つけて買いそうになったのだが、まだ本編を観たことがないのに設定資料集を買うのって変じゃないか?と思い直して一旦キャンセル、先に映画を観てきて良かったら買おうという事にしたのだ。
映画を観ると言っても地震の影響で現在熊本で営業している映画館って3館だけらしく、そのうちシン ゴジラをやってる所ってトーホーシネマズ宇城のみだった!片道一時間くらい掛かるよ、参ったね。わざわざ時間掛けてガソリン使って行く程のことなのか?と自問自答しながら映画館へ向かった。到着はギリギリとなり、扉が真っ黒なので入り口さえも判らない。何しろ初めて行くのだからね。それでも何とか劇場に滑り込み、予告編の途中から着席出来た。真っ昼間で観客は30人程。意外と人気無いの?カップル連れとオッサン単独鑑賞ばかりで子ども連れはない模様。
で映画観覧後、うーんどうすっかなあ・・・5〜6000円だったら買うけど10000円超だから止めとこうかという気になった・・・
何が気に入らないかというと、また先にも書いたがどうも人間ドラマがイマイチ気に入らないのである。
ゴジラのヴィジュアルやCGやおよその設定、ストーリーなどは結構イイと思うのだが、どうも登場人物に感情移入しづらいのである。自分でも良く判っていないと思うが、多分ドラマ部分が基本政治映画、会議映画であり、時間が足りないので早口で事が進行するためか、登場人物の生活感が見えてこない所に不満があるように思う。ドラマ部分で一番気に入ったところは平泉成演じる総理が官僚閣僚との折衝が長引き「あー伸びちゃったよ〜」とラーメンを眺めるシーンである。どうもここが一番人間くさくて良い、と思える。
しかし、ゴジラのCGなどはなかなか良い。ハリウッドに負けないくらい、いやそれ以上の出来かも知れない。あちらはやたらハデハデに仕上げたがるが、こちらは何か擦れた感じの仕上がりで違和感がない。ゴジラの放射能炎も美しくて感動してしまった!
また随所に庵野っほさが出ていると感じてこれもなかなかニヤニヤしながら鑑賞出来る。ゴジラがほぼ無敵っぽいのもイイし、宇宙人とか怪獣とか超科学的な何かが現れてゴジラを退治するのではなくて人間が何とか対処していくところも初代にゴジラを踏襲していてなかなか良いと思う。第一、登場人物が誰もゴジラのことを知らない世界というのが良かった!
でまあ、実は結構気に入っているのだが設定資料集はねえ・・・やっぱ高杉。

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