先日ヤフオクでこんなモノを手に入れた。
本日到着、ベッサマチックズーマー!正確にはフォクトレンダー・ズーマー付きのベッサマチック!
いやその、買う気なかったんだけど、キタナイけど、安かったんで、つい。
と言うより、持ち主が「あの」
田中長徳氏だったんで!つい!アナログカメラを使っていた頃は良く氏の記事を読んでたなー。一番古い記事は35年程前に読んでるのでかなり懐かしい。このベッサマチックだって雑誌などで何度か登場しているはず。
ズーマーは36~82mm/F2.8と言う明るいけどズーム比の低いレンズだが、世界初のスチルカメラ用ズームレンズである。カメラもレンズも薄汚れていたが磨けば結構キレイになりそうである。動作もスムーズで問題ない。西ドイツ製と言うのも懐かしい響きだ。
20年くらい前か?このデッケル社製コンパーラピッド・ヴァイトと呼ばれるレンズマウントの機種検知ピンを削るなどして無効にすればコダックやツァィスイコンなど他社製の同マウントレンズも使えるというのでクラシックカメラファンの間でたいそう注目された事がある。そうした流行があったお陰で今でもデッケル社製レンズのマウントアダプターが簡単に手に入る。
ちなみにファインモールドのプラモになってるデッケル万能フライス盤FP1を作ったのも同じくデッケル社である。精密機械を生産するために自ら作った工作機械だと言うのでこれまたオドロキ。

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