さて、石垣の工作の詳細。
画像を見ながら石積みパターンをペンで描いていく。が、いちいち見ながらやってると時間が掛かって仕方がないので早々に諦め
ペン型のニクロムカッターを使ってパターンを想像力で刻む。角の隅石の部分だけは一応画像を参考にした。
およそ終了。崩壊した部分を切り取る。
一本石垣の部分以外は出来上がり。内部の土砂は別の発泡スチロールで造形。
内部はスチレンボートで組み、その上に発泡材を載せた。
板壁の製作。1mm厚5mm幅の板を貼り合わせ、縦に溝を刻んで桟木を接着する。
分解構造となる北側建屋東の壁完成。
石垣部の塗装完了。塗料はリキテックスを使った。まずリキテックスジェッソで下地塗りをした後、石垣部はベーシックスアクリルのニュートラルグレーを筆塗り。その上にレギュラーカラーを塗装した。昔描いてた水彩画の感覚を思い出して楽しかった。
屋根となる1mmプラ板を現物合わせしながら切り出し仮組みしたところ。
いよいよ丸瓦表現としてハーフラウンドの丸棒を接着していく。
一階の白い部品はエバーグリーン製3.2mm。グレーの部品はウェーブ製3mm。ウェーブのパーツだと半額程で済む。
水性ステインで板壁を塗装。黒だけで塗るとただ単に黒くなるだけなので先に茶系の色を塗ってその上から黒を部分的に塗る予定。このままだと失敗塗装だ。
東側軒屋根以外は丸瓦表現完了。
屋根部分の塗装完了したところ。色はMr.カラー軍艦色2。目地漆喰表現もしたかったがとても間に合いそうにないので割愛。漆喰壁と一部板壁も制作中。
バラしておくと場所を取るので組み立てておいて寝る。
地面基礎部分を塗装。コンクリートは軍艦色1、鉄骨は調色で錆止め塗料っぽいのを作った。H鋼なので意外と量が必要だった。
南側の板壁残り部分。この板壁作りが大変だった。これを作る時間だけはどうしても必要で手抜き出来ない。それで4日連続徹夜になった。
東側の板壁完成。
最後は石落とし部分の板壁が残る。徹夜4日目の朝の時点だ。ヘトヘトだがもう間に合わせるしかない!
破風下の壁の構造。プラ板部分は漆喰壁で塗装済み。色はツヤ消し白と電車内部のグレーとフラットベースで作った。
再び板壁の塗装。取り外し式の壁でテスト塗装を施し、納得したので今度は他の壁を塗り始める。この時点で発送当日10時位かな。夕方までには送らないとヤバイ!
上二層の板壁塗装終了。なかなか良い感じになった。
発送前の作業が終了したところ!地面部分にはタミヤの情景シート芝生を貼った。この時点で午後3時くらい。
まだカウンターウェイトが足りない問題は解決しておらず、鉄の腕後部に板鉛を載せている。
懸魚の飾りはまだ作っていない。
右端台の上に乗っているのが出入り口の庇屋根パーツ。両面テープで留める様に細工していたが静岡で見つからなかったので付けずに展示。
ちなみに実物にはあるコンクリートのベタ基礎は省略。
西側の仕上げはほとんど省略。寂しい気もするが内部の作り方が判ってそれなりに楽しい?
楽しいだろ?
なっ?
と言う事でこれから梱包作業に入り、1時間半程掛かって箱詰めして佐川の営業所に持ち込んだ。外は土砂降りで発送作業は困難だったよ。

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