天気が持ち直してきたので艦橋見張り所などにリノリウム張りの塗装を行う。実際は昭和19年当時、防火の見地から敷物は全て撤去されたらしいが「模型映え」優先という事で。少しでも色味が変わると良いアクセントになる。
で只今マスキング地獄!これがヒジョーに面倒くさい!でもまあ、もうじき終わる。
リノリウム色塗装後、マスキングを行う前にラッカー薄め液などを買い出しに行く。DEODEOでクレオス・レベリング薄め液だけ買うつもりだったが、先日折った罫描き針を見つけて、つい買い直し。
こんなに違うじゃん!今度は大事に使わなきゃあ・・・・
その後カメラ店に寄ったのが運の尽き!
ジャンクコーナーに「落ちてた」ペンタックス Spotmatic F。実用にはちょっとキビシイSPFボディとカビだらけの標準レンズ、各500円。合計1000円。たとえジャンクといえど、工業製品としては当時かなり真面目に作られた機械だ。SPFは大衆機だが「モノ」としての仕上がりが良くて、1000円なのは「お買い得」に感じてしまう。しかも完全な「不動品」ではなく、愛嬌程度に稼働するのがいじらしい。
今は「ゴミ」だが、あと10年以上経つと「珍しいモノ」になっちゃうんじゃないかなーとか予感する。デジタルの普及でフィルムカメラの肩身は今や相当狭くなってしまったが、カメラのデジタル化が拙速すぎた感がある。SPFはともかく、最新のフィルムカメラでさえ時代遅れにしてしまったデジタルの勢いは最早罪である。

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