リクエストがあったので、私が最近受けたレーシックのお話をします。
以前の視力は0.04でした。そうとう悪かったのです。
そしてサーがレーシックをやったのをきっかけに私もすることにしました。
初めに驚いたのが手術を受けようとする人の多さ。
検査も手術も完全予約制だから長時間待たされるわけじゃないんだけど、とにかく待合室も検査の部屋も人がいっぱい。
従業員の数も相当多い。
検査室もまるで迷路のように広い。
そんなこともあり、あまり不安な気持ちにはならないのだ。
これも会社側の策略かもしれない。
まあそれはいいとして、検査から手術までの概要を詳しく書きます。
まずは術前検診。
これはかなり時間がかかりました。
手術当日よりもよっぽど長かった。
何をやるかというと、とにかくあらゆる目の検査。
要するに手術をできる目の状態かどうかというのが第一。
そしてできそうな場合、レーザーをどのぐらい照射するか、とか角膜の厚さはどうか、とか調べてる(んじゃないかな?)
コンタクトやめがねを作る時のおなじみの検査もあったけど、なんじゃコレ?という初めて見る機械での検査もあった。
一番奇妙だったのが角膜を触る(?)検査。
何が奇妙かって、点眼麻酔をしたことなんだけど、その感覚がちょっと微妙。
痛いわけじゃないんだけど、なんだか涙が出てる感じ(実際出てないのに)でうっとうしい。(20分ぐらいで元に戻るんだけど)
とにかく3時間にもわたる検査(待ち時間も結構あったけど)が終わると、最後に医師から手術が可能かどうかが言い渡される。
OKだったら帰りがけに手術の日を決める。
ただし、手術をした翌日は術後検診があるので、手術と術後検診とで2日間予定を空けられる日を選ばなければならない。
無事日程が決まればその日は終了。
ご紹介クーポン券やネット上で配布しているクーポン券があればその日の会計は¥0です。実際お金払う人っていない気がする。
ちなみにネット上で配布しているクーポン券より、ご紹介クーポンの方が割引率が高いです。
そして手術当日。
最終検査のため、手術の一時間前には現場入り。
手術の後の薬説明を受けます。
→手術後に自宅で使う目薬や飲み薬、帰り道用の保護目がね(花粉症対策眼鏡みたいなやつ)、寝る時に装着する保護具(テープでとめる眼帯、虫の複眼みたいなやつ)をもらい、使い方を習います。
検査自体は、術前検査との相違がないかを確認するだけなのですぐに終了。この時第1回目の点眼麻酔がされます。(術前検査の点眼麻酔と同じようなもん、余裕)
会計と翌日検診の確認。友達紹介だとネット上クーポンより5千円も安くなります。
(とにかく手術が終わったら何もしないで帰れるように全てを終わらせておくみたい)
諸手続きが全て済むと、いよいよ手術です。
名前を呼ばれドキドキしてたんだけど、まだドキドキは早い。
まずは、壁のほうを向いたリクライニングチェアーがたくさん並んでいる薄暗い部屋で追加の点眼麻酔。
麻酔が完全に効くまでリラックスして待機(なんて、リラックスなんてできません。ここでドキドキ最高潮でした)
どのぐらいだろう?10分から15分だったかな?緊張して時間の感覚ありませんでした。
入り口のドアが開いて名前が呼ばれ、ひとり、またひとりと手術室へと向かっていくのです。
遂に自分の名前が呼ばれ、更に点眼麻酔をされて手術室へ。
まずは角膜のフラップを作る工程。
仰向けになって目を開けておく開眼器なるものを装着すると、機械が目に近づいてくる。
でも何と言ってもまだ視力が悪いもんだからなんだかよく見えない。
そして機械を目に押し当ててる感覚。
痛みはないけど、「ちょっと〜あんまりギュッて押さないで〜」っていう感覚。
そんで、「緑の点が見えるのでそれを見ててくださいね」と指示される。
点?確かに緑色を感じるけど、点は見えない。なにしろまだ視力が悪いもんで、って言いたくなっちゃうけど、とにかく緑の方向を凝視。
「あ〜そんなに押さないでよ」って思ってるうちに何も見えなくなる。
かなり不安になったけど、「何も見えなくなりますからね」とお医者さんが言ってくれるのでちょっと安心。
安心と言えば、この時、助手のような人が、逐一、
「15%終了・・・50%・・・75%・・・終了です!」(100%終了までにホンの十数秒ってとこなんだけどね)
みたいな掛け声を言ってくれて、これはかなり助かった。
こんな作業を両目に施したら、歩いてすぐ隣の部屋へ移動。
この時の視界はまるで水中のよう。
次はいよいよレーザーを当てる工程。
これは押されることがないので、余裕です。
まずフラップ開けます。これは目の表面をちょっと引っぱられる感覚。痛くはない。
そしてまっすぐ直視するよう指示が出ます。
(私の推測では、ここでいかに直視できるかで、視力の矯正度が違ってくるんではないかと思う)
とにかくよく見えないながらも頑張って直視!
ここでもレーザーを当てている間、助手が、
「残りあと15秒・・・10秒・・・5、4、3、2、1、終了です」
ってカウントダウンしてくれました。これが精神的な支えになりました。
最後にフラップを戻すと終了。
まだなんとなく白くにじんでる感じはするものの、この瞬間から見えます。
この後薄暗い部屋で目をつぶったまま15分ぐらい休憩。
正直15分は短いと思った。手術を受けたことによる軽いショック状態は15分じゃ回復できなかった。
けどとにかく最後にその薄暗い部屋の片隅で医者がちょっと検査しておしまい。
そのまま帰宅です。
はっきり言って勝負はここからだと言っても過言じゃありません。
帰りの電車で早速、「痛った〜、いてててて・・・」激痛じゃないけどしみる。
目薬の説明で、痛みがひどい時に使うようにと言ってた痛み止め(麻酔)を早速使いました。
この痛み止めは「乱用しないように」と言われたけど、気にせずどんどん使った。
乱用防止のために、この痛み止めはもともと容器の四分の一ぐらいしか入っていないんだけど、結局使い切らなかったから、見た目より意外と入ってるんだと思います。
その後3時間は定期的に痛み止めをさし、夜になって寝て、翌朝起きてからは一度も痛み止めを使わない位に回復してました。
手術しただけあって、もう全快、って感じではないけど、視界はくっきり。
ちょっと感動です。
そして翌日は術後検診。
角膜の修復具合を見てすぐに終了。
あとは一週間後、三ヵ月後、半年後、と検診があるけど、ここからは家から近い眼科を紹介してもらえます。
ざっとこんな感じですが、私は特におすすめしている訳ではありません。
術後は痛いし、お金はかかるし。
どうしてもやりたい、という人の参考にどうぞ。

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