2016/5/18

ロンドン・スパイ 再見  London Spy

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届いたイギリス版DVDと、ネトフリの1ヶ月無料お試しを組み合わせて「London Spy」を久々に見ました。リアルタイムで観ていた時には夢中のあまり冷静さを欠いていたのか、今見直したら、あの時に見えてなかったものが見えました。

まず、私にしか全く意味のないことですが、テレビ局の女性と入ったカフェの内部が上の写真です。なぜかこの図、今気づきました。

この「Regency Cafe」は、何度も書いてますけど私が住んでたフラットの3軒隣あたりでして、去年の夏ロンドンへ行った時に巡礼してきました。その時私が座ったのが、上の写真の左奥の席でした。そして、このまさしくダニーなベン・ウィショーさんが座っている席は、私の目の前左側に見えたのですが、その席は椅子が壊れていたんですよお!座れなくなってました!London Spyの撮影は2015年の初め頃だったので、私が行った時にはすでにそこにウィショーさんが座った後で、一体あの椅子に何があったというのでしょう?!


それから、リアタイの時、セリフの和訳までしてたのに、なぜか気づかなかったのは「アフリカ系アメリカ人のおっさんが『君の健康はかけがえのない財産だ』と言った後口から飴のようなものを出して、紙に包んで地面に置いていった。それをダニーが拾って周りを削ったらカプセルが出てきた。」というシーンの意味。
それと「フラットメイトにダニーが『あなたの薬を見つけたわ。なぜ言ってくれなかったの?』」と言われるシーン。

この二つはつながっていたのですよねー
それはそれぞれその次のシーンでわかったはずなんですよね。

おっさんの警告

警察で殺人容疑者として尋問されるダニー(その時に血液検査で針を刺された)。

フラットメイトの話

クリニックで、ダニーがHVI感染陽性と診断された。

ただ、こういう風にさりげなく表現してあるので、それを読み取るのが面白い作業とも言えますね。私もこうして「やっとわかりました〜」と白状してまたロンドン・スパイについて書く楽しみができたわけですし。



ところで、ネトフリは高画質でも1ヶ月950円で見放題だと初めて知りました。ベーシック画質なら650円です。お手軽なんですね。BBCが英国発信の配信サービスを始めるというニュースを見ましたが、是非グローバル展開してほしいものです!
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2015/12/22

London Spy 脚本感想  London Spy

London Spyエピ1の脚本が、エピ3放送くらいの時に公式に公開されたのは知っていたのですが、私はドラマを全部見終わってから読んでみました。

BBCのページからDLできます → メモ

実はハムレットは別として映画やドラマの脚本をちゃんと読んだのは初めてです。
英語の台詞を知りたくて部分的に台詞だけ読んだことはあったんですが、このLondon Spy エピ1は台詞よりもト書きの方が多くて、なんとなく読んでたら、すごくすごく面白いじゃないですか!

Final Shooting Scriptということなのですが、ドラマにないシーンもあって、それはつまり撮影はしたけど編集でカットされたと?誰も見てないシーンがこの世に存在すると?わあああ、それは円盤に入れて欲しい!だって、ネタバレひとついいですか?

DannyとAlexが出会ってまもまく入り江にピクニックに行ったシーンで、DannyはスニーカーがドロドロになってしまってAlexに立派なソックスをもらうんです。そして「これで僕はふたつもプレゼントをもらっちゃったのに僕からは何もあげてない」とキスをしようとする・・・というシーンが!エピ1を見てのこのドラマの私の感想は「純愛もの!」というものでしたが、やっぱり正統派の昔の少女まんがではないですか。

人物の描写からしてDannyとAlexのことは「ハンサム」ときっぱり、各人の服装もきっちり書いてある。まあ主人公ふたりはハンサムじゃないとストーリー成り立たないけど全てのヴィジュアルはぜーーんぶトムさんの頭の中に出来上がってたんだ!

ロケーションの説明も具体的で詳しく、Alexはチェルシー、Scottieはハムステッドに住んでいるとも。Dannyの勤務先の倉庫の場所も。

人の視線から背景のカメラアングルみたいなことまで書いてある。

そしてそして、ト書きには、人物の心理描写も詳しく書いてあるんですね?!
それはどんな脚本もなのか、このドラマに限るのかは私にはわかりませんが、まるで本を読んでいるかのように(一種の本か)キャラクター達の感情がわかります。逆に言えば、私にはドラマを見ただけではそこまで読み取れなかったということで情けない。

ここからもネタバレきますよ。
特に感動したのはScottieのDannyへの感情があんなに強いものだったことでした。もちろんドラマからもそれはわかるのですけども、半分親のような愛情でもあるのかと思ってましたが、完全に恋愛感情だった・・・最終的には恋愛も親の愛も同じかも知れませんが、切なさとか全然違いますよぅ。

それを踏まえて、Scottieがドラマで初登場する時、DannyはAlexに出会って浮かれてて仕事帰りのScottieを待ち構えてて彼の話をするのに、Scottieの腕組みをしてと書いてあるんですね・・・そうでした?腕組んでた?出会いのキスは覚えてるけど歩きながら腕組んでたの?そんなかわいかった?Scottieの心情察すると、腕組まれながら聞かされるのは新しい恋の話〜!


見て確認したいのに、円盤はあと半年後って、どうしてどうしてそんなに遅いのでしょうか???いつもBBCドラマは終わると10日後くらいに出てますのにねえ。



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2015/12/13

London Spy 全編感想  London Spy

最終エピの和訳、なかなかピッタリ来る日本語が思い浮かばず後半は約1日がかりとなってしまいました。よく翻訳には日本語の語彙とセンスが重要と聞きますがホントですね。しかしやはりその前に、まず英文の意味もわからなくては日本語のステップにも行けない。そんな修行もできてないつたない和訳を読んでくださってどうもありがとうございました。

その翌日はスペクターを見に行ってQポスターをもらって、その後シャーロックのムビチケを買って、さあこれで安心!と思ったとたんに具合が悪くなり、その日の午後はずっと具合が悪くて飲まず食わずで寝てました。やることやって燃え尽きたのか・・・と思ったら、まだLondon Spyの感想を書いてなかったではないですか?!

感想・・・と言ってもあまりに沼底で溺れてたので何から書いていいかわかりませんが、なんかね、夏のバッカイで熱も高くなっていたウィショーさん等身大のような(実はドラマの設定年齢は20代と実年齢と少し違うけど)姿を見るのが気恥ずかしいという不思議な感傷もありました。王様の役、神様の役、時代劇は安心して見ていられるけど、現代のロンドンだとなんかリアルで。それはファンの考え過ぎかと思っていたら、BFTAのQ&Aでも、「この役づくりにはどういう準備をしたか?」という質問に対してウィショーさんは「ダニーにはとても共感を感じたので、何も準備は必要を感じず、その時その時降りて来る感じをつかんで演じた」ということを言ってました。それと「スコッティのような人に実際に出会ったことがある」「愛に飢える感情はとても理解できる」とも。・・・ああ、やっぱり考え過ぎの妄想だけではなさそうだ、とちょっと安心しました。

やはり一番心に残ったのは、ダニーとアレックスの会話でした。魂と魂が求めあう力を感じて、いちいちジーーーーンとなりました。

スコッティとダニーの間にあった愛も良かった。私は途中で、スコッティはダニーへの愛のためにこの事件を仕組んだんではないか?!と疑ってしまったのですが、いやいやごめんなさい、彼はダニーに自分のものを残してこの世を去ったのですよね。彼の見立てた美しいカッティングの服とシックな車で、精神的にも強くなったダニーはとてもかっこよく成長しました。

台詞は、恋人達の会話だけでなく、アレックスの「ある男の話」もよかったですね。あれを最後にダニーがフランシスに話した時には胸が震えましたね。

それと、フランシスが、「(アレックスを自分達の子供としてスパイに育てることを)チャールズは私が説得した」と言った時、ダニーが「あなたになら、誰でも、どんなことでも説得できるだろうね」と言いました。
そしてトランクの中のアレックスに話しかけて、アレックスの答えが嘘発見機にかけられ全て嘘と判定だれた後にフランシスが「私が説得するわ!」と泣きながら訴えた。ダニーの言葉に反して、アレックスのダニーへの愛をやめさせることは説得できなかった・・・・

いろいろ書きたいことはありますが、今日は最後にひとつ文句も。
例えばダニーのフラットの窓から見えた裏窓の謎。あれは結局、おそらく監視されていたのでしょうが、最後まではっきりとはダニーにも視聴者にも明かされませんでした(よね??私だけがわかってない??)。
そういうスッキリしない小さいことも多かったw
例えばマーク・ゲイティスさんちの官能の館とかw
ま、ああいう怪しい世界もダニーちゃんには過去の事よ、という意味ですか。


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2015/12/11

London Spy5 和訳(フランシス)  London Spy

後半です。ダニーは「HIVと共に生きる」セミナーに出席して、なぜ感染する経緯に至ったかを10人くらいのセッション参加者に語ります。(スパイ殺人も彼らの前ではたいしたことではない=誰もその話に驚かないのがショック・・・人のスパイよりも自分のエイズの方が重要事項だよね)
セミナー参加者のひとりを迎えに来たやさしい親御さんを見たダニーは、自分の家族写真のシュレッダーをマッシュアップしてみる。愛されなくても家族・・・
そしてー

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(アレックスの実家)
Frances: I rather thought it might be you.
あなたなんじゃないかって思った。

D:Is it too late to talk?
話があるんですが遅すぎます?

F:Too late? Perhaps it is.
遅すぎ?そうかもしれない。
(杖を討つCharlesに)What harm can it do?
そんなことして何の危害になるの?

Charles:What good can it do?
そんなことして何のためになるのか?

F:"What good"? What possible good? What good can any of us do?
「何のため?」何がありえるかしらね?ここの誰かが何かためになることできる?
Better leave him be. He's just a boy.
彼には口出ししない方がいいわ。ほんの坊やよ。

C: Just a stupid boy.
ただの馬鹿な坊やだわい。

F:I take it you have something you wish to discuss? More than that --
私とどうしても話したいことがあるんでしょう? 話以上にー
you intend to accuse me?
私を告発するつもり?

D:I have a question.
ききたいことがあって。

F:A question. I'll permit a question. But just one.
ききたいこと。きいてもいいわよ。ひとつだけなら。
That will be all. We both loved him.
それで終わり。ふたりとも彼を愛した。

D:Yes.
はい。

F:Can't we pretend, for a while, that's all we need to say?
ふりをしない?ちょっとの間だけ。それしか言う事はないふり。
(フランシスの手をとり近づくダニー)
There was always something of the mystic about you.
あなたにはずっと神秘的なところがあったわね。
Fortune teller-soothsayer, a person who knows nothing, yet sees everything.
占い師ー予言者、何も知らないのに、全てを見ている者。

D:Alex was the last person to hold your hand.
アレックスはあなたの手を握った最後の人。

F:Question?
質問?

D:Statement.
発言。

F:Yes. Yes, he was.
ええ、そうだった。

D:You blame me for his death.
彼の死を僕のせいにしてるね。

F:Question?
質問?

D:Statement.
発言。

F:Yes. Yes, I do.
ええ。そうよ。

D:How can you blame me ..unless you know why he was killed?
彼が殺された理由を知らなかったら、どうして僕のせいだと言えるの?

F:It is a good question.
いい質問ね。
For all your efforts, all your loss, all your grief and sacrifice ..you have nothing.
あなたの努力、喪失、悲しみ、犠牲の代償には、何も得られない。
You accept I'm continuing this conversation solely for my own personal reasons?
私がこの会話を続けるのは単に私の個人的な理由だということを受け入れる?

D:Which are?
と言うと?

F:It's very important to me that you understand how much I loved my son.
私がどんなに息子を愛していたかをわかってもらうのはとても重要なのよ。

D:Show me his room.
彼の部屋を見せて。

F:Alistair spent more time in this room than any other.
アリスターはいつもこの部屋で時間を過ごしていた。

D:How do you know? How?
どうしてわかる?どう?

F:No! No, no, no! Stop No! No, no, no, no! Please..
だめ!だめ、やめて!だめ、やめて、お願い・・
Because he was my spy. I made him a spy.
彼は私のスパイなんだから。私が彼をスパイにした。
I told you, my husband was an important man.
私の夫は重要人物だったと言ったでしょ。
An important man, with a second-rate mind.
重要人物、だけど心は二流だった。
We were together at Cambridge.
ケンブリッジでつき合ってた。
The tutor who recruited him was as blind to my talents ..as he was to Charles' flaws.
彼を勧誘した教師は私の才能に気づかなかった・・チャールズの欠点にも。
Nonetheless, in the gentlemen's club of MI5, Charles flourished,
それでも、MI5の紳士クラブで、チャールズは活躍したわ。
while I was relegated to ..hosting dinners and cocktail parties for his spies.
そのかたわらで私は・・彼の仕事のディナーやカクテルパーティーで接待をさせられた。
'Three moles at the heart of his organization '..and Charles didn't see them.
彼の組織にはモグラが3人いたけど・・チャールズは気づかなかった。
' They were men like him -- talked like him, dressed like him, fucked like him.
みんな彼と同じような男・・話も、服装も、セックスも似たり寄ったり。
Well, two did, anyway. They were his friends.
ま、2人はしたわ。彼の友人達だった。
Agents were lost, operations compromised.
諜報員は失策、作戦は危険に陥った。
When the three finally defected, we were disgraced, removed from the service,
その3人がついに亡命して、私達は免職され、活動からはずされ、
exiled from power, left to rot in this place, guarded night and day by agents,
権力から追放され、この土地で朽ちたまま、昼も夜も工作員に監視され、
for fear that we too might be traitors.
私達も反逆者ではという脅威から。
I took to drink, for a while. I became promiscuous, for a while.
しばらくの間飲酒に走った。しばらくの間は淫行に。
Scandal engulfed me. I couldn't go on behaving that way.
スキャンダルに巻き込まれた。私はそんな行動は続けられなかったわ。
You either step into the abyss ..or step back from it.
あなたもまたこの深淵に踏み込んで・・それともそこから引き返したか。
You cannot walk along its edge for long. You know this edge? Don't you?
その境界を長く歩き続けることはできない。この境界を知ってるでしょ?

D:Yes.
はい。

F:Yes. Alex was your step back?
そう。アレックスがあなたを引き戻したの?
He was mine, too. I decided to have a child.
私にも彼だった。子供を持つと決めたわ。
He'd be my future, my saviour, my second chance.
彼は私の未来であり、救世者であり、第2のチャンスだった。
I'd make him into the spy I should've been.
彼を私がなっていたはずのスパイに仕立てた。
My spy, made by me. It was a mistake.
私のスパイ、私に作られた。それが間違いだった。

D:Not a lie. Not the truth.
嘘ではない。真実でもない。

F:For once, your intuitions let you down.
たまには、あなたの直感もあなたをがっかりさせるのよ。

D:You decided to have a child? What, fuck old Charles and see what happens?
子供を持つと決めた?なに、チャールズじいさんとやって何が起きるか待つ?
Not much of a plan, considering how stupid you think he is.
たいしたプランじゃないな、あなた彼がバカだと思ってたのに。
But luck was on your side. Your child was a genius.
でも幸運に味方された。子供は天才だったね。

F:Be very careful what you say next.
次言う言葉には慎重になりなさいよ。

D:I want to tell you a story ..about a man.
ある男の話があるんだ。
While other people were laughing and drinking ..this man would just walk...
みんなが笑ったり酒を飲んだりしてる時、その男はただ歩いた。
(アレックスの声が重なる)
Until he reached the exact same spot -- 'where he'd sit, with his back to all those people.
いつも同じ所にたどり着くまで・・そこで彼はみんなに背を向けて座った。
' And while he did everything to signal to the world that he wanted to be left alone
そして彼は、ひとりにしておいて欲しいと思いつく限りの方法で世界に合図を送っていながら、
'More than anything, 'he hoped that someone passing would understand 'that what he really wanted was the exact opposite.
何よりも求めていたのは、誰かが通りすがりに彼が求めているものは正反対なのだとわかってくれることだった。
' And that this someone would sit next to him ..Strike up a conversation.
そしてその誰かが彼の隣に腰掛けて、会話を始めることだった。
'I was that man.' You were that someone.
僕はその男で、君がその誰かだった。
Why was he so lonely?
彼はなぜそんなに孤独だった?

F:I put too much pressure on him. I made him too important in my life.
私は彼にプレッシャーを与えすぎた。私の人生で重要なものにしすぎた。
It was unfair. I see that now. No child can redeem their parents.
公正じゃなかった。今はわかる。子供は親の埋め合わせなどできない。

D:Hard to connect to people.
人とつながることは難しい。
Especially when you're not sure how they're connected to you.
特に人が自分どどうつながっているのがよくわからない時には。
For an hour or so, I hoped that my real parents were real parents.
1時間くらいの間、僕は実の両親が本当の両親だったらと望んでいた。

F:Daniel!
ダニエル!

Nunny:I was in a state. I didn't deserve to be his mum.
私は変になってて。彼のママにはふさわしくなかった。

F:Surely you can't be so conventional as to think there's only one way to bring up a child?
まさか子供の育て方には一通りしかないと思うほど型にはまってるわけないわね?
We are both his mother. Neither one less nor more real than the other.
私達2人とも母なのよ。どちらも劣らず一方より本物というのでもない。
I took care of his mind and she took care of his other needs.
私は精神を育て彼女はほかの部分の面倒を見たわ。

D:He didn't know?
彼は知らなかった?

F:No.
ええ。

D:Except he did. Didn't he? He knew.
でも知ってた。でしょ?知ってた。

F:On some level, maybe. He was very young when it happened.
ある程度は、かもしれない。あの時はまだ彼はとても幼かった。
At the time, she was working for me and stealing.
彼女はここで働いていて盗みをしてたの。
I went to her house, to threaten her with the police if she didn't return the items.
私は彼女の家へ行って、盗ったものを返さなければ警察へ行こうとした
I've never seen anything like it. No father, no mother to speak of
あんな光景は見た事がなかった。父はなく、話をする母もいない
She thought the boy disturbed, damaged by her drink and drugs.
彼女は障害児だと思っていた。彼女の飲酒と薬物が影響したと。
I saw how precious he really was. We came to an arrangement.
私には彼がどんなに稀少かわかった。私達は協定を結んだ。

D:"An arrangement?"
協定?

F:I would be his mother.
私が彼の母に。

N:I'd be his nanny.
私は乳母に。

He would be provided for in every way -- every opportunity, every comfort.
彼はあらゆる方法で提供された ー すべての機会、すべての快適さを。

D:And Charles agreed?
それでチャールズも同じ考えだった?

F:He resisted, initially. Then, he was persuaded.
抵抗したわね、最初は。やがて説得された。

D:You could persuade anyone ..of anything. Couldn't you?
あなたなら誰でも・・何でも説得できる。でしょ?

F:In this society, it's not enough to be born brilliant.
この社会では、秀でて生まれるだけでは十分じゃない。
I opened up a world that would've been closed to him.
彼には閉ざされていた世界を私が開けたの。

D:He didn't belong there. He's not you. He wasn't like you.
そこに彼の居場所はなかった。彼はあなたじゃない。あなたと違う。

F:Just a few years, that's all I asked, then he would be free to do whatever he wanted.
ほんの2、3年ほど、頼んだのはそれだけ。そして彼はどこでも好きな所に行けたの。

D:Such as end all lies?
嘘を全部終わらせるとか?

F: Oh, such a sentimental, ridiculous notion.
まあ、なんて感傷的で不合理な意見。
I warned him. I tried to save him. I tried
私は彼に警告をした。私は彼を救おうとした。私は・・

(ダニーがアレックスのフラットを尋ねた夜)
組織のひとり: Mrs Turner.

F: Alistair?

A: OU

F:Shh.

A:Frances!

F:Shh.

A:Aghh!

F:Shh Alistair. Shh Listen, we have very little time. Listen to me.
シーッ、アリスター。聞いて、時間はほんの少ししかないの。聞きなさい。
You're in a great deal of trouble, but there is a way out. Do you understand?
あなたは大変な事になっているけど、出口はあるの。わかる?

A: I understand.
わかる。

F:It's all been arranged. This is a warning.
もう全部決まっているの。これは警告よ。
You'll go to America, for a few years, to work. A new identity. A new life. A new name.
あなたはアメリカに行き、2、3年働くのよ。新しいID。新しい生活。新しい名前で。
But you must leave everything behind. This project -- what were you thinking?
でも全ては置いて行かなくては。このプロジェクト ー 何を考えてたの?
All you have to do is say yes. You'll be flown out tonight. No belongings. No bags.
あなたはただyesと言えばいいのよ。今夜飛行機に乗るの。荷物もカバンも要らない。
Alistair, all you have to do is agree. All you have to do is agree.
アリスター、合意さえすればいいの。合意するだけよ。
(アリスターの叫び、泣き声)
Alistair? All you have to do is agree.
アリスター?合意だけすればいいのよ。

A:I agree.
合意する。

F:You will go to America?
アメリカに行く?

A:I'll go.
行く。

F:You must speak clearly.
はっきりと言わないといけないわ。

A:I will go to America.
アメリカに行く。

F:You will destroy your research?
研究は破棄する?

A: I will destroy it.
破棄する。

F:You'll never work on it again?
もう2度とあれには携わらない?

A:I'll never work on it again.
もう2度とあれには携わらない。

F:You'll leave it all behind? Alistair,
すべてを捨てるのよ?アリスター、
you must never make contact with anyone from this life again. Alistair?
ここの生活の誰にも2度と連絡してはいけないわ。アリスター?

A:His name is Danny.
彼の名前はダニーというんだ。

F:Danny.
ダニー。

A:I'll never speak to him again.
彼とは2度と話さない。

F This can be a new start for us, too. You'll hate me for a while. But I love you so much.
これは私達の新しいスタートにもなるわ。しばらくは私を憎むわね。でもあなたをとても愛してるのよ。

A:I love you too.
僕も愛してるよ。
Get me out of here! Get me out! Get me out!
ここから出して!出して!出してくれ!


(モニターで会話を再生)
モニター結果
1 Never work on Research again/2度とこの研究をしない
2 Leave it all behind       /すべてを捨てる
3 Never make contact with Danny /ダニーと連絡をとらない
4 Loves Frances        /フランシスを愛する
すべて「嘘」と判定

F:Well, it's wrong. It's wrong! I'll go back up there.
間違いよ。間違いだわ!もう1度あそこへ行く。
I'll talk to him. I'll explain. He'll listen to me. He didn't understand, that's all.
彼と話すわ。私が説明する。彼は私の言うことをきくの。彼はわかってなかっただけ。
I can persuade him. Alistair, Alistair Listen to me.
私が彼を説得できるわ。アリスター、アリスター、私の言うことをききなさい。
Listen to me Let me speak to him! Let me speak to my son!
聞いて。彼と話させて!息子と話をさせて!


(ダニーとの会話に戻る)
D: I know a police officer.
知ってる警察がいるよ。

F:You fail to grasp what has been done to you.
あなた自分に何をされたかわかり損ねたのね。
The fact that you know the truth is irrelevant.
あなたが真実を知っているという事は重要でないのよ。
No-one is going to publish anything you say.
誰もあなたの言う事を記事にしない。
No-one is going to investigate your claims.
誰もあなたの訴えを検証しない。
No-one will believe you.
誰もあなたを信じない。

F:But they'll believe you. You're his mother.
でもあなたのことは信じる。彼の母親だ。
What do you owe them? You gave them your son!
彼らに何の負い目がある?彼らに息子を差し出しておいて!

F:Tell me ..were I to agree ..what would we do?
言って・・・私が合意すればだけど・・・何をするの?

D:We'd tell them the truth.
僕たちは真実を話す。

F:I can't. She can't.
私はできない。彼女も。

D:I want to hear it from you.
彼女の口から聞きたい。

F:You heard it from me.
私が代わりに言ったわ。

D:His name is Alex. His real name. The name you gave him.
彼の名はアレックス。本当の名。あなたがつけた名前だ。

F:She won't help you.
彼女は助けにならない。

D:She renamed him, but you let it slip.- Deliberately?
彼女は彼の名前をつけ変えたのに、あなたは黙っていた。故意になの?

F: She can't help you.
彼女には助けられない。
(乳母泣いて去る)
It's time you left. She's gone.
あなたも帰ってる時間だったわね。彼女は去った。

(乳母が迷路につけた炎を見ながら)
D: For her son. For Alex. All she can do. It's all SHE can do!
息子のために。アレックスのために。あれが彼女の精一杯なんだ。彼女にはあれが!

(家の戸口)
D: Just a stupid boy?
ただのバカな坊やかな?

(ダニーの車)
[音楽: My Tears Are Becoming A Sea by M83 ]

F: Let's burn them down for real.
奴らを実際に焼き払いましょ。
We'd probably better hurry.
急いだ方がいいのよね。
You understand we don't stand a chance?
勝ち目がないことは知ってるわね?



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長々とお読みくださり、ありがとうございます!
感想は次回書きたいです。ああ、疲れた〜^o^;
7

2015/12/10

London Spy5 和訳(別れと再会)  London Spy

ついに最終エピとなりました・・・!今だから言うけど私の予測はやっぱり明裏切られました・・・よかった!!いや、エピ4見てから、もしやスコッティが仕組んだことなのでは?と思ってたもので・・・本当にもうこのドラマ、誰が本当のことを言ってるのかわけがわからなくなってしまいましたよ。

最終回なので、感想を書く前に、和訳の方行ってみます。まず前半、スコッティとのお別れのシーンから、クレアとの会話、警察官との会話、ダニーの両親との再会までです。

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(教会/礼拝堂)
I have a question.
わからないことがあります。
How do we live without the people that we love? I can hear his reply
愛する人を失ってどうやって生きたらいいのか?僕には彼の答えが聞こえます。
"We must figure this question out for ourselves."
「我々は自分自身のためにこの疑問を解かねばならない」
He's right. He was always right.
彼は正しい。いつだって彼は正しかった。
Except, my friend ..
だけど、友達だから・・
(ダニーの独白)
I don't want to know.
知りたくない。
I don't want to know how to live without you.
君なしでどうやって生きるかなど知りたくないよ。
I don't want to figure out how to stop feeling this sad.
この悲しみを感じることをどうやって止めるなんて知りたくない。

(教会の別室)
Claire:Marcus, this isn't the time.
マーカス、今はまだその時じゃないわ。

M:Yes, it is, Claire. It's exactly the right time.
いや、今だ、クレア。まさしく今が。
I have destroyed my copy of Alex's research. You should destroy yours.
私の持つアレックスの研究コピーは破棄した。君のもそうすべきだ。
You asked for my advice. There it is. You can take it, or not.- But I won't help you
私に助言を求めたな。それが答え。従おうが、しまいが。だが私は手を貸さない。

C:That's enough.
もうわかったわ。

M:It was … a nice idea.
あれは・・見事な発想だった。

(フラットを出てスコッティの家に移るダニー)
Danny! Come on! OK.
Sorry.
Goodbye.

(テムズ/ヴォクソール)
ダニーを取り調べた警察官:This is where you two met.
ここが2人の出会った所なのね。
I visited the nurse who took your blood sample.
あなたの血液サンプルを採取した看護士に会ったわ。
I was curious, because it's not procedure.
変だと思って、だって手順にはないから。
So, I asked a straightforward question.
だから単刀直入に聞いた。
"Why did you do it?" This man was afraid.
「なぜあんなことをしたのか?」その男は怖がってた。
Afterwards, I'd barely left the room, my phone rings.
その後、その部屋を出る直前に、私の電話が鳴った。
It's my superiors, demanding to know why I'm interrogating him.
上官達だったわ、なぜ私が詮索してるか知りたがってた。
You know what I said? "No reason."
私が何と言ったかわかる?「理由はありません」
It wasn't much. But it's as far as I'm prepared to go.
少しだけど。でも私が手配できる限りのものよ。

D:Why?
なぜこんな?

警察:Listen, this is what's going to happen.
聞きなさい、これからこうなるのよ。
You'll be the early, innocent suspect and I'll be the simple-minded copper.
あなたは初期の無実の容疑者で、私は低能なお巡りということに。
That's the account that's going to be written.
それがこれから書かれる報告。

(クレアのオフィス)
C:With Scottie, we had a chance. Without him, we haven't.
スコッティがいれば、まだチャンスがあった。彼なしでは、私達には無理よ。

D:I don't accept that. We knew him better than anyone. What would he do?
僕にはそう思えない。僕たちは誰よりも彼を知っていた。彼ならどうするか?

C:You're confused, Danny ..
混乱してるのね、ダニー・・
between trying to prove how much you loved him and trying to prove a conspiracy.
彼をどんなに愛してたか証明しようとする事と陰謀を暴こうとする事を。
You're confused, and I wonder if you haven't always been.
あなたは一緒にしている、今までもいつもそうだったんじゃないのかしら。

D:What does that mean?
それはどういう意味?

C:Scottie was …sentimental about you.
スコッティは・・・あなたに思い入れがあった。
You're doing this for him. He was doing it for you.
あなたは彼のためにこうしているし、彼はあなたのためにああしたの。
Maybe I was doing it for him.
多分私でも彼のために同じことをするかも。
But it's not real, Danny. It won't work.
でもそれは現実的じゃない。うまくいかない。
Whatever you do, whatever you try, it won't work.
あなたが何をしようと、何を試しても、うまくいかないの。
He sent me this. There was a letter.
彼がこれを送って来たわ。手紙が入ってた。
It read, "Ambition, but no conviction. "Love, Scottie".
こう書いてある。「野心。だが確信なし。」「愛をこめて、スコッティ」
Walk with me.
一緒に出ましょう。
I'll be here, when you're ready.
私はいつもここにいるわ。あなたがよければ。

(ダニー、アレックスのデータをプリントアウトして新聞社に送るも、段ボール箱にてまとめて返送され、中身は白紙になっていた。メールも機能しない。)

(玄関ベルの音)
D: How did you find me?
どうしてここがわかった?

ダニー母:You gave us this address.
あなたがここの住所を教えたのよ。

D:11 years.
11年。

母:A long time.
しばらくぶりね。

D:And now?
今頃なぜ?

母: Dan, your dad's dying. We weren't much as parents
ダン、パパは死にそうなのよ。私達は親らしくなかったけど。

D:You read about me in the paper?
新聞で僕のこと読んだ?

母:We read about you.
読んだわ。

D:But that's not why you're here? You need money?
でもそれが理由で来たのじゃないね?金が欲しい?

母:No.

D: No?

母:No! This was a mistake.
違うわ!来たのが間違いね。

D:Tell me why. Why now? Why today?
なぜ来たか教えて。どうして今?今日なんだ?

母:Weeks -- that's all he's got left.
あと数週間・・・それしかパパは生きられないのよ。

D:We've said goodbye.
僕たちはもうさよならを言ってある。

母:Want to do a better job of it? There's something we'd like to show you.
もっとマシな別れ方をしたくない?あなたに見せたいものがあるわ。

(車中)
D:If this is a lie, please stop the car and let me out.
これが嘘なんだったら、車を止めて降ろしてよ。
Because I've been through too much for this to be another lie.
もうあんまりありすぎてまた他の嘘はごめんなんだから。
I won't be angry.
怒らないからさ。
I know it's not your fault, but just stop the car and let me out.
ママが悪いんじゃないのは知ってる。でもただ止めて降ろして。
But if you drive me home, after I've given you this chance, I.. Mum?
でもこのまま家まで僕を連れて行ったら、こんなに言ってるのに、僕、ママ?

(でも結局家)
母: All right if I?
これいい?

D: I wish this could be true.
これが本当ならよかったけど。
Shh.
People can change this much, you know? For real, I mean.
人ってこんなに変われるもんなんだね? 現実に、って意味。
You're not dying. Not today, not next week.
死なないな。今日じゃないし、来週も。

母:They're scary people, Dan.
恐ろしい人達よ、ダン。
They know everything about us. Everything we've ever done wrong.
私達のこと何でも知ってるの。今までした悪いことを全部知ってるのよ。
What did you do? This isn't like pinching stuff from the shops.
おまえ何をしたの?店から盗みをするようなことじゃないわね。

D:Why am I here?
なぜ僕を連れて来た?

母:Why are WE here? Being made to do this? Being threatened?
なぜ私達がこうしてるか?こうさせられて?脅されて?
What have you dragged us into? How could you do this to us? To your father?
私達を何に引きずりこんだの?よくも私達にこんなことを?実のお父さんに?

D: They gave you this, didn't they? They told you to take a photo.
奴らが持って来たんだよね?写真を撮れって言われて。
Why? I always wanted to know ..
どうして? 僕はずっと知りたかった・・
wouldn't it have been easier to have loved me?
僕を愛した方がもっと楽なんじゃなかったの?

母:I can't say why we never did.
なんで愛さなかったかは言えない。

D:I'm not angry anymore.
もう怒ってないよ。



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ではでは、衝撃の後半へ続きます・・・!
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