2020/10/17

英国の間取り  イギリス

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密林に行きますと、中身が数ページサンプルとして載ってまして、図解でイギリスの家を紹介する本だとわかりましたので買ってみました。ナローボートからダウントン・アビーのロケ地ハイクレア城までと守備範囲が広いのが魅力のひとつ。

15世紀のチューダー様式から現代まで年表で様式をまとめ、それぞれの特徴を解説、その後で個人の家を詳しく図説しています。

著者が二級建築士で住宅設計プランナーというだけあって、「間取り」をきっちり描き込んでありカタログ的な良さがあります。

家ではないけれど、田舎に行くとある、羊を逃さないための上部に石が立ててある石塀が「ドライ・ストン・ウォーリング」という名だと知ることができました!

他に、下の鎧戸、今年オックスフォードのキーブルコレッジに泊まった時トイレの窓にこれが付いてたので「知ってる!」ってなりました^^ただしこれ、イタリアにもあります。

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二次元の間取り図を色々見ているうちに、ロンドンでフラット探しをした時のことを思い出しました。子供があと2ヶ月で生まれる!という時で、とにかくあの時は新生児を迎えて初めての育児をしやすそうな家を基準にしたため、今思うとちょっと不便だけどヘンテコですごく好き!というフラットをいくつか見たのに住まなかったことが悔やまれてなりません。

下のような短い階段で少しの段差で小さめの部屋がいくつもあるヴィクトリアンハウスの上階とか子供が動き出したら危ないのでやめ、

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ロンドンなのにかなり大きい家の一部としてレントに出ていたところは、離れの昔の使用人部屋ぽい独立空間で、「でも子供が生まれるからお風呂が欲しい」と私が言ったら、大家さんが斜め上を指差して見せてくれたのは本宅に通じるらしき通路の途中にバスタブがあって「もし必要ならもう一部屋使うこともできる」とその向こうの部屋も空いてると教えてくれました。今の私にこれがオフォーされたら絶対逃さないのにな〜!そのバスタブの位置というか環境がいわゆる小さなバスルームじゃなかったので、冬に寒くて風邪をひくかも・・・と思ったのでやめたんでした。ああ残念無念。
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2020/10/12

KING & QUEEN 展だん!  イギリス

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楽しみにしていた「KING & QUEEN展」を早々に見てきました。家を出る前はNetflixの「ザ・ウィンザーズ」も軽く見て、軽やかな気持ちでGO!

予約時間(例えば12:00~13:00など)の前半は入場口が込み合うという公式の案内がありましたが、きょうは月曜、多くの美術館の休館日なせいか20分すぎに入り口に着いて列はほとんどなし。ただし中の前半くらいまでは、まあまあ人の重なりありでした。

ヘンリ−8世やエリザベス1世の出たチューダー朝から現在のウィンザー朝まで89点の肖像画と肖像写真などを見ていくと、だいたいは脳内で見たことのあるドラマを思い出しながら、覚えてる登場人物との関係で把握するという・・・ドラマファンにはきっとあるあるですよね?

ちなみにヘンリ−8世とその妻たちでは「ウルフ・ホール」、エリザベス1世とメアリー1世では「ふたりの女王」が動画で再現してくれています。

しかし、はたと思ったのですが、昔のヨーロッパ人の美意識って想像が難しい。。。権力者ですから美化して描かれてるはずのその顔、美男子、美女とはとても思えない方が多数。

その中でステキ!と思ったのがこちらのジョージ3世。アン女王の死後、王となったジョージ1世の血筋の人です。毛皮とゴールドの衣装で光り輝いてます

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肖像画とは言えないながら、ヴィクトリアの時代には印刷技術が発達してリトグラフに着色した王家の肖像が売れたそうです。今でいうトレカでしょうか?
特にこのアルバートが四つん這いになってイクメンぶりを発揮しているこの絵が好きです。顔が「女王ヴィクトリア」のトム・ヒューズそっくりだし。

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お気に入りではないのですが、小さくてびっくりしたのがこの有名なポートレートの生写真。今、日本で一般的な紙の写真サイズよりも小さいんです!

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お気に入りに戻りまして、
こちら、エリザベス2世のお父さん、ジョージ6世もハンサムです。

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そしてエリザベス2世の選んだ結婚相手=フィリップ殿下もお若い頃はハンサムでした。「ザ・クラウン」のマット・スミスはナイス・キャスティングでした。

この写真が展覧会に出ていたかはちょっと自信ありません。同じ時に撮ったベツフォトが数枚ナショナルポートレートギャラリーの公式ページに載っているからです。
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開催日3日目に駆けつけたのは、実はグッズに期待していてオールアイテム揃っているうちに行きたいな〜っという不純な動機だった割に、グッズはカード1枚のみの購入でした。(笑)

オリジナルグッズのみでなく、王室御用達のショップの製品も並び、欲しいものはあったのですが。。。なんとなく、いつ行けるかわからない、次の旅行の時に買う目標にしようかな。。。と。

いいな〜と思ったグッズたち;
・プレスタのチョコレート
・ジェリーキャットのレモンバッグ(アボカドもあった)
・D.R.ハリスのトイレタリー
・モルトンブラウンのシャワージェル、特にミニ8本setは魅力的
・フルトンの傘
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2020/9/22

アガサ・クリスティーの世界を味わう  イギリス

毎年秋に、「バトラー付きのアフタヌーンティー」などの企画で「英国フェア」をやってくれる帝国ホテルのアクアラウンジが、

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今年はアガサ・クリスティーの生誕と帝国ホテル誕生が同じ130年ということで、クリスティー小説に登場するメニューをセットにしてくれました。

BRITISH AFTERNOON TEA WITH AGATHE CHRISTIE

どのメニューがどの小説に登場するかキチンとリストアップされています。

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ソーシャル・ディスタンシングのため4人に8席分用意され、よくアフタヌーンティーの3段トレーは二人分が一緒に盛り付けられているものですが、トレーもひとり1setの割り当てです。お皿に隙間が多いのはそういうわけです。

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左からポピーシードケーキ、トライフル、ブレッド&バタープディング、
下にメレンゲ

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ラムの煮込み、ロブスターのサラダ、キッパーズのフィッシュケーキ

甘くないメニューが大充実なのが嬉しいです。アフタヌーンティーっていわばお食事なのでケーキは一皿でもちょうどなのかも。

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チーズとキュウリのサンドイッチ、サーモンムースのクランペット、シェパーズパイ

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そしてスコーンもひとりひとりに恭しくナプキンに包まれて給されました。冷めないおもてなしありがたし。

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プレーンとレーズンが鎮座しておりました。

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コロナで席に余裕をもたせるためオンライン予約はやってなく電話での予約でした。

以前1度来たことのあるラウンジのティータイムですが、やはりだいぶ人が少なく、本当にクリスティーの小説に出てくる高級ホテルのような空間でした。

制服も由緒正しいミリタリー風や女性でもネクタイ着用などモダンな外資系ホテルにはない伝統が感じられて、バトラー付きのティーじゃなかったけれどそれも兼ねて楽しめた気分です。

窓際の席をお願いしたのでガラスの向こうは皇居、インペリアルでロイヤルな午後で世間の4連休最終日の喧騒とも無縁でございました。

過密東京をゆったりと過ごせる・・・新コロナウィルスに負けないうちは密かな愉しみ。
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2020/9/10

日本橋三越英国展2020  イギリス

今年はスルーしようと思っていた日本橋三越英国展、やっぱり行ってきました^^;

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もう何度も行っているので激混み具合はわかっていてコロナ対策上好ましくないし、今年の夏の体調不良はお腹にも来ていてあんまり小麦粉ぽいお菓子が食べたいと思えないのです。

でもコロナ対策で外出をかなり控え、職場と家の往復にたまに映画館、という生活を数ヶ月も続けるとメンタル面がどんどん元気を失っていくのがまだ自覚症状あり・・・自覚症状を失った時にはもうかなり進行しているでしょうから、ここらで心と目に栄養を・・・

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のつもりが、即、胃に栄養を購入、迷いなし。フィッシュ&チップスの六本木のマリンズがパスティーを出してました。

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英国展会場は7階にあるのですが、その上が屋上で、実はフードコートになっていて「マリンズ」も出店しています。朝や昼間に行かれる方は屋上でフィッシュ&チップスのできたてが食べられます。電車で持ち帰って食べるよりも断然美味しいでしょうね!

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ということで今回は珍しくスコーンをスルーしたので、その分雑貨や衣料をじっくり見れました。

アンティークは特に探してるものがあるわけではないのですが、ここでいろいろ見て自分がどういうタイプのものが好きなのかを見極めることにしました。

ツイードやバーバリーの古着をきれいに状態を復元させて売っていたお店で、ウェールズのジャガードニットや、厚手のウールのフェルト地ケープを何点か売っていて、やっぱりケープが欲しいのだと確信。

猫モチーフのティータオルやキッチン雑貨が幾つかあり、今までは「ちょっとオバちゃん趣味では?」とスルーしていたのですが、茶色のトラ猫だとボブに見えて欲しくなりました。でもクリスマス柄だったので買いませんでした。

そして購入したのは、シルバーのピアス、矢印の形してます。

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イングランドのReeves and Reevesという知らないブランド。

実はここ、他では見たことのない動物モチーフのピアスやネックレスを作ってるのでじっくり見始めたんです。

犬、狐、ハリネズミ、兎、野ウサギ、鳥、豚、リス、貝などリアルなモチーフでどれも可愛かったんですが、もう少しで「野ウサギ」を買いそうになり、でもそれは耳にピタッと貼りつくタイプで、ゆらゆら揺れるタイプが欲しかったので矢印の方に決めました。

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こういうアクセサリーブランドは、オックスフォードのカバードマーケットなどでもよく見ているのですが、こんな好みの野性味ある動物モチーフは見たことないので、次に出会ったら今度は野ウサギか狐を買おうと思います。そして懲りずに英国展をのぞく理由ができてしまいました。
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タグ: 三越 日本橋 英国展

2020/8/23

「英国の街を歩く」街にあるメッセージを読む  イギリス

職場で使うのに、掲示物の英語の例文集の本があったらラクだなあ〜と探したんですが、どうも存在しないんですよね。

接客のための英会話本はすっごくたくさん出てるのに、何なのこの供給の差は?

同じことを言うのにも日本語に適材適所があるのと同じで英語にもあるし、会話と違って証拠がずっと晒し者になるので、妙な英語文を貼りたくないのに。

でもその本を探すときに、目的とは違うけどこんな本を見つけました。

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パラパラしたら、オックスフォードのパブ「Eagle and Child」の看板の写真も載ってるしで読んでみました。

実は私もイギリス歩くとよくサインを読むのが好きです。

なので見覚えのある駅や電車やバスの中に書いてある文とか懐かしいな〜と思いながら、

でもその文章の意味の解説部分がかなり多い本なので、著者の解釈に、私と受け取り方が違う部分が出てくると、同じ表示を見ても人それぞれなのだな〜と思ってしまいました。

著者はディケンズの訳書や研究書、テニスンやシェイクスピアの研究書なども書いている19世紀イギリス文学が専門の教授なので、英語の知識はもちろんプロなのですが、

ヒースロー空港とロンドン中心を結ぶ地下鉄ピカデリーラインのドア付近にある、

*Priority Area for Luggage (貨物優先スペース)本文より

の説明に、「自分本位でいい気な乳母車族の特権意識をくじいた(略あり)」とあるのに私は目がキョトン・・・確かにチューブでベビーカーはドア付近に乗ってますけどそれは自分本位なのではなく奥には入れないからだし、この表示で何より優先なのかというとそれは乗客のことで、空港からスーツケースが乗ってきたらドア付近に置いてもらって人間はそれ以外のスペースに立つのが誰にとっても効率がいいじゃないですか。ドアの両脇に人が立って通路の真ん中にスーツケース置かれたら誰にとっても邪魔ですから。それに経験上、ピカデリーラインってベビーカーあまり見ないです。本当のところはロンドン地下鉄に聞いてみないとわかりませんけど。

その電車車内の続きで、セキュリティーカメラのことをイギリスでCCTVというのですが、よくあるのは「安全のためカメラ作動中」というズバリ表現で犯罪は録画されてることを警告してるやつです。そういう中、

*Smile you're on CCTV(さあ、ニッコリ。CCTVに写っていますよ。)本文より

これを「呑気でがっかりするような標示」と書いていて、これは私もよく覚えている標示なんですが、実はユーモアがかわいいから覚えていたお気に入りのやつなんで、呑気というより、犯罪者のやる気を削ぐアイロニーだと思っていたんですが?!

それに、混んだら奥に詰めるようにという標示に出てくる「Little Miss Stubborn」って

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この有名な絵本キャラだと思うんですけどその指摘はないし、

昔、青い電話ボックスという、いささか風変わりな代物が街頭に見られたようだ。

と紹介されたら、「おお!ターディスのことか?!」と期待に胸が踊るじゃないですか、そしたらそれは "Police Public Call Post" という、ロンドンのような狭い街中用に作られたターディスよりも細身のバージョンだったんです。それにしても、ボックスではない電話を「青い電話ボックス」と呼びながらここでターディスのタの字もないというのは私にとっては致命的な情報欠落かと思いました。

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同じものを見ても見えてる世界は、英語の歴史も熟知されている教授とはぜんぜん違うんだ・・・ということがわかり勉強になりました。
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タグ:  イギリス



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