2020/12/2
THE COMPLETE INSPECTOR LEWIS モース&ショーン・エヴァンズ

モースシリーズ「オックスフォードミステリー ルイス警部」はAXNミステリーチャンネルでよく放送してくれるので契約してTVの前に座るのですが、その時、用意するのがこちらの本です。
私はオックスフォード/モースの旅に今まで3度ほど出かけて、行ったことがある場所が出てきたら思い出とドラマシーンを重ねて脳内トリップするのが何よりの愉しみなんですが、知らないコレッジなどが出てきたらこの本で調べるのです。
全シーンではありませんがオックスフォード市内のコレッジ、パブ、その他の建物はだいたい出ています。
著者はシリーズファンの方なんですけど、製本や紙質は上等ながら、上の写真の表紙や、中身の写真や地図がどうも手作り感満載で見づらいな・・・と思っていたら、なんと、

え?アマゾンジャパンに責任が・・・?しかも日本語表記。
不思議に思ってもう1度密林を見直したら、このような美麗表紙の写真が。

私の紙の本の表紙は縦に伸びて色も不鮮明なのに[プリント・レプリカ] Kindle版 という表記、「試し読み」をのぞくとキンドル版だけ見れてそちらの写真と地図はカラー版ではないですか?!私の本は白黒1色刷りなんですけど。知らなかった・・・・・!
UK密林でも同じく、キンドルはカラーでペーパーバックはモノクロなので、日本版を買って残念な目にあったわけではないんですけど、紙の本もカラーだったら地図が見やすかったのになあとは思いました。
とはいえ、詳しい地図はグーグルマップを見るのでいいんですけど。
片手にこの本、片手にスマホを持ち、お茶とお菓子も用意して平日昼間に4時間もオックスフォードのオンラインツアーに出かけるようなものです。
追記:「ルイス」シリーズのイギリスでのTV初放送は2006年〜2015年。2006年にはまだ私はロンドン在住、そして2015年は日本に帰って「エンデバー」ファンになってから初めてオックスフォード「モースツアー」に行った年で、モースの3つのシリーズの中では最後に見たのがルイスですが私とイギリスを1番リアルに結んでいる作品となっています。

2020/7/27
ルイス 完走してないけど最終回 モース&ショーン・エヴァンズ
AXNミステリーチャンネルの正式名【8日間まるごと2大刑事ドラマ〜刑事コロンボとルイス警部】のうち後半の「オックスフォードミステリー ルイス警部」を全話マラソン放送が今朝終了しました。
ルイスだけでも足掛け4日間ありましたので、その間に1日は出勤もしたり(本当は出勤日が2日間あったのですがコロナ陽性者が勤務先に判明して希望すれば欠勤でき、それを口実にルイスを見た)、世間並みの方々の4連休に近い生活で寝ても覚めてもルイス状態でした。
さすがに集中力は続かずTV前に正座(ウソ)で観たのは最初の10話くらいと最終回。
特に奥さんを事故で亡くして2年間オックスフォードを離れていたルイスが戻ってきて空港に迎えに来たハサウェイと出会うパイロット(第1話)と、最終回が観たかったのです。最終回は一度見たけどやっぱりずいぶん忘れていて、ルイスとドクター・ホブソンのニュージーランド行きは半年間という微妙な期間だったのですね。その後またオックスフォードに戻って警察をやるかは誰にもわからないけど、シリーズとしては最終回と視聴者は知って見てますので、ヒースローに二人を見送ったルイスが、第1話と同じタクシーの手書き「お迎えサイン」を持ってた姿には胸キュンです。
工業都市のニューカッスル出身の労働階級(ドラマ中ポッシュな人には「Lower Middle class」と呼ばれてました。多分その人の主観)出身の警察官としてよくオックスフォードのアカデミックな人たちから卑しい人間扱いされてたルイスですが、ドラマの物語がルイスが外から町に戻ってきた時から始まり、また町を出るところで終わる、というのが彼がオックスフォードの警察官としてのアイデンティテイがもちろん生きた証であると思っていながらもまた外にも飛び出す柔軟性のある強さの持ち主であることを示していて、
アルコールと刑事の仕事に殉死したモースとのキャラの違いを感じました。
違うふたりだけれど引退できないところは一緒(笑)。
さて最終回といえば、もう何度か書いて写真もアップしましたが、5年前の夏に偶然ロケに出会えたのでその意味でも私には感慨深く、その時はまだ私は「ルイス」は見たことがなかった、というのも笑えるポイント・・・「刑事モース」の後「主任モース」は何エピかは見てる、くらいでした。
その当日、ロケ地に出会う前に「モースツアー」に参加してガイドさんが言った「長〜い脚のハサウェイ」という言葉に「同じイギリス人でも脚の長さには注目するんだな」と印象深く思っていたら、ロケ現場にいた大勢の人の中に「スッとした立ち姿で目立っていた人」がいたので「これが脚の長いハサウェイか!」とわかりました。
今日は二度目の鑑賞だったので心に余裕もありTVスクリーンをスマホで撮影してしまいました。

このパブ「The White Horse」撮影中の外の様子。窓から見える通行人が傘をさしていてその午前中は雨だったので私はレインコートを町で買ったのを覚えています。

こちらはその後雨が上がってからの外の撮影。ルイスとハサウェイまったりしてますが、

撮影隊も大人数ながら、私を含む見物客も大勢で大変なことになっていました。

まあ、町の目抜き通りでの撮影ですからよくちゃんとできるなあとスタッフ&キャストの有能さに改めて感心します。イギリスのドラマ産業すごい。

観光名所のセント・メアリー教会のカフェもこの最終回に登場してましたし、もちろんコレッジも毎回出てきますし、ドラマでは殺人にまつわる学会でのドロドロがよく描かれてますが、コレッジや町の人たち、やはり撮影と観光客は町の産業として割り切ってるのでしょうね。今はコロナでまだ静かでしょうけど。
最後に空港でルイスとホブソンを見送ったハサウェイのシーン。

ニュージーランド航空はヒースロー/ターミナル2ですが、このシーン、ハサウェイ周りに人がいないけど、遠景なのでガードの人も入れないしどうやって撮影したのかな。。。

「ルイス」は登場人物の幸せな日常を予感させながらおとぎ話のように終わりましたけど、「刑事モース/ENDEAVOUR」はあと残すところ1シリーズ。どんなふうに終わるんでしょう。今年撮影は出来るのかな。。。
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ルイスだけでも足掛け4日間ありましたので、その間に1日は出勤もしたり(本当は出勤日が2日間あったのですがコロナ陽性者が勤務先に判明して希望すれば欠勤でき、それを口実にルイスを見た)、世間並みの方々の4連休に近い生活で寝ても覚めてもルイス状態でした。
さすがに集中力は続かずTV前に正座(ウソ)で観たのは最初の10話くらいと最終回。
特に奥さんを事故で亡くして2年間オックスフォードを離れていたルイスが戻ってきて空港に迎えに来たハサウェイと出会うパイロット(第1話)と、最終回が観たかったのです。最終回は一度見たけどやっぱりずいぶん忘れていて、ルイスとドクター・ホブソンのニュージーランド行きは半年間という微妙な期間だったのですね。その後またオックスフォードに戻って警察をやるかは誰にもわからないけど、シリーズとしては最終回と視聴者は知って見てますので、ヒースローに二人を見送ったルイスが、第1話と同じタクシーの手書き「お迎えサイン」を持ってた姿には胸キュンです。
工業都市のニューカッスル出身の労働階級(ドラマ中ポッシュな人には「Lower Middle class」と呼ばれてました。多分その人の主観)出身の警察官としてよくオックスフォードのアカデミックな人たちから卑しい人間扱いされてたルイスですが、ドラマの物語がルイスが外から町に戻ってきた時から始まり、また町を出るところで終わる、というのが彼がオックスフォードの警察官としてのアイデンティテイがもちろん生きた証であると思っていながらもまた外にも飛び出す柔軟性のある強さの持ち主であることを示していて、
アルコールと刑事の仕事に殉死したモースとのキャラの違いを感じました。
違うふたりだけれど引退できないところは一緒(笑)。
さて最終回といえば、もう何度か書いて写真もアップしましたが、5年前の夏に偶然ロケに出会えたのでその意味でも私には感慨深く、その時はまだ私は「ルイス」は見たことがなかった、というのも笑えるポイント・・・「刑事モース」の後「主任モース」は何エピかは見てる、くらいでした。
その当日、ロケ地に出会う前に「モースツアー」に参加してガイドさんが言った「長〜い脚のハサウェイ」という言葉に「同じイギリス人でも脚の長さには注目するんだな」と印象深く思っていたら、ロケ現場にいた大勢の人の中に「スッとした立ち姿で目立っていた人」がいたので「これが脚の長いハサウェイか!」とわかりました。
今日は二度目の鑑賞だったので心に余裕もありTVスクリーンをスマホで撮影してしまいました。

このパブ「The White Horse」撮影中の外の様子。窓から見える通行人が傘をさしていてその午前中は雨だったので私はレインコートを町で買ったのを覚えています。

こちらはその後雨が上がってからの外の撮影。ルイスとハサウェイまったりしてますが、

撮影隊も大人数ながら、私を含む見物客も大勢で大変なことになっていました。

まあ、町の目抜き通りでの撮影ですからよくちゃんとできるなあとスタッフ&キャストの有能さに改めて感心します。イギリスのドラマ産業すごい。

観光名所のセント・メアリー教会のカフェもこの最終回に登場してましたし、もちろんコレッジも毎回出てきますし、ドラマでは殺人にまつわる学会でのドロドロがよく描かれてますが、コレッジや町の人たち、やはり撮影と観光客は町の産業として割り切ってるのでしょうね。今はコロナでまだ静かでしょうけど。
最後に空港でルイスとホブソンを見送ったハサウェイのシーン。

ニュージーランド航空はヒースロー/ターミナル2ですが、このシーン、ハサウェイ周りに人がいないけど、遠景なのでガードの人も入れないしどうやって撮影したのかな。。。

「ルイス」は登場人物の幸せな日常を予感させながらおとぎ話のように終わりましたけど、「刑事モース/ENDEAVOUR」はあと残すところ1シリーズ。どんなふうに終わるんでしょう。今年撮影は出来るのかな。。。

2020/7/25
ルイス マラソン モース&ショーン・エヴァンズ
連休にはつきもの(?)らしい24時間TVならぬ「ルイス33話一挙放送」という地獄のマラソン大会に参加中です。
先月くらいから毎週木曜日に「ルイス警部」2本立てと「主任警部モース」1本のセットメニューを出してくださったのでAXNミステリーチャンネルを再契約したところでしたし、ルイスは3年くらい前に全話見たのですが記憶がすっかりなくなってきたのでいいタイミングだったのですが、
きのう24日の12:45から始まり、間に5~20分のCM(それが高齢者向けの商品ばかりなのナゼ?!)を挟んで本当に延々とルイスですのですごい耐久戦です。
こんなふうに。。。


でもゲストにルパート・グレイヴズさんとか、思わぬスターが出ているとまた楽しくなってしまいます。けっこう無名時代に出演してる俳優さん多いです。

もう疲れてきて、ながら見でいいやとTVつけておくとつい気合い入って見てしまうので健康に悪いことこの上ありません。
明日は仕事があるのでひと休み、そして明後日の早朝に最終回が入っているという過酷なマラソン、果たしてゴールできるかかなり自信ありません!

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先月くらいから毎週木曜日に「ルイス警部」2本立てと「主任警部モース」1本のセットメニューを出してくださったのでAXNミステリーチャンネルを再契約したところでしたし、ルイスは3年くらい前に全話見たのですが記憶がすっかりなくなってきたのでいいタイミングだったのですが、
きのう24日の12:45から始まり、間に5~20分のCM(それが高齢者向けの商品ばかりなのナゼ?!)を挟んで本当に延々とルイスですのですごい耐久戦です。
こんなふうに。。。


でもゲストにルパート・グレイヴズさんとか、思わぬスターが出ているとまた楽しくなってしまいます。けっこう無名時代に出演してる俳優さん多いです。

もう疲れてきて、ながら見でいいやとTVつけておくとつい気合い入って見てしまうので健康に悪いことこの上ありません。
明日は仕事があるのでひと休み、そして明後日の早朝に最終回が入っているという過酷なマラソン、果たしてゴールできるかかなり自信ありません!


2020/7/18
主任モースで懐かしい20世紀 モース&ショーン・エヴァンズ
若モースの60~70年代は私にとって映画で知ってるビートルズのドキュメンタリーとか、クイーンの初期エピソードみたいな、決して手が届かない自分には行けなかった古き良きイギリスの世界として大好きですが、
そこから遡って見てる「主任警部」になったオリジナルモースの80~90年代イギリスは、私が知ってて尚且つ現代には消えてるものが出てくるのが楽しいです。
レコード、カセットテープあたりはモースもシリーズ終わり頃になるとCD聞いてます。
そしてスクリーンがダークで文字が白抜きのPCもこの頃に会社で活用され始めてますが、まだ使うのは一部の社員のみ。私が働いてた会社にもコンピューター室というのがあってその部の人にDMの宛名リストやシールを出してもらってました。
1990年放送のエピソード「魔笛〜メソニック・ミステリー(0404 Masonic Mysteries)」より:
これがイギリスの公衆電話です。Before携帯ですから。
テレフォンカードは日本のよりも分厚くて、グイッと隙間に差し込むの。私が10か月ロンドンに滞在したのも1989~90年ですが、当時コインのとカードと両方ありました。

ちゃんと挿入されると残金が表示されます。

それから番号をプッシュするとかかります。

この100ポンドのカードというのは標準よりも相当高額なのが電話ボックスに散らばった他のカードと比べてわかります。これは殺人犯が被害者を電話におびき寄せるために使ったので長時間使えるのを選んだということですね。劇場の固定電話に呼び出した人が来るまでに相当長い時間がかかるのが普通だった・・・気が長い時代だったんですね〜〜〜

それとこのエピソードでは、もうコンピューターハッカー犯罪が登場していて、機械オンチなモースに代わってルイスが嬉々としてPCに向かい活躍していました。
「ルイス警部」の時代にはSNSやブロガーが犯罪に絡んできて、ルイスが昔のモースのようになってて若いハサウェイがうまくサポートするという可愛い関係性の変化が。
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そこから遡って見てる「主任警部」になったオリジナルモースの80~90年代イギリスは、私が知ってて尚且つ現代には消えてるものが出てくるのが楽しいです。
レコード、カセットテープあたりはモースもシリーズ終わり頃になるとCD聞いてます。
そしてスクリーンがダークで文字が白抜きのPCもこの頃に会社で活用され始めてますが、まだ使うのは一部の社員のみ。私が働いてた会社にもコンピューター室というのがあってその部の人にDMの宛名リストやシールを出してもらってました。
1990年放送のエピソード「魔笛〜メソニック・ミステリー(0404 Masonic Mysteries)」より:
これがイギリスの公衆電話です。Before携帯ですから。
テレフォンカードは日本のよりも分厚くて、グイッと隙間に差し込むの。私が10か月ロンドンに滞在したのも1989~90年ですが、当時コインのとカードと両方ありました。

ちゃんと挿入されると残金が表示されます。

それから番号をプッシュするとかかります。

この100ポンドのカードというのは標準よりも相当高額なのが電話ボックスに散らばった他のカードと比べてわかります。これは殺人犯が被害者を電話におびき寄せるために使ったので長時間使えるのを選んだということですね。劇場の固定電話に呼び出した人が来るまでに相当長い時間がかかるのが普通だった・・・気が長い時代だったんですね〜〜〜

それとこのエピソードでは、もうコンピューターハッカー犯罪が登場していて、機械オンチなモースに代わってルイスが嬉々としてPCに向かい活躍していました。
「ルイス警部」の時代にはSNSやブロガーが犯罪に絡んできて、ルイスが昔のモースのようになってて若いハサウェイがうまくサポートするという可愛い関係性の変化が。

2020/7/12
OXFORD FILM LOCATIONS モース&ショーン・エヴァンズ
東京はコロナが恐くて出歩けないので、去年買ってほぼスルーしてた本を読んでます。

今年行った時には活用できず。。。と言いますのはモース、ルイス、エンデバーだけで手いっぱいの私ですが、この本は守備範囲が広くVHSしかでてない1993年の「Shadowlans/永遠の愛に生きて」から、2016年「ドクターストレンジ」、2018年の「女王陛下のお気に入り」「ふたりの女王メアリーとエリザベス」まで、え?見たのにオックスフォードロケってぜんぜん気づいてない映画まで盛ってるからです。

でもやっぱり読んでみれば、「おお!ここに行きたい!」や「あう、あそこで撮影されてたんですかい」と既に知ってる場所が出てきました。

例えば上の地図はだいたいモースシリーズに出てきたパブなんですが、下の方のOxford Castleは1997年の「ワイルド」でスティーヴン・フライのオスカー・ワイルドが投獄された牢獄でもあると。
下の地図上の方にあるVictoria Armsは、今年私が歩いたエリアからほんのすこし北上したところ。モース、ルイス、エンデバーには川沿いのパブが頻出するのでグーグルマップで水辺のパブを調べた時にここじゃないかなぁと思ってたらやっぱり!!
あの日はキーブル・コレッジのフルイングリッシュブレックファストでお腹がいっぱいで、他のパブにも一切入る気にならなかったんですが、つ、次に行ったらもうお腹がどんな状態でもとりあえず入ることにしよう。。。パブ・クロール決定。

そして、下の地図のポストイットが差してる場所は、モードリン・コレッジの庭のゲイトから続く橋なんですが、ここには何も書いてないけど本文に「Holywell Mill Streamに架かった鉄のゲイトの近くの橋は2008年『Brideshead Revisited/情愛と友情』でチャールズ・ライダー(マシュー・グード)がセバスチャン・フリート(ベン・ウィショー)を初めて視界に認めた所である」と・・・

要するに、このシーンですね!

ああ、もう、久しぶりにDVDをゴソゴソと取り出して見てみたら、私の知ってる所をマシュー・グードが、ウィショーさんが・・・観光客がふらふらしただけではただの橋、広場、な所に衣装を着たモブ、そしてスターが収まるとなんてキラキラした世界が出来上がるの・・・?!
ここにまた行きたい!と思うあまりに、転職活動の時も絶対に収入が減るのは嫌だ(もともとたいしたことないのに、最低時給だともう二度と旅行へ行けないような気がした)と肩に力入ってしまいました。
もちろん生きていくことが収入を得る目的の基本ですが、オタクをしてたら欲が深くなって、何もせず長生きするより好きなことしたら死んでも構わないモースみたいです。
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今年行った時には活用できず。。。と言いますのはモース、ルイス、エンデバーだけで手いっぱいの私ですが、この本は守備範囲が広くVHSしかでてない1993年の「Shadowlans/永遠の愛に生きて」から、2016年「ドクターストレンジ」、2018年の「女王陛下のお気に入り」「ふたりの女王メアリーとエリザベス」まで、え?見たのにオックスフォードロケってぜんぜん気づいてない映画まで盛ってるからです。

でもやっぱり読んでみれば、「おお!ここに行きたい!」や「あう、あそこで撮影されてたんですかい」と既に知ってる場所が出てきました。

例えば上の地図はだいたいモースシリーズに出てきたパブなんですが、下の方のOxford Castleは1997年の「ワイルド」でスティーヴン・フライのオスカー・ワイルドが投獄された牢獄でもあると。
下の地図上の方にあるVictoria Armsは、今年私が歩いたエリアからほんのすこし北上したところ。モース、ルイス、エンデバーには川沿いのパブが頻出するのでグーグルマップで水辺のパブを調べた時にここじゃないかなぁと思ってたらやっぱり!!
あの日はキーブル・コレッジのフルイングリッシュブレックファストでお腹がいっぱいで、他のパブにも一切入る気にならなかったんですが、つ、次に行ったらもうお腹がどんな状態でもとりあえず入ることにしよう。。。パブ・クロール決定。

そして、下の地図のポストイットが差してる場所は、モードリン・コレッジの庭のゲイトから続く橋なんですが、ここには何も書いてないけど本文に「Holywell Mill Streamに架かった鉄のゲイトの近くの橋は2008年『Brideshead Revisited/情愛と友情』でチャールズ・ライダー(マシュー・グード)がセバスチャン・フリート(ベン・ウィショー)を初めて視界に認めた所である」と・・・

要するに、このシーンですね!

ああ、もう、久しぶりにDVDをゴソゴソと取り出して見てみたら、私の知ってる所をマシュー・グードが、ウィショーさんが・・・観光客がふらふらしただけではただの橋、広場、な所に衣装を着たモブ、そしてスターが収まるとなんてキラキラした世界が出来上がるの・・・?!
ここにまた行きたい!と思うあまりに、転職活動の時も絶対に収入が減るのは嫌だ(もともとたいしたことないのに、最低時給だともう二度と旅行へ行けないような気がした)と肩に力入ってしまいました。
もちろん生きていくことが収入を得る目的の基本ですが、オタクをしてたら欲が深くなって、何もせず長生きするより好きなことしたら死んでも構わないモースみたいです。
