2020/12/28

Fargo 4 日本初 密林スターチャンネルで  ベン・ウィショー

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ベン・ウィショーが出演する「Fargo」シリーズ4の日本配信が決定しています。

2021年1月29日(金)スタート 1、2話同時配信、その後毎週金曜日に1話ずつ

これを見るには、アマゾンプライムのスターチャンネルを要契約
Amazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」

1週間の無料お試し期間あり

※本作品のオンデマンド配信は<各エピソードにより、配信初日から21日〜27日間の期間限定>となります。ご注意ください。







Fargo 4は全11話。これはお試し期間のみでは無理ということだな。

ウィショーさんはラビという移民社会の中でも居場所のない優しい男の役をやるということで、それは楽しみなのだけど、私は根本的にギャングものが好きじゃない葛藤。葛藤しても最終的に見ることはわかってるんだけどね。。。
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2020/11/24

Modern Nature  ベン・ウィショー

ウィショーさんはここ最近のパンデミック禍中でのインタビューでは「何にもしてない」とずっと言っているにもかかわらず、幾つかインタビュー音源や雑誌が重なって私もワクワクして和訳しているうちに、

イギリス時間11/21夜、イングランドのフォクストーンでのカルチャーイベントにて、デレク・ジャーマンの日記「Modern Nature」のベン・ウィショー朗読&生音楽による動画が配信されました!

なぜに何もしてないウィショーさんのことを書くのにこんなに忙しいのか?

デレク・ジャーマンは、「ロンドン・スパイ」でも世界をブルーにペイントした男として、HIV患者として語られていましたね。80年代文化のスターの1人でした。そこで「タイムマシーン イベント」として音楽もジョン・ゾーンとヘンリク・ゴレッキによる同時代の作曲をイベントのために現在のミュージシャンが演奏する姿も映像にあります。実際にデレク・ジャーマンが住んでいた小屋にて朗読をするとは・・・ウィショーさんのキャリアの幅ってメジャー映画から現在進行アートまで本当に広がるばかり。

ではでは「何もしてない」ウィショーさんの朗読だけする姿が見られるたっぷり75分の動画ですので堪能しましょう!



デレク・ジャーマンの本は密林でも購入できます。
やっぱり買って読みながら見る?
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2020/11/23

続 1883 インタビュー  ベン・ウィショー

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遅くなりましたが、変なところで切れた続きでーす。Here we go!

*紛れもなく意味がありますよ。以前聞いたことがあるんですが、アーティストの心理として、作品から1度離れてまた戻ると、別のやり方ができた点が見つかるというんです。

「本当にそう・・・完全に満足するということはない。でも評価基準はある・・・僕の場合、上は『まあ悪くない』『だいたいうまくいった』。だって自分を見て「絶対に完璧に素晴らしいー!』なんてなったら相当変な人でしょ。だから『OK、ダメというほどでもない』くらいならね。」

*ところでQの出番は限られてるのに、彼はボンドが切り抜けていくシーンでもいつも存在感があり、他のアイコニックなキャラたちをも助けています。傑出した役作りをした前任者に比べてQという役にどのように特徴をもたせましたか?

「それは、僕にとってはQとダニエル・クレイグのボンドの力関係で全てが決まる。前のQが男性的エネルギーの対立という形になっていたのとはちょっと違う形になったかな。まず1番の男がいて過度に男性的なエネルギーと肉体を持っている。そしてそこに、より頭脳派で品が良く、よりエレガントな男、それがQ。僕が参加した過去3つの映画では、僕が物語に貢献したと思えることはそれかな。あ、もちろんガジェット、武器、みんなの大好きな道具も提供したね。ボンドに対立するエネルギーとは、ある意味、隠されていて、だからあの役にはスクリーンに実際僕が映っているわずかな時間以上の存在感があるのかもね。」

*ボンドの強力な1番の男としてのエネルギーに、頭脳の存在を持ち込むのがQの役目と具体的に言いましたね。そう、ボンドの男性的な肉体の強力さと同じくらい、Qへの相互依存も強いんです。

「それは絶対正しいと思う。今まで考えたことなかったけど。真実だと思う。それがQとボンドの関係の魅力なんだろうね。ダニエルとの演技は本当に楽しかったよ。3本の映画ずっと。」

*その点でQもまたボンド同様、救済者と言えますね。

「そう・・・別のやり方でだけど、ある意味ではyes。最新2作での興味深い進歩はマニーペニー、Q、Mが映画がたどってきたボンドの旅の過程で、前よりももっと活躍する役を担うようになったことだと思うんだ。あなたが言う、・・・

*・・・相互依存?

相互依存だし、ある意味ボンドはクレイジーでワイルド、一匹オオカミ的なんだけど、そばにいる人たちはシステムの中でもっと安定した働きをしてることで彼のそういうところが強調される・・・彼は逸脱者なんだ。その対比が好きだな。それがおもしろい方法で映画に力を与えていると思うよ。」

*最年少のQとして、デズモンド・リュウェインで有名なアイコニックな役に踏み込むにあたりどんな準備をしましたか?

「えっと、実は、舞台上の非常に有名な役へのアプローチに非常に近買った。例えば舞台では今までに何度も何度も演じられてきた役を、なるべく見ないようにする。白紙の状態に自分を投影したいから。ちょっと危険なリスクがあるけど、僕はいつも他はほとんど知らずに近づいて何か自分のものを作りたい。過去に演じられてきた役にとらわれるよりも、本能に従いたい。サム・メンデスとは長く語り合った。彼は僕をキャスティングした監督だからー良い監督は、ボンドのプロデュースチームもだけど、そのパートを役者に任せてくれる。だから結局、自分独自のものを作るのに勇気付けられた。」

*理想的なシナリオだったようですね。

「うん、それに今のところ、お客さんにも好評のようだし?」

*レパートリー中、どの役が自分のパーソナリティーに近いですか?

「おぉ・・・それはばらしすぎになっちゃう(笑)」

*秘密にしておきたいと。

「答えるのがすごく難しい。演技とは奇妙なもので、他人を表現しているのに、またそれは同時にスクリーンに見えるのは自分なんだから。ただ異なる面や要素なんだよね。だから見えてるのはすべて僕の異なるパーツなんだ。大切な友人のアンドリュー・スコットがよく言うんだけどー多分誰か別の人が言ったらしいけどー 『人の内部には大勢の人がいる。時には他人によって多種多様な部分が引き出される。』というわけで、一つのキャラクターに絞れない、というのが正直なところ。」

*Qのプライベートライフってほとんど知られてませんね。あるとすればですけど。秘密の悪行があるとしたら、それはなんだと思いますか?

「それは君たちが新作で少し見られるものだから、言い過ぎないようにするよ。そう、これ以上言わないほうがいいけど、彼のプライベートに踏み込んだシーンがあるとだけ。」

*Qは自信家で、紛れもなく賢く、そして変わり者だとわかりやすいです。ロンドンだったら金曜夜中の2時に彼に会えそうな所はどこですか?

「考えさせてよ。メイフェアかケンジントンじゃないかな。彼はだいたいいつも早く寝ると思うけど、たぶん会員制のレストランに、ときどき誰かを連れて行く。彼はとても洗練されたテイストが好みで、公務員のサラリーは高くないから節約してて時にはどこか特別なところに食事に出かける。」

*初めて演じた時から今まで、Qはどのレベルまで成長したと思いますか?

「みんなが初めて『スカイフォール』で僕のQに初めて会った時に大きかったのは、ちょっと小生意気な奴だったことだと思う(笑)。若さと未経験さゆえの傲慢があった。今は生意気さが少し薄れたよ。少しは現場に出て悩んだりもしたから。年齢的なことだね。彼はちょっとだけもっと・・・いろいろ乗り越え厭世的になった。きっと。」

*それは健康的ですね。

「確かに。」

*今シーズンの「ファーゴ」に参加してますけど、国内移動と移民、文化的融合、容赦ない金への追求を描くこのシリーズで、もしあるとして、あなたの役であるラビー・ミリガンと共感を覚えることは?

「ラビーはアイルランド系移民だけど、ユダヤ人家庭に育てられたようなもので、最終的にはイタリア系家族に引き取られた。なので本当には彼はどこにも溶け込めず属せない。巨大な暴力を見て、巻き込まれ、自分も犯してきた。彼はその環境にもかかわらず人道的に、むしろ愛情を持って行動する、ドラマでは稀なキャラクターだね。演じるのは楽しめたよ。僕のおじいちゃんはロシア人の母とドイツ人の父を持つ移民で、彼は戦後ほとんどの人生をイングランド南部で過ごした。書類にはALIEN(注;差別的なので今は使わない)と書かれながら。僕はこの仕事をしながら彼のことをいろいろ思い巡らせた。」

*この役は今までの仕事とはどのように違っていますか?

「撮影の終わり頃、このドラマの制作者ノア・ハウリーがセットでそっと僕に近づいてきて『で、強くて寡黙なタイプを演じるのは楽しい?』と言ったので『はい。はい、とても。」と答えたよ。これまでキャストされたことのない役だったから。でもどういうわけか彼に共感する部分はあったー ラビーは世の中に幻想を抱いてない。簡素で物静か。いい人なんだ。または、いい人願望が強く、正しい行いをする。また何度も演じたい役だよ。」

*俳優の多くが演じてみたい「ドリーム・ロール」があるんですが、いつかやりたい事リストの中にそういう役とかキャラクタータイプはありますか?

「正直そういうのはない。次は何か来るかな、っていう感じが好き。前もってわからない事が好き。どんな役でも複雑さや多面性を持っていれば大好き。さらに影の部分、慈愛とユーモアがあるのもいいね。僕はいつも、観客は1人の人間に会いたいはずだ、と思うんだ。未知の部分はあるにしても、ただ2〜3の特徴があるキャラクターじゃなくて。僕の不変の大好きなパフォマーは、ジーナ・ローランズとジョン・カサヴェティだ。彼らはいつも自分自信を演じていると言える。でもそう単純でもなくて、自分の能力をどう活かしているか、自分をどう使うかなんだよね。彼らの場合は魔法のようだ。きっとそんな魔法はいつでもあるはず。」


後記:素人和訳を長くお読みいただきお疲れさまでした。ますますボンド25「No Time To Die」と「ファーゴ」が見たくなりましたね!暴力は怖いけど・・・
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2020/11/20

1883 インタビュー  ベン・ウィショー

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このところインタ紹介が続きましたが、イギリスの雑誌「1883」にもウィショーさんの写真とインタビューが掲載されたのは2〜3週間前くらいかと思います。今回は写真のテイストが空輸で購入するほどには好みでなかったので、そのうちネットで色々見られるかな〜とのんびり構えてました。

写真はSNSで見れたのですけど、さすがに本文の方は公式では買わないと読めなくて、ファンの方がタンブラに(おそらく手動タイプして)あげてくれたのが見つかりました。コチラ

で、これが写真の好みに反してけっこう楽しめたのでザッと紹介いたします。
11/23追記:ウィショーさんの発言は「カッコ」に入れました。

*これまで演じた役柄がまったく違うキャラクターたちなのはたまたま運が良かったのか?(という質問に対して)

「そう、まったくの偶然だけど、もし自分で選ぶんでもきっと次は何か別のものを求めるだろうとは思う。いつも似たような役では自分に飽きてしまうだろうからチャレンジしたい。けどたまたま幸運でこうなりました。」

*他の俳優さんから聞きましたが、映画やテレビの撮影をしてると役のキャラから本当の自分に戻るのが大変だそうで。Qの何かが無意識に自分の一部となったようなことはありませんか?

「興味深い質問だけど、それはないと思う。もちろんQには僕の一部分をたくさん投影してるからたとえ無意識でもQは僕の何かを持ってはいる。でも完全に違うのは僕はテクノロジー専門家とは最も遠いところにいる人間だってところだよ。」

(ここでインタビュアーの方とどっちがテクノロジー音痴かと盛り上がる)

*ロンドンが大好きなことについて

「ロンドン愛してる!
まだ行ったことがなくて見てみたい都市はたくさんあるけど、行ったことがある中では、そう、お気に入りで、愛してるよ。ここが自分の家、ずっと住みたかった所。興味は尽きないしずっと刺激的。」

(インタビュアーも同意見だとやたら主張してくる・・・ロンドンが人間だったら他の誰もいなくてもいいからずっと一緒にいたい、と・・・ハイハイ)

「同感同感。でも僕はそろそろ友達がみんな引っ越そうかと考える年齢になった。家族ができて。でも僕は町並みが大好きで、このひどい天気でさえ愛してるのに!」

*私もです。(天気は)この建築物に対して完璧な背景を作ってますし。

「すごく陰鬱でね。魔法をかけたように。歴史の重なりもいいし古臭いところから最先端までが互いに反発しあい存在している。本当に驚異的だと思う。

僕は北ロンドンからそう遠く無い小さな町で育ったけど、そこの方がもっと攻撃的で何かと大変だったのに比べてロンドンはとても寛容で平和で違いや多様性の受け皿があるよ。」

*「英国スキャンダル」や「ファーゴ」などテレビの仕事について、役作りは映画の仕事と違いがあるか。

「特にはないけど、時間が長いのが、俳優にも視聴者にも良いのでは。人間の多層的な部分を見せられるからー映画では時間的に無理なことも。だからみんなと同じようにまたテレビの仕事ができて楽しんでるよ。」

*演じた役の中でどれが一番自分の才能を表現できてると思いますか?

「う〜〜ん、そうだね、「英国スキャンダル」にはかなり誇りを感じているよ。あれはいろいろなものが一つになった瞬間だった。脚本は秀逸、監督は完璧、そしてキャストも信じられなかった。全てが協調した。いつもそうなるとは限らないから、あの仕事の一員として参加できて自分のしたことに誇りを感じる。・・・でも実はいつも自分の出たものを見ているわけじゃないんだ。ちゃんとできたか、期待したような出来になったかわかる時間が経つのを待つ・・・それに意味があるかどうかわからないけど。」

後半に続く:

(もっとザクッと書くつもりがまた省略しきれなかった・・・?!)
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2020/11/14

続The Times ベン・ウィショー10/31号  ベン・ウィショー

ざっとだけ和訳をするつもりが長くなって後半です。ウィショさんの言葉だけのつもりが、パンデミック中のウィショーさんの容貌や会った時の行動なども書いてあって省略するには惜しいじゃないですか。



ウィショーは集団になじめないアウトサイダーと周りに思われてるんじゃ・・・と筆者Chrissy Ileyが言ってみた。伝統に従ってボンドに箔をつけるテクノロジーの魔術師でガジェット界の住人であるQ、身ひとつの馬屋の若者だったのがジェレミー・ソープに誘惑されポンと捨てられたスコット(A Very English Scandal)のように。

「どうかなあ。物事ってとても矛盾してるものだよ。ファーゴは移民の話だからやりたかった。・・・どうやってアメリカ人になるのか、それはどんな意味があるのか?誰が入れて誰が取り残されるのか?僕の役はどこにも居場所がない人なんだ。
僕はラビ(=ユダヤ教指導者)ではない。アイルランド人で、ユダヤ人家庭に育てられ今はイタリア人家庭で暮らす。彼らは全員犯罪者で彼のことをラビって呼ぶ。彼も同じ世界の住人なんだ。

僕は額(ひたい)がすごく小さいので、生え際を高くするのに剃られたんだ。髪を短くしたのは役のためだったけれど嬉しくて撮影が終わった時に本格的に全部剃ったらすごく気分が良かった。やったことある?」

「女性には違います。」

「だよね。」

「すこし痛みますよ」はちょうどストレート男性がゲイの役を演じるべきかの議論が持ち上がってた時に出てきた話だ。健康な体の役者が四肢麻痺患者を演じるべきではないというように。アダム・ケイはゲイだ。私は俳優なら演じればいいと思うと言うと

「僕も同意見」との返事。

(省略:ここ10~20年のセクシュアリティを取り巻く世界とマーク・ブラッドショーとのパートナーシップやカミングアウトについて解説)

この前会った時に、ウィショーはスティーヴン・ソンドハイムの歌詞を教えてくれた。「Being Alive」がリバイバルした時だった。(しましま注:「マリッジ・ストーリー」でアダム・ドライバーが歌ったことでしょうか)

「あの曲は休憩してるんだ。相当痛いから。そう。号泣。泣く。そして遠慮なく痛みを手放すんだよ。」

「未だに人に会うのは怖い。」

メアリー・ポピンズでメリル・ストリープに会った時みたいに有名な人ほど?

「誰でも同じ。多分スモールトーク恐怖症だから。ちょっとした話をするような時にあちこち歩き回ってる。本当に苦手なんだ、何を話していいのかわからない。」

共通の話題がないかもしれないと思うからじゃ?

「そういうこと。心配になるから、今はただ、ここに黙って座って自分の仕事をやる、とだけ考える。でないと圧倒されてしまう。消耗させられてしまう人は大勢いるよ。」

ウぃショーはBedfordshire、Cliftonで生まれた。両親は、彼と二卵性双子の兄とがまだ若い時に別れている。似てない兄弟ということだ。

「彼はブロンドでピンク色をして先に産まれた。僕は押し潰れて黒っぽくなってた。いつも同じ服で一緒に連れて行かれた。僕には全然興味のないものにも。サッカーとかね。僕は彼を基準にして自分を知った。彼と反対のものとして。」

母はクリニークの美容部員、父はサッカー選手だった。ITコンサルタントと書かれたこともあるが。

「ITマンではないよ、絶対に。彼はいろんなことをやっていたけど。ーケーブル放送会社、ナイトクラブ経営、レンターカービジネスも。今はスポーツ施設で働いている。彼はあまり仕事のことを話さないけど、僕もあえてきいたりしないな。ずっと昔に聞いとけばよかったのに、もう今更気まずくてきけない。彼は自分のすることに引け目を感じていたのは知ってるけど、どうして僕に話したくなかったのかはわからない。でも、それより大切なのは、パパは本当にいい人だってことだからいい。」

コロナで一緒に過ごす時間が増え、恋愛や結婚関係に変化が現れ離婚率も上がっている中、ウィショーはどうなんだろうか。

「なんとかやってるよ。それは話すつもりはないけど。
刻一刻と状況が変わるから、また完全ロックダウンになったら今度はみんなどんな心理状態になるのかわからない。何がどうなるのか?わからないから考えるのはやめた。

リージェントパークで『ジーザス・クライスト=スーパースター』をスクリーンで見た。芝生に座って『I Don't Know How to Love Him』を聞いて感動だった。大変だったの、劇場には席が少ししかなくてソールドアウト。あれは他の人たちと一緒にライブ公演をどうしても見たい人たちのために映像が映し出されたんだ。パフォーマーたちの勇気と責任感を見たよ。2m離れて立たねばならないソーシャルディスタンスをとってのパフォーマンスは本当に美しくて、始まって20分は泣いていた。

未来のことは考えられないと思う。何が起こるかわからないのに計画を立てる意味がない。生産的な活動してる人もいるけれど、僕は存在してるだけでハッピーだよ。必要な時に起きて、あとは寝てばかり。何もしない。」

ウィショーはアドレナリンを糧に成長し、仕事を誇りに思っている。彼は輝くことに慣れて、その状態を受け入れている。

「ただ忙しかったのかも。」と反論するウィショー。

「いつかはまた元通りになるとは思う。今は、ロックダウン中は、部屋をブルーに塗って、棚や絵の取り付け方を教わって、写真の現像も覚えたんだよ。すごくない?」

ウェイトレスが、ホットチーズサンドはデリカウンターの方で注文してください、と説明すると、じゃ後で行きます、と返事をしても、きっと行かないだろうなと彼にも私にもわかっていた。

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