2019/12/10

「アナと雪の女王」1のほう  その他の映画・ドラマ・舞台

2が公開されていますが今ごろ1を見ました。

というのも2のタイミングで「アナと雪の女王は1も2も『妹から見るとお姉さんは魔法が使える』ことがテーマ」という文章をネットで見かけて気になってしまったからです!

なるほど!アナにとってエルサは、美しく知的で魔法が使えていっしょに遊べてなぜか心を閉ざしてるけど絶対な存在なんですね!

私は長女(弟がいる)なのでエルサ目線で生きてきました。

主人公アナのように、拒否されても絶対信じて人の心にまっしぐらな、無意識の自信があって行動派の妹キャラが羨ましいと思ってもなれません。

エルサのように「私はダメだ私はダメだ」となぜか心を開けないのでアナみたいな人がいると救われます。

ひとりの時間が「レリゴー」式に自分100%でリラックスできて楽しく、人といると楽しいと同時に気をつかい、なのに気が利かないという、とことんエルサです。容姿以外。

オラフもスヴェンもかわいかった〜〜雪結晶

ところで、この映画はミュージカルなんですよね。

それで冒頭にクリストフの幼少期が、氷切りの力強い男たちと出てきて、北欧民話にでもあるのか「氷の心に気をつけろ」「美しく危険な氷を割ろう」と文字通り池にはった氷を切り出しながらこれから始まるストーリーを暗示するプロローグの歌となってます。

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クリストフはトナカイのスヴェンとソリを引きいつも雪と氷の世界に生きてます。毛皮(トナカイの?)の服やブーツを着てるとはいえ、氷水が商売道具とは、寒さへの鍛えられ方が違う!

本編でもまあローブデコルテ(肩の出たドレス)とハイヒールでエルサとアナは雪の世界でよく死なないな・・・とは思うのですけどそこはファンタジーだから、とスルーできてもプロローグの部分は、見てる人の日常からファンタジーへの中間地点でもう少しリアルなので、そう思ったのです。


それでね、話はそれるんですが、

つい最近私の職場の家具付きマンションに、北欧出身の男性がいたんです。彼は最後の1週間、つまり12月にはいってから急に気温が落ちた時期に、暖房なしの氷のような部屋に住んでました!

エアコン故障して修理がすぐにはできなかったので別の部屋をオファーしたのですが、
「未払いの1万円(エキストラベッド料金)を無しにしてくれたら部屋を変わらなくてもいい」と取引に出たのです?!

私は修理業者さんと彼の部屋に入ったんですが、ほんとうにFROZENでしたよ!私の制服がペラペラのスーツにストッキングとはいえ、あの部屋に一晩中いられるとは、さすが北欧の身体能力と感心、そして贅沢より質(コストパフォーマンス)のスピリットでH&MやIKEAを産んだだけのことはあって、寒さを我慢しても節約できるものはするのか、と2度感心したのでありました。

氷の国の子孫健在。



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2019/11/29


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絶世の美青年ティモシー・シャラメがシェイクスピアのヘンリ−五世を演じる・・・数年前にBBCが「嘆きの王冠/The Hollow Crown 」を作って以来の衝撃が走ったのですが、

いざ配信されて見てみたら、なんだか拍子抜けしてしまい、ブログに書くことさえ忘れてしまってました。

一語一句照会はしてないのですが、原作とかなり変えていて、細部までは私も原作を覚えているわけではないので良しとして、違うふたつのポイントには面食らいました。

1こ目は、フォルスタッフの別人ぶり!もともとダメなやつなんですが、原作では王子時代にはハル王子(ヘンリー五世の戴冠前の名)のお気に入りとして飲み仲間として勢力があったのに、ハルが王となり心を入れ替えたらダメダメな過去の象徴のようにスッパリ切られておちぶれる・・・

と、なんとも救いようがないデブキャラなんですが、これが本作では全然まったく別人さんで、ストーリーがその別人さんに引っ張られて行き、なんともすっきりと展開これぞハリウッド!なんです。

しかし私も初めてシェイクスピアの「ヘンリー五世」を知った時には、フォルスタッフの存在にもその行方にも「なんなんだこれは?!」と面食らったのですが、おそらく同じ感想を持った製作陣がその面食らいを返上するために作ったのではないか・・・とにらんでおります。

2こ目は、数でフランス軍に負けてるイギリス軍を奮い立たせるためにヘンリー五世がした歴史に残るスピーチ・・・・

実は私は「ヘンリー五世」はこれを見るためにあると思っているのですが、ここが、スッパリとない!

いや〜まいったまいった。。。。


「ヘンリー五世」としては拍子抜けても、シャラメさんはやはり見ているだけで価値があり特にロングヘア時代、

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フランス王にはなんとロバート・パティンソン!シャラメさんがイングランド・アクセントに奮闘している傍らでイギリス人のロバートさんは思い切りフレンチ・アクセントを喋る・・・変なキャスティング。この人もハンサムさんの代名詞のはずだったのに情けない王様を怪演されてます。

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キャサリン役は演技してるの初めてみたリリー・ローズ・デップ。ママのバネッサ・パラディにそっくりな美女!

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可愛いだけじゃなくて頭に切れる王女様なんですが、

・・・BBC「嘆きの王冠」ヘンリー六世(つまりヘンリー五世の息子)ではソフィー・オコネドになることを思い出すと・・・頭も切れるし強いわね!と妙に納得したのでした。
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2019/11/11

マシュー・ボーンとアダム・クーパー in Graham Norton Radio  その他の映画・ドラマ・舞台

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お写真は@SirMattBourneのツイからです

グレアム・ノートンといえばBBCテレビでゲストを招いてのショーがお馴染みですが、ラジオもあったんですね。番組のリンクはコチラ。あと28日間聞けます。

兎に角、マシュー・ボーンとアダム・クーパーがゲストに出るというので聞いてみました。

それが〜番組は全部で3時間もあって、このふたりの登場は半分の90分を過ぎたあたりで、それまで逃さないよう出てくるまで頑張ってサーチして、また頑張って20分あまり聞きました。

で頑張りに頑張ってノート取りましたので、抄訳レポ行きます〜



実は時にサー・マシューとアダムの声がどっちがどっちだかわからなくなるんで、話し手が間違ってるところあるかもです。

グレアム(G):「白鳥の湖」サドラーズ・ウェルズでのプレミアから今日は24周年なんだよね。で、また新作ツアー「レッド・シューズ」で主役。これができるダンサーって、そういないいんじゃない?それは優秀な遺伝子のおかげ?それか「レッド・シューズ」を踊るのはカンタンってこと?
アダム(A):アッハッハ!全部のおかげだよ。ラッキーなことに振り付けなどいろいろキャリアに含まれるから、身体を保つことができた。ずっとダンスだけをやり続けていたら10年前にキャリアが終わってたと思う。
G:振付師としては「週に6回舞台に立て」とは言えないなあ=と止まるのか「「いや、やるんだ!」というのかどっち?
マシュー(M):それは場合にもよって、怪我をしてるケースもあるし・・・でもみんな若いからね!
A:僕なんかスタジオの隅っこのおじさんだからね(笑)。落ち着かないよ最近は。若いカンパニーだから。
G:「レッド・シューズ」は最も古くずっと有名なバレエ映画なんですね。
A:僕はバレエを見たのがあの映画が初めてだったの。ミュージカルは見たことあったけど、あの踊りはクレイジーでエキセントリックですごく好きになってしまって。ずっとこれは舞台でやらねばと思ってた。
G:ボリス・ラメントフ。振付師の役なの?
A:いや、色々まとめ役(プロデューサー)。
M:ヴィクトリアという素晴らしいダンサーがいて、作曲家と恋に落ちる。しかしボリスは、スターダンサーであるということと恋愛は両立しないと考える。
G:それってどれくらい真実なの?
A:アッハッハ!愛と芸術の話だよ。
M:最初は狭義のダンスの話かと思ってたんだけど、開けてみたらもっと普遍的な話だった。夢を叶えることと、そのための犠牲の対立だね。みんなに共感できるものだよ。
G:アダムは踊るの?突然止まってなんか言ったりしないの?
A:台詞はないよ。
G:「遅れる!」とか。
A:全部ダンスだよ。アッハッハ!
G:なんで誰も今まで舞台化しなかったんだろ。
M:あったんだよ、ブロードウェイのミュージカルで、90年代の初めかな、でも2週間で打ち切り。失敗だった。
A:変だよねー、なんで踊らないで歌うのかねー
G:「白鳥の湖」は大成功だったけど、その後ロイヤル・バレエに移ったの?
A:ロイヤル・バレエにいて、スワンをやって、またロイヤルに戻って、そしてやめた。「白鳥」が世界規模になったから。
G:大きなカンパニーと独立したカンパニーで世界ツアーをするのはどこが違う?
ア:マシューと一緒に働くのが好きだ。アプローチが、ダンサーであると同時に俳優でもあるのが、パフォーマーとして惹かれる。それからミュージカルもやったし。自分にとって、キャラクターはずっとストーリーを支配するもので、マットのカンパニーならダンサーがストーリーを語るので踊りが明確ですごくいいやり方だよ。
G:リハで振り付けをする時って頭にスイッチがあるの?
A:YesでありNOでもある。どちらにも同じ敬意を持って役に没頭するのも全体を心配しなくて済むし。とはいえダンサーの時も振付師の考え方で意見を言わせてもらうのは嬉しいけど。
M:サンキューサンキュー、嬉しいな。素晴らしい。
A:なぜかというと、マットの仕事の仕方はみんなを引き込んでダンサーからも引き出すから。キャラクター的にも、身体の動き的にも。
M:「白鳥」を24年前にやった時、4幕もあって振り付けも多く、1から音楽をかけてアダムがシナリオを持ってきてどんなことができるか色々やってくれた。
G:ふたりは共同演出家であり共同振付師って・・・どうやるの?
M:アッハッハ!ラッキーなことにうまくできた。どれをやるのか分けようとしたんだけど、結局全部一緒にやって。とんでもないものになる可能性もあったんだけど、うまくいったね。
A:みんな神経質になってたけど、僕たちは優しくて礼儀正しいから・・・コラボするには、オープンになることが必要だ。
G:11月18日からプリマスで、そしてクリスマスにはロンドンで、その後6月までUKツアーですよ!その後ドイツに行くんですよね?
A:ドイツの人に何あげるの?
M:ははは・・・ダッチス・ゲルンシュタインの振り付けをドレスデンで、それからバーンシュタインの振り付けと演出をミュンヘンで。
 :ポッシュだね〜〜
A:僕はそんなにポッシュになることはない!

〜ここでリスナーの方からの声をグレアムが代弁する〜

G:「ドリアン・グレイ」の再演はないんですか?
M:実は現代版を作ろうと考えてます。
G:スマホとか出てきちゃうの?
M:そうそう。

G:「ロミオとジュリエット」は最初からダークにしたかったんですか?
それとも結果的になっちゃったんですか?
 :陰鬱だよね〜〜
G:もうずっと長い間クラシックに反抗してますよね?
M:これは特にやりすぎたかなあ。シェイクスピアを無視しすぎだよね。
G:大変じゃないですか?
M:そうだけど、一旦アイディアが浮かぶと盛り上がるの、びっくりするくらい。

G:「雨に唄えば」ですけど、どれだけわざと客席に水を飛ばしたの?楽しんだでしょ?
A:ははは、携帯をいじってる人はカンパニー全員で水をかけまくった。

G:新作を作る時は最初から動きを決めてるんですか。
M:いや、まずストーリーからで、本当に「むかしむかし・・・」というようにストーリーを練ってその時はまだ動きはない。音楽はいつもクラシックを使うのだけど、そのクラッシックなビジュアルを消すことから始めるんだ。

G:ツアーが一旦始まってから振付は変えますか。
M:基本変えないけど、そこの舞台のスペースによって変えるところもあるかな。

ここでもう1度「レッド・シューズ」のツアー日程のお知らせをグレアムがアナウンスし、プロモーション終わり!

あああ、私はこの6月プリマスの劇場で「ロミオとジュリエット」を見たときに買ったパンフで、プリマスに「レッド・シューズ」が来ることを知っていたんですが、アダム・クーパーが出るとは知らなかったなあ!!!プリマスから始まるとは・・・感慨深い。

それに私、ロンドンで「雨に唄えば」を見てるんですよ。でもそんなに客席に水をまいてたとは知らなかった(笑)。

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2019/11/8

このサイテーな世界の終わり2  その他の映画・ドラマ・舞台

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イギリスではチャンネル4で11/4に配信したこのドラマはその翌日に世界のネットフリックスで見れるように。ブラボー!ネットフリックス!!その調子!

1の感想(ネタバレなし)で書いたこととほぼ同じ感想がまたこみ上げてきました。

2では新キャラも登場、写真右のボニー役にナオミ・アーキー、美人な彼女はスター・ウォーズの新作に出演しているのだそうで、もう直ぐ有名になりそうですね。

いつもしかめっ面のアリッサと、無表情のジェイムズの組み合わせがリアルでいいんですよ。

それでね、2は1からの積み上げがある分、もっといいんですよ!

そうそう、1の時も書き忘れてたけど、ジョナサン・アリスも出演しています。出演というか怪演。もちろん本作でも残念な役・・・そうとうに残念。

滅茶苦茶やってるティーンエイジャーたちに見えて、滅茶苦茶なのは家庭環境ごとで、親たちの方がけっこう危ない。あれ、親たちって私世代か。

私がティーンだった時は、親の世代は皆安定してまっとうに見えたけど、隔世遺伝的に、世代は受け継がれていくのかもしれない。

画一的な大人になりたくなかった大人はダメダメでちっとも子供もあてにできず子供の方がしっかりする、というふうに。

彼らの独白がシンプルで力強く、私もティーンエイジャーだったら人生白書になってたかなあと思ってみたり。

とにかくいいドラマだった。

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2019/11/5

マシュー・ボーンinCINEMA白鳥の湖  その他の映画・ドラマ・舞台



今年7月に渋谷で見た「白鳥の湖」のシネマ版が公開されたので見ましたよ!

シネマ版が収録されたのも今年でロンドンのサドラーズ・ウェルズ公演のもの。

私にとってラッキーなのは、日本公演で見たキャストと白鳥、王子共に違っていたことです。

東京公演:白鳥=マシュー・ボール 王子=ドミニク・ノース

シネマ版:白鳥=ウィル・ボジアー 王子=リアム・ムーア

下は白鳥=マシュー&王子=リアムの組み合わせ
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王子役の方は私は断然リアムが好きで、パジャマや軍服の似合い具合にキュン、笑っても困ってるような眉で悲しい表情をされると胸がズキズキ、櫛を入れた端正な髪が乱れるともともとお肌がシワシワ系なのでちょっぴりオジサンぽくなるけどそれもまた愛おしいという、要するにどこを取っても好きなんで・・・

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白鳥の方は、日本公演の時にも書きましたがマシュー・ボールがさすがのロイヤルのプリンシパルらしい気品と、ニューロンに筋だけの上に薄い皮膚が乗ってるような肉体が野生動物的で震えます。

方やウィルは、お肌も肉のつき方もつるつるでね〜
トゥルットゥルの体育会系が威勢よかったです。

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マシューの文系の筋肉の方が私には魅力だなあっと思っても、

ちゃーんと彼の魅力炸裂の幕も用意されてるんですよ。

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ワルいオスの匂いプンプンな肉体を黒いレザーに包んで踊る姿からはフェロモンの湯気が出てそうです。

私が東京で見た王子役のドミニク・ノースは残念ながら心の弱さ、存在の儚げさが物足りなく、彼は「眠りの森の美女」のレオ(国王の狩猟番)の牧歌的で絶対いい人でしょう!の役が最高でした。


ところで、今回見てストーリーが今までとちょっと違って見えたところがありました。

王子は女王である母に甘えられずに育った、というほぼエリザベス二世とチャールズ皇太子のような設定なんですが、エリザベス二世と違ってここの国には王配、女王の夫がいない。それで女王は家来の若いイケメンとイチャイチャしてるわけですが、王子にしてみればパパ不在の環境で身近な執事も厳しいから甘えられない、すると母に甘えたいと思ったら、若い家来のように性的な関係で近づこうという発想しかできずそれで女王にも拒否されたのかしら・・・と感じたんですー

それと白鳥が最後に仲間にいじめられて・・・のシーン、

ボス白鳥でも多勢に無勢で負けちゃうということが、見てもなかなか受け入れられなかったのですが、やっと、野生の単体が人間と交流したことで群れから追い出されるという残酷さが飲み込めて(遅い)、なんでヒックとドラゴンみたいに種を超えて仲良くなれないんだよ〜と泣きながら思いました。

ラストシーンは手負いのボス白鳥が王子を天まで抱いて飛ぶのか・・・と健気やら孤高の愛を見せつけられてロミオとジュリエットでもあるなああああと放心→抜け殻状態。

しかし拍手の中よみがえった(要するにカーテンコールですね)白鳥と王子がニコニコ笑顔でお手手つないで舞台をこちらに向かって歩いてくる姿を認めて、あ〜よかった、あれは単なるお話なのね、悲しくないのね、とホッとするのでありました。


最後に、日本ではオペラハウスでポッキーをムシャムシャしていた王子のガールフレンドは、ロンドン公演では何を食べていたのかなんですけれど、カメラがあまりお菓子をちゃんとは映してくれなくて(そりゃそうだ)、多分、としか言えませんが袋の色と形からマルティザーズというチョコボールのようでした。イギリスでは定番のお菓子ですのでポッキーと立ち位置は同じです^^

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