2022/1/26

ハウス・オブ・グッチ  その他の映画・ドラマ・舞台

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娘がいなくなって堰を切ったように映画館へ行きました。マンボウのせいか映画のせいか映画館はガラッガラで、私とカップル1組だけ!なので映画館行くなら今がチャンスなのか、いやいや電車が危ない・・・万が一ウィルスを吸い込んでも免疫力で撃退するためには寝不足しないことがベストらしいです。

で、今回も、やっぱり見てよかった〜〜〜〜ですよ!

まず私は実は今のGUCCIが大好きなんです。銀座GUCCIで開催中んレディガガが着用したスーツと映画に出てきたバッグの「アーカイヴ展」も見てきましたし、そうそう創設100周年「アーキタイプ展」にもいそいそと行きました。まあ最近はメガネを買ったくらいですが、かつてはお店でバッグや靴、スカーフくらいは買ったものでした。

2001年までファッション業界の端っこに生息していた私は「グッチ一家はお家騒動の末にブランドを他人に売る羽目になり、みるみる復活して大人気のGUCCIの陰で『ハウス・オブ・フローレンス』という地味な新ブランドを作って売っている」という話を聞き、イタリアンマフィアみたいな話だな〜そうか今のグッチはやり手のビジネスマンがプロデュースしてるのか。トム・フォードなんて所詮アメリカの田舎者じゃん・・・ちょっと成金ブランドだよねー

と私は一時期興味を失なったのでしたが、トム・フォード退任後別のデザイナーを経て停滞期の後、2015年にアレッサンドロ・ミケーレが就任してGUCCIは2度目に蘇りファッションの流れを変えたという、なんだか稀有な不思議なブランドなのです。

で、まずは80年代に人気を博していたヴェルサーチェなどの他のデザイナーブランドに置いていかれ、家族経営で時代に取り残されていた頃のストーリーがこの映画のメイン部分なので、ずっと知りたかったGUCCIの秘密を見るような思いでした。

レディ・ガガがパトリッチアというグッチ一族の後継の一人の妻を演じています。これがすごいはまり役!

その後継マウリツィオ役のアダム・ドライバーもすごくいい!お父さん(ジェレミー・アイアンズ)に溺愛され反発しながらも価値観がそっくり、そして静かな自己主張が強いのが育ちを語っている後継を、この作品中一番好感が持てる人物に演じてました。

グッチファミリーは他にアル・パチーノとジャレット・レトでみんな上手いので家族を大切にしながらも自己主張を曲げないイタリア気質が悪く回ったんだねとなんだか納得できてしまったのでした。

ああ、GUCCIオリジナルのポッシュさもトム・フォードのセクシー路線もアレッサンドロ・ミケーレの不思議ちゃんワールドもぜ〜〜〜んぶ違うのに、同じアイテムを売り成功し続ける謎。でもファッションに時代の変化は避けられなく、アレッサンドロの世界が古く見える時も来るのは避けられない。
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タグ: グッチ GUCCI 映画

2022/1/24

キングスマン:ファースト・エージェント  その他の映画・ドラマ・舞台

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娘がニュージーランドに帰り、夫は平日は出稼ぎにて不在なので、週明け月曜日にずっと見たかったこの映画へやっと行ってきました。

やっぱり、行ってよかった!!!

公開から日にちが経ってることもあり混み合ってませんでした。それでも万が一コロナにかかって出勤停止+同僚を濃厚接触者にして職場崩壊させてその原因が映画だと責められたくないので職場には秘密裡です。

それくらい覚悟しても、これはレイフ・ファインズがよかったので頑張って行って大正解でした。ポスターでも彼が主役とわかるものですが、なぜか私は息子の方が主役かと思い込んでいたのもあります。

前の2作は私は労働者階級のエグジーがポッシュな世界で大活躍するのが大好きでしたので、今回は彼も出てないのであまり期待してなかったところもあるのですが、老体に鞭打って頑張るオックスフォード公爵(とはいえもともと軍人)には今度は階級でなく年齢で自分を重ねてしまいました。頑張るぞ〜元若い人!

レイフ・ファインズといえば最近では007のM。ずい分ダニエルボンドには意地悪をされて情けなかった・・・遠い昔なら「イングリッシュ・ペイシェント」近い昔なら「名前を言ってはいけないあの人」も私はピンとこなかったのですが、ついに私にも彼の良さがわかる日が来た。

ポスターはこれが好きです。ミステリアスなオックスフォード公爵。ちなみに名前はオーランド。

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マシュー・グードは、今見ているドラマ「ディスカバリー・オブ・ウィッチズ」で主役なのになんか恋愛ものは向いてないのではないかとまで思ったのですが、この映画では存在感もあって見直し!

それと、歴史上の人物、イギリス国王ジョージ五世、ロシア皇帝ニコライ、ドイツ皇帝ヴィルヘルムの3役をトム・ホランダーがこなしていてびっくりしましたが、従兄弟同士なので(ヴィクトリア女王の子孫ですね!)この3人似ていてしかも男子は皆立派な髭を蓄えていた時代だったので同じ顔で納得でした!

王様達だけでなく歴史の教科書に載ってる有名人が多く出てくるのですが、予告編でも見れる怪僧ラスプーチンのアクションというかコサックダンスが、シリーズ上でも最もキレッキレでした!!!

あとカシミア山羊もかわいいんですよ。
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2022/1/15

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム  その他の映画・ドラマ・舞台

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1/16最後に少し追記しました。

オミクロンにおびえながらも「罹ってもカゼ程度でしょ」と自分を騙しながら見てきました「スパイダーマン」。世界興行的にも成功しファン達からもエモい空気が立ち上っているのには気づいてましたが、見終わって・・・

ドキドキワクワク冷や冷や青春っていいなあ!トムホスパイディかわいいなあ!ゼンデイヤかっこいいなあ!

・・・がなかったわけではないけれど、得体のしれない切なさがそれを覆ってしまって2日くらい文章にもできないボーっとした半透明の灰色のフィルターにスパイダーマンのイメージがかかっておりました。

ストレンジ博士の呪文を6回も訂正させてしまったピーター・パーカーのせいでマルチバースが歪んでしまい、ポスターにもなっている「見覚えのある長い手マシーン」を始めとするスパイダーマンのパラレルワールドの交わりに関しては、スパイダーマンそのもののファンだったら、過去作ファンには相当キュンな世界であっただろうとはわかります。

でもね〜、私はアベンジャーズに参加したトムホスパーダ―マンが好きで見ているので、ストーリー展開上仕方ないのかもしれないけど、彼が悲しんだり怒ったりが辛くて辛くて・・・。

昔、日本語を教えるお仕事で出会った小学校1年生のフィリピンから来た男の子がいて、彼は当時の最新作「アメイジングスパイダーマン」が大好きだったんですね。当然その後トムホスパイディも見て、あれから8年たって14歳のティーンエイジャーになって「ノー・ウェイ・ホーム」を見てどんな感想を持つんだろう、と思いました。

スパイダーマンはマルチバースに出会う必要はあったのかな。その良さは歴代作品ファンほど体感はしてないけどキャラたちに再開できた楽しみはあったけど、トムホピーターにとっては感動より災難だったのでは。

まあ要するにトムホびいきなんでかわいくて幸せなピーターを返してくれよ!です。

でも原作が「良き隣人」=他人を助けるのが正しい行いというキリスト教的な臭いのする設定ですので文句も出ないです。他人を見捨てる現実社会よりは子供や若者に見せる規範としては正しいと思う。

見終わってからトムホくんのインスタアップされないかな〜っと待っていたら、PRADAキャンペーンのセクシーショットが投下されました。そっか、スパイダーマン、一応3部作なんでこれで終わり、高校生役も卒業ということで一気に大人の階段ジャンプですかね。セクシーになってもかわいさが減るわけじゃないからいいけど。



このシリーズ途中でスパイダーマンはもうマーベルに出れないとかソニーvsマーベルの大人の事情揉め事に現実のトムホも心を痛めたはずですし、それも含めての回答が本作ということで映像権、クリエイディブ面など多方面=マルチバースは功を奏したのですが、全世界がスパイダーマンを忘れたらもうやっぱりマーベルには帰って来ないの?と寂しい疑問。

余談ですが、エンドクレジットで流れた「3 is magic number」は、この曲知ってる!♪って滅茶苦茶気持ちが上がりました。デ・ラ・ソウルというヒップホップで本作にぴったりな曲ですよね。それが今日見た記事によると配信で聴けないそうで。その理由もまた中の人たちの内輪事情により権利問題だそうで何とも皮肉。

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2022/1/11

私のはじまり・・・ケネス・ブラナー自伝  その他の映画・ドラマ・舞台

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コリン・モーガンがヴィランを演じるケネス・ブラナー映画「ベルファスト」が例によって日本では指をくわえて3月まで待たされております。そこで予習?というかヒマつぶしというか本の自伝があると知り、1990年出版(日本では1993年)本を中古で探して購入しました。

その後数カ月、つぶすヒマもなかったので読み始めは年末年始の入院時にまで下ってしまいました。

手を出すのが重そうな389ページだったにもかかわらず、読み始めたらちっとも重いことはなく私の思い込みは彼本人自体の印象も重そうな人だったからと気づきました。全然そんなことはありませんでした。

肝心の「ベルファスト」の元になるはずの幼少時代どんな子供だったかの話はあまりページ数がないのですが、それでもご両親やおじいちゃん&おばあちゃんのことやご近所みなコミュニティだという北アイルランドの町のことは読めました。

しかし自伝として楽しめたのは高校時代〜俳優志望、俳優生活の舞台裏で、私も知らない有名な俳優や舞台スタッフももちろん多数書かれていますが、知っているルパート・エヴェレットとの舞台「アナザーカントリー」やデレク・ジャコビの「ハムレット」の話などは雑誌でも読んでるナチュラルな感覚でスラスラと読めてしまいます!さらにジュディ・デンチとマイケル・ギャンボンとの撮影中ポーカーフェイス爆笑我慢大会など楽しすぎる。

中でも興味深かったのは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで念願のヘンリー5世を演じることになった時、「王の心情」を参考にする文献も人もないので、チャールズ皇太子に面談を求め許可されてヘンリー王子〜王の役作りを磨いたことでした。この様子を想像した私の脳内ではジョシュ・オコナ―(「ザ・クラウン」でのチャールズ役)が出演してくれました・・・

しかし巨匠(?)の自伝で1番楽しめたのが舞台裏と元妻エマ・トンプソンとのこと(あまり触れてはいない)だったとは、結局ゴシップが楽しかったのかしら……

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2022/1/10

ドント・ルック・アップ  その他の映画・ドラマ・舞台

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入院中に見たネットフリックス映画です。豪華キャストによるブラックコメディ!!1番見たかったのはティモシー・シャラメ、ジェニファー・ローレンス、マーク・ライアンスでしたが、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、レオナルド・ディカプリオの方が知名度は上でしょう。そういう意味では人にオススメしやすい映画で、ブラックコメディでもナンセンスの方ではなく社会風刺ビシバシの方で偏差値の高い作品です。

個人的には、レオ様〜なキラキラ存在でなく美人ニュースキャスター(ケイト・ブランシェット)にほだされるベタな科学者のディカプリオのキャラは面白かったし、しかめっ面でキレやすいジェニファーはちょっとエッジーな面を見れた(でもかっこよくはない。ジェニファーってサブカルな存在でありながらどこか田舎の子ぽいところが逆に魅力)し、ティモシーに至っては軽いノリのチャラい若者の役があまりにも似合いすぎちゃって、本当こういうハンサムなチャラ男はいいなあと顔がにやけてしまいました。

マーク・ライアンスはアップルのスティーヴ・ジョブスを思わせるカリスマ経営者がよく似合っていて得体が知れない天然おじちゃま、映画の終わりに私が唯一「彼はどうなったのだろう」と心配した人。

メリル・ストリープのアメリカ大統領はケレン味をちょっと感じて意外性がなかったかな。

ブラックコメディでもストーリーはしっかりとあるので重く記憶に残る映画です。


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