2019/8/12

ポーの一族展  いろいろ

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銀座の百貨店で7/25~8/6に開催されていた、萩尾望都デビュ−50周年記念「ポーの一族展」を見てきました。

この展示は12月に大阪、来年3月には神奈川県へと巡回予定されていますので、銀座に行けなかった人もチャンスがあります。

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6月にロンドンに行きながら大英博物館で開催中の漫画展へ行く時間がとれず、見たかったのが正しくこのポーの原画だったので渡りに船!と喜び参じました。

実は私は中〜高校生のころマンガを描いていて、いわゆるサークル活動や編集部への出入りで原画を見る機会というのはありました。

がしかし、押し俳優さんは本当に人間として実在するの?と同じくらいに、萩尾望都の原画は本当に人間が描いたの?と思えてしまうから不思議です。

何かの神様が、萩尾望都を媒介として描かせたんじゃないか?と私には思えるくらい、70年代のキャラクターたちには不思議な命が宿っているように思えます。

もっと狭めると同じ70年代でも中盤73〜5年が神がかりのピークで、ストーリーは初期の「ポー」の方が構想も大きくドラマチックなんですが、絵柄や話の軽快さで断然中盤のファンであります。

無論これは好みの問題ですので個人の感想です。

展示は「ポー」シリーズだけでなく、初期のコメディから、トーマ、SF作品群、最近の王妃マルゴ、幅広いです。

でもタイトルだけあって「ポー」のボリュームは厚く、短編など全ページあるのか?と思ってしまったほど。でも読むには、順路が左から右へと誘導されているので不自然なのが摩訶不思議。これからの展示では左右を逆にすべきかと強く思います。


展示には宝塚で舞台化された「ポーの一族」の衣装と小道具もありました。

俳優さんが着用して舞台で見たらいいのでしょうけれども、抜け殻だと、エドガーにかすりもしない、と思えました。原作ではエドガーは14歳という設定が舞台では少し年齢を上げてあると聞きました。

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その昔スタジオライフという劇団で見た「トーマの心臓」は、日本人の成人男子が演じていても成り立っていましたので、きっと宝塚も、見たらさらに華麗で完成度が高いのでしょう。チケットが取れなかったので見れなくて残念。

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2019/5/28

From UKクイーンJapanツアー  いろいろ

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イギリスのクイーンファンクラブのツイによりますと、来年のクイーン+アダム・ランバートのライブと東京観光をセットにしたツアーが組まれています。

ロンドンから東京へのツアーです。

↑ リンク先に日程の詳細も出ております。

クイーンのジャパンツアーの初日さいたまアリーナチケットは含まれており、2日目のチケットを買った私は「知っていたら1日目を買ったのにな〜」とちょっと後悔。

最初はファンコンを日本でやるのかと思いましたが、よく読んだらファンコンを主宰するクイーンファンクラブの協力による旅行会社のツアーでした。

でもヒースローでヨーロッパのファンが集合して大挙して日本に飛んでくるって想像したらとっても楽しい。

浅草で神社やお寺を体験したり、1975年にクイーンが東京プリンスホテルの日本庭園で東京タワーをバックにお茶会をした写真は有名ですので東京タワーの展望デッキなどもツアーに含まれていてニヤリです。
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2018/8/18

ミケランジェロと理想の身体  いろいろ

上野の国立西洋美術館へ久々に行きました。特別展「ミケランジェロと理想の身体」展に興味がありまして。

実は勘違いして「理想の身体の黄金比」みたいな追求かしらと思っていましたら(しかもそういう学問的な研究しそうなのはレオナルド・ダ・ビンチでした)、

ミケランジェロの彫刻が2体と、古代ギリシャ・ローマとルネサンスの男性裸体作品を集めた、テーマがわかりにくいながらも、

男性美を追求した美術の企画展でした。これってありそうでなかったような・・・同じ男性美の切り口で「時代別」とか「階級別」とか「国別」とか色々もっともっと企画していただいてもいいんじゃないでしょうか?

展示作は、古代ギリシャ・ローマ時代のものと、そこから影響を受けたルネサンス期のものがあり、そのことは中学校の美術でも習いましたが、

下の写真は撮映可だった「ラオコーン」(トロイの神官の名前)像で、古代作品が1506年に発掘されミケランジェロもその場に立会い、その後多くのラオコーンの絵や彫刻がその時代に作られました。当時の芸術家たちがすごい衝撃を受けこぞってそのテーマで作品を作った、ということが実感されました。

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映画「君の名前で僕を呼んで」でエリオのお父さんとオリヴァーも古代美術品の発掘研究をしていましたが、ルネサンス時代にもああやって古代ローマやギリシャの美術品を興奮しながら発掘したのでしょうね。


全体の作品数は70点で、彫刻を中心に絵画や食器もありました。食器とは古代ギリシャの絵が描かれた壺やお皿ですがあれ、テレコッタなんですね?!しかも紀元前500年くらいのものが残ってるなんて改めて驚きです。

で、彫刻といえば大理石が思い浮かびますが、今回の展示を見て、磨かれた白い石のお尻の形は、ほんとうに生きた美しいものを閉じ込めたような幻想を抱けるなあと思いました。人により人体のどこに目がいくかはそれぞれなんでしょうけれど、私は顔から首とお尻、脚と足です。(道理でバレエやフィギュアスケートが好きなわけです)

大理石に比べ、ブロンズ像というのは20~30センチくらいの小さなものがほとんどで、迫力もなく黒くてよく形が見えにくいじゃないの、となんでこんなのも作られたのか不思議だったのですが、

実はコレクターに人気があったそうで、物によっては燭台だったり、ドアストッパーだったりと実用品も兼ねたものもあったことが解説を読んでわかりました。

そしてその題材は、天使の姿をした「幼児」「アスリートと戦士」「神々と英雄」です。

アスリートとは、ほら、オリンピックの発祥の地アテネはギリシャですし、古代ギリシャの社交場は男性オンリーで、スポーツ大会は全裸だったそうです。解説で知ったのですが、古代ギリシャでは外見の美は内面を表したものという考えだったそうです。きっと市民は美しさ強さをスポーツで競い合ったのですね。男性ばかりで。いいことだ、もっとやれ。(しかし一体いつから外見の美が虚栄心や軽薄さと結びついたのだろう)

神々と英雄で多いのは、「ヘラクレス」「バッカス」「アポロン」でした。

ヘラクレスといえばハムレットの理想像だったなと思い出すのですが、シェイクスピアも16世紀の人、ギリシャ・ローマの神々を理想とする風潮はこの時代ヨーロッパに広まっていたのか。単にヨーロッパの知識人の源は常にギリシャ・ローマなのかも知れませんが・・・・

アポロンといえばヴェルサイユの発明者、ルイ14世が自分と重ね合わせて宮殿中にそのイメージを散りばめました。

でもバッカスはただの酔っ払いと思ったら大間違いですよ。ローマではバッカスで、ギリシャ神話ではディオニューソスという名前です。「バッカイ」という古代ギリシャ悲劇はベン・ウィショーがディオニューソス役で2015年にロンドンで上演されました。

というように、これまでのオタク活動のピースが「理想の男性像」展であちこちピタッと合致しました。お尻や首筋を眺めながら脳も少しは使ったようです。


実は今まで、西洋の美術品はできることなら本家の美術館で見るに限ると思っていたのですが、本家に行くとまず街そのものが私たち外国人にとっては博物館のようなもの、すべてが目新しく興味を惹かれてしまう、そして美術館の建物自体がまた古くて豪華である場合が多く、そこでもあちこちに注意を引かれてしまい、肝心の美術品をじっくり鑑賞する脳内情報処理能力を情報がオーバーしてしまうんではないか・・・と思い当たりました。

西洋美術館の特別展会場は、白い壁と天井しかなく床に至っては色さえも覚えてないという無地っぷりですので、その分展示品に集中出来るのですね。国内展示侮るなかれ。

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国立西洋美術館は、金、土曜日は夜9時までで、特別展のチケットで常設展にも入れますので、早めの時間に行き、どちらかを見たらカフェかレストランでゆっくりパワー回復と情報整理をし、もうひとつの方に後半戦に向かうことをお勧めします。

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2018/8/17

ヴェルサイユロスでマンガ  いろいろ

BBCドラマの「VERSAILLES/ヴェルサイユ」シリーズ3を見終わって、もうあの華麗なるルイに会えない・・・とメソメソしていました。

「太陽王ルイ14世」鹿島茂著は読んでしまったし、

ちょっと気になってたアラン・リックマンの遺作となった「ベルサイユの宮廷庭師」を見てみたり、(庭師が主役なのであまり華やかでなかった)

ちょうど開催中だった国立新美術館「ルーブル展」に行ったり、

関係書籍をネットで眺めていた時に発見したのが、こちら

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名香智子のマンガで、なんと「ルイ15世の話」らしい!

「山猫天使」「黒百合の騎士」「ヴェルサイユのシンデレラ」「ロココの冠」

全4巻を読んでみました。10年ほど前の作品だし久々のマンガなので、顔の表情とか人の仕草とか少女マンガ特有の女性の恥じらい表現(多分日本の女性文化に脈々と受け継がれてきた恥じらい文化なのだと思う)に最初は戸惑いましたけども、

史実とフィクションをうまく混ぜてあり、けっこうドラマ「VERSAILLES」の作りに近い!史実には忠実で、その展開の細かい部分を創作のキャラとエピソードでつないでいます。

太陽王の後継として5歳で即位したルイ15世の天真爛漫なアマちゃんぶりがとても可愛らしかったです。王の想い人に女装の美男子ラファエルを配して、彼がまた性格のきつい頭の切れる男というのが良き良き💌

かなり長い年月を全4巻で描いていて、少年少女が年を重ねていって白髪になるまでの、鳥の目で見た絵巻ふうな作り、最近も見たな、と思ったら映画「追想」でした。

ということで読み応えがあり、ロスもだいぶ回復してまいりました。

失恋の薬は新しい恋と言いますように、別に夢中になるものがあるといいのですね。

逃避?


そういえば、名香智子の過去の作品で、これも大好きだった「シャルトル公爵シリーズ」というのがあり、こちらも初め若かったふたり(しかもゲイどうしの夫婦という時代を先取りした設定)の孫の代まで延々と続くお金持ちの話がありました。

こちら、フレディ・フォックス君みたい

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2018/6/26

Hard Stare にらみの目  いろいろ

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仕事で私の3ヶ月後輩さんは映画好きで、話が合うと喜んでいたのですが、

アメリカと、とある俳優さんが大好きでそれはいいのですが、

それらを含め自分のことを話すチャンスがあるとすごい勢いで

仕事に関係ないことを立て板に水のように話すので

職場で私まで趣味の話で盛り上がらないよう気をつけなくてはなりません。

最近では彼女が職場に馴染むにつれ思考と口数が直結し、アメリカとその俳優さん関係の話とその他なんでも聞かされるようになりました。

うちの職場はいわゆるマンションでのサービスなので、昼間は働く人はいませんのでヒマになります。そしてマネージャーも概ねゆるい人なので、私語を怒られるようなことはなく各自節度で自主規制です。

まだお若いので、外国の良いものに出会ってその感動を伝えたい熱情はわかるのですが、アメリカ以外の国には象徴としてのアメリカをよく思わない人もいることを知らなすぎ。

もちろん個人的にはアメリカ人にも魅力的な人が大勢いらっしゃいますよ。しかし影響力のある国だからこそ、他国への干渉に反感を抱く人も広い世界には多く、あえてアメリカという概念を嫌いな人間はうちの職場だけでも私を含め6分の3もいることに気づかないなんて、その行為じたがあまりにもアメリカ的で、もう対処できません。

私は大人なんだから、時々マネージャーが「うるせー靴屋行け」(その時は彼女自分の足がいかに痛いか、そしてネットで靴を探していると騒いでいたのです)などと一言吐いて捨てるのに任せ、私は適当に合わせていればいいのかな〜

と妥協しそうになったのですが、

円盤発売が近づいた「パディントン2」の宣伝を見て、彼の人の良き部分を見つける才能、人を伸ばす才能、そして、もしも失礼なことを言う人には正直に「にらみの目」の技をかけることを思い出し、

これだ!

と思ったのでした。

彼女はそういう性格なので思い込みが強く仕事でも暴走することがあり、自分の見解を自身だっぷりに私にアドバイスしてくることがあるんですね。

私は面倒くさがりなのでどっちでもいいことは人に合わせるほうが楽なんですが、彼女の考えに疑問があるときはちゃんと言わなくては。

睨みまではせずとも、必要なときは自分の考えを通さなくては。面倒だけど。

それ以外は彼女をのびのび働かせとけばいいんだなあ〜と

思い至ってスッキリ!

うんうん、人は萎縮しない時に能力が伸びるし、そこでやってはいけないことはマネージャーや先輩に仕切りを任せればいいや〜

パディントンちゃん、くすぶっていたモヤモヤを追い払ってくれてありがとう!!
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