2018/10/11

ファミリー・ハピネス@アンダーズ東京  ベン・ウィショー



またまた見てきました!
場所が変わって虎ノ門ヒルズ内のホテル「アンダーズ東京」スタジオ。
ステキなビルの51Fというロケーションも魅力なんです。

2回目は気持ちに余裕があり1回目と違うところが目や耳に入ってきます。

本日でこのフェスでの公開は最終日となるので、少し詳しく内容を書いてみます。

ロミリー(ベン)とフィオナ(アリス)は兄妹で孤児。父はアル中(だったかな、ちょっと曖昧)のセックス依存症だった。母の思い出は語られず、お互いが唯一の家族のようだ。フィオナは年上の彼と住んでいるが彼女曰く束縛的。しかし彼女自身が心を病んでいる気味なのでホントのところはどうか不明。彼女は母親のバーバリーのコートを着て横暴なセレブのふりをしてプラダに入店し、シャンパンを振舞われながら試着をして「気に入ったものはなかった」と言って店を立ち去ると兄に語る。
ロミリーのアパートメントの入り口で、ふたりの大好きだったミュージシャン=ジェイがエホバの証人の出版物を売っていた。ちょっと興奮して部屋で踊る兄妹。たぶん、そのCDに夢中になっていた頃をそれぞれに思い出しているのかも。。。
彼の家には戻らずに兄のところに泊めてもらう妹。お揃いのシマシマのパジャマを着て昔のように仲良く眠るふたり。
親に苦労した分、年下の妹は自分が幸せにすると決めている兄の妹全肯定の姿が清々しい。朝、近くのカフェでコーヒーを飲むふたりはお互いがいて幸せそう。


というダークな話なんだけど、シドニーの空気のせいか、どこか抜けていてカジュアルで、閉塞感がないです。その土地の影響というものを意識させられました。

緑色のTシャツに長め黒髪がとても鮮やかなウィショーさんです。日の差す部屋でソファーに座ると半ズボンから出た脚の毛に視線が釘付けになってしまいました。

しかし映画の中では洗面所で鼻毛を抜いているという・・・(?!)鼻毛までは見えませんでしたけどね。

そのコットンチノの半ズボンでお尻をこっちに向けて床にしゃがみ込むと、細ーいウィショさんの腰骨下部に目が行ってしまうという。

顔や手も好きなんですが、普段クローズアップされない部位が新鮮なものでつい。

たまにはオゾンに穴の空いたオーストラリアの空気で好きな俳優さんが見られるのもいいものです。

部屋のソファーの横には洗濯物が干してあって、それは本当にウィショーさんのパンツではないでしょうけどもちょっとクスッとなりました。

あとロミリーの部屋にかかった、ブルーグリーン調の、鳥人間みたいな絵も好き。グリーンのTシャツと見事に調和して。パジャマのブルー、部屋のベージュ、カジュアルなんだけど、おしゃれなアパート(名前は「サヴォイ」というのもカワイイ)だし色も計算されてるし、モダンなオーストラリアの雑誌を思い出しました。
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2018/10/8

ファミリー・ハピネス@東京都写真美術館  ベン・ウィショー

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ショートショートフィルム・フェルティバル&アジア2018内のプログラム「秋の上映会」の中のまた「秋のアニバーサリープログラム1」というセットに入った「ファミリー・ハピネス」を見に行ってきました。

こちらタイトルに「出演:ベン・ウィショー」と付いてます。メジャー映画にも出ている俳優さんはこの短編映画フェスでは珍しいです。

約15分のこの映画は、ウィショーさんと妹、それから二人の好きなミュージシャンの3人が出演者で、妹はひたすらコジラセ姫、彼女の話を「うんうん、そうなんだ〜」とニコニコスポンジのように聞いてくれるお兄さんのある日の数時間が描かれています。

それにしても鬼妹でした。
もしやお兄さんの下に生まれると女の子ってわがまましてもいいって自然になるの?私は弟しかいないから、こんな意地悪な性格の女ってホント理解に苦しむんですが。。。。

そしてミュージシャン役のマーク・ブラッドショーさんは正反対の神のしもべのような役。髪の色がダークでしたが染めたのかな?いつもはブロンドだったような。

ウィショーさんは、天使の役。
緑のTシャツがダークロングヘアに似合ってて、オーストラリア撮影のせいで、ショートパンツにサンダル(ビーサンみたいなのだったような)というカジュアルで明るい抜け感に満ちています。

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実はアンダーズで開催される11日の方も予約をしているので、もう1回しっかりと見ますね!
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2018/10/7

Waiting For You 予告編  コリン・モーガン



このタイトル、コリンの役の人がフランスの女性を待っていたのかと思ってたんですが、このトレイラー見たら、実は逆だったのかな・・・?!コリンの方がずっとフランスで待たれていた・・・と?

ご両親の若い頃に何か秘密があるストーリー。ちょっと予告編の止まった写真はサイコ・ホラーぽいですけど、きっとご両親の代にラブ・トライアングルがあったとか、本当の両親は、とか何でしょうね。
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2018/10/4

僕と世界の方程式  その他の映画・ドラマ・舞台

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日本では2017年に劇場公開されたこの作品を、私はどうして見逃してしまっていたのでしょうか。

それくらい、今回netflixで見つけてよかった・・・(涙)!です。

お話は、自閉症スペクトラムと診断されたネイサンが、得意の数学オリンピックの合宿と大会を通じて成長し、数学以外の大切なものに気がつくという青春ストーリー。

9歳の時に亡くなった大好きだったパパ、愛する息子にずっとオロオロし続けるママ、9歳で特別に習いに行った中学校の数学の先生、オリンピック出場に向けて競い合うイギリスや中国の代表候補の高校生たち。

イギリスと合宿先の台湾を舞台にネイサンのまわりの人間と関係が丁寧に描かれています。

自閉症を描いた作品としては本と舞台の「夜中に犬に起こった奇妙な事件」があり、あちらも大好きです。

あれでおよそ自閉症の人の感じる世界の見え方(視覚/聴覚にフィルターをかけられないのであらゆる刺激が強い)、図形や秩序へのこだわり、他人への接触が苦手、言葉の裏にある話し手の感情を読むことができない、冗談や比喩が通じない、などの特徴を知りましたが、本作のネイサンもそこは同じです。

でも自閉症がひとりひとり違うように、本作のネイサンの方が「夜中犬」のクリストファーよりも外界からの刺激による混乱が軽く、数学の強化合宿のために保護者なしでイギリスの候補者チームと台湾に行き、ふたり部屋の寮に泊まるくらいのことはできるのです。

もちろん、他の子に比べたら不安いっぱいですが、他人となんとかコミュニケーションができるので、自閉症と知らない人からは「内気」「神経質そう」「無口」に見えるくらいの感じなのです。ネイサンの場合、他人と視線をほとんど合わせない、自分の考えや問題の答えや感情を表現するのが苦手、というあたりを周囲は「性格」だと思っている。

そこが私には目からウロコでして、「スペクトラム」というくらいなので自閉症とはいえ、それでない人との区別がつきにくい子も多いのでしょうね。

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エイサ・バターフィールドくんがネイサンを繊細に演じる側、英国からの候補者チームのリーダー、アイザックはアレックス・ロウザーくんですよ!イギリスの若手演技派がこう揃っただけでも面白くないわけがないでしょう?ふたりともティモシー・シャラメくんのようなモテ男くんというより、いじめられっ子が似合うファニーフェイスとも言えますが、とても魅力的でこれからどう成長するのでしょうね!

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舞台になった台湾、前知識なしに見たので一瞬日本かと思ってしまいました。

台湾合宿には何カ国か参加していて、主にイギリスチームは強敵中国チームと組んで行動、各国から一人ずつ出してペアを作りネイサンと一緒になったのがチャン・メイという女の子でした。

この子が明るいキャラで、ママでさえビクビクとネイサンの出方をうかがうのと正反対に、ネイサンの世界に押しの一手でぐいぐいと入り込んでしまうんですね。

内気な男子を好きなら、押すしかないですね!

実は英国チームにも紅一点のレベッカがいて、台湾でネイサンにピアノを教えてくれます。彼女もネイサンのことが好きなのです。とても美しい「アベ・マリア」をネイサンはすぐに弾けるようになります。音楽は数学なのだそう。

ネイサンもてもてです!

結局押されたチャン・メイのことをネイサンも好きになるのですが、ここで何故、中国人のチャン・メイがネイサンの心をつかんだのか気になりました。

ネイサンは台湾行きが決まった時から中国語会話を勉強し始め、チャン・メイと簡単な会話をしたり、地下鉄で切符を買ったりできるくらいには覚えました。さすが天才。数学以外にも得意なことがあって、承認欲求が満足するので中国語ワールドは居心地がいいでしょう。

でもそれだけだとレベッカとのピアノでも承認欲求は満たされるはず。

おそらく中国文化でも女子は男子に気を使ってお世話するのが上手なんじゃないでしょうか。それと明るくネイサンのことを殻に閉じこもる亀に似てるとか言えちゃうし、ネイサンは亡くなったパパの「笑わせてくれるところ」が好きだったのですから、そこにぴったりとパズルのピースがあった感じ・・・

本当は、このアジアの女性が男性に甲斐甲斐しいというところを使うのはステレオタイプな気もするのですが、まあ相手がエイサくんだったら私も甲斐甲斐しくしたいですから仕方ありません。

兎にも角にも、自閉症であるネイサンが、チャン・メイのおかげでパパへの感情も同時に向き合うことができるようになり、殻をちょっと割って自分が一緒にいたい人を自覚して行動するというすごいことを成し遂げられたことにビックリしました!

自閉症でも一人のスペースがあればいいわけではなく、人とのつながりが必要だったのか・・・

我ながらどうして自閉症というテーマにこうも惹かれるのかと思いましたが、自分も感情を表すのは得意な方ではないし、人前で話すのも苦手、限られた自分を認めてくれる人だけは自分から話す気になれるからでしょうかね。

でも多分、アイザックが劇中に言ったように、みんな周りに溶け込むために自分を変えて合わせてるんですよね、上手い人と下手な人がいるだけで。

あと、イギリスチームにはもう一人自閉症のルークという子がいて、彼は「モンティ・パイソン」の死んだオウムを何度も何度も見て、得意なはずの数学でネイサンに負けた自分と重ね合わせるんです。

才能を突き詰めながら、才能だけではいつ存在価値が脅かされるかわからないということも見せた映画でした。

あら、ちょっとBBCシャーロックにも似てたかも。。。


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2018/10/2

ファンレター その後  近況

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ここだけの話ですが、辛いです!

「辛いけどどうにもならないから処分して」と私の勤務するアパートメントに住んでたミュージシャンが置いていった、ファンレターがダンボール3箱くらいありました。

それは清掃スタッフによりゴミ置場に移動されるものと思っていたら、フロントスタッフのオフィスに移動されて、マネージャーにより「返信用の切手は使えるから切り取って処分」という命が下ったのです。

箱に入った封筒をざっと眺めるのと、1通1通開けて切手を貼ってあるカードや封筒から切り抜き本体を捨てる作業はまったく別の行為です。

既製品のレターセットやハガキなどはまだ感情的にならないで済むのですが、中には宛てたミュージシャンの写真をカードに加工したもの、彼の愛猫の写真(おそらく本人がインスタにあげたもの)で作られた絵本やアルバム、「ファンには彼はこう見えているのかあ」とうなる美麗ファンアート、猫グッズ、日本語の練習帳、またチラッと目に入ってしまった過去に会ったことがあるファンからの写真付きや過去のエピソードを綴ったものなどなど、

ミュージシャンの発言やSNSコメントをしっかり見て好きなものを熟知していたりペットの名前ももちろん知ってるし、私や私のブログに来てくださる方も「押し」がいますでしょう?手紙や誕生日カード&プレゼントを送るファンと同じですよ。

そのハンドメイドのカードにハサミを入れて切手を切り取り残りを捨てる私!あああああ〜〜〜!!!!!!ツアー初期には返信用カードにサインして送るのを手伝ったこの私が!

しかしですね、心は痛んでも、何百通と届いた山をどうすることもできないミュージシャンの事情も分かるのです。事務所から届いたダンボールの中には数ヶ月前のものもあり、相当溜まっていた様子。これを全部開封して読むという作業は、仕事が終わってからまた自宅にも仕事が待っているかのようなプレッシャーです。

そして来日アーティストというのは当然ながら飛行機に乗って帰りますので荷物には重量制限がございます。「重くていっぱいあるから」と自分の名前が入ってるファンには垂涎の的のとある演奏グッズを私たちスタッフに置いていったくらいです。トム・クルーズみたいに自家用ジェットならば多少の荷物は運べましょうが、まず持ち帰れない。

とはわかっても、自分もファンだからわかる、自分の気持ちを伝えたいという衝動!そしてラッキーな返事にサインをもらえた人がSNSで喜びを拡散するのを見れば、ダメ元でももしかしたら読んでくれて返事がもらえるかもしれない!と思いますもの。

そんなことをグルぐ〜ると考えながら、切手を何10枚も切り取って指が痛いです。

そして夕方には切り取ったものを熱湯につけるとシール式切手もキレイに紙からはがせることが実験の結果明らかになりました。さらにオーブントースターのガラスの蓋に濡れた切手を貼り付けて数分スイッチを入れると速乾というスキルも身につきましてよ。

ファンレターはダメ元で出すものという教訓を噛み締めつつ、先日ライブに応援にいったジョシュ・ホワイトハウスのバンドTを買って今到着を待っているので、届いたらインスタにタグ付けアップしたら見つけてくれるだろうか、と健気な妄想をするファンでありました。。。。。だってね、ライブで本人が着用されていたので「そのTシャツ買いますねっ!」「ホント?!クール!!」って親指を立ててくれたんですから、買わないわけには行きますまい。

ダンボールの中にはそういうファンひとりひとりのストーリーが詰まっているのですよね。。。




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