2019/8/14

POLDARK 0504-05  POLDARK

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先週は友人がうちに泊まってくれて楽しかったのと、彼女が旅立ったと思ったら今度は体調を崩してしまい、ポルダーク0504と05が一緒になってしまいました。

暑さの中の体調と同じで、ポルダーク最終章もハラハラ展開です。

だいたいがネッドという黒人女性と結婚した急進派というかアル中アイルランド人というか、このおっさんの存在が何かにつけてロスの立場を危うくするんですわ。

おかげでジョージの治療まで請負う、正義感の強いエニス先生も堪忍袋の尾を切らしちゃって・・・お願いだからロスよ、エニスに迷惑かけるのだけはやめて。

それでなくてもエニス先生のおかげで復活したジョージが、性懲りも無くいよいよ目の上のタンコブ=ロスを悪者に仕立て上げる計画を立てているのだから、ネッドは揚げ足取りに使われそうでハラハラ。。。

そしてジェフリー・チャールズとシシリーはお互いの気持ちを確認するも、シシリー父ハンソンは娘とジョージを結婚させようとしてるわけで、義理とはいえ、父息子が同じ女性を巡って対立するとは不気味な世の中。いやしかし、肝心のジョージはまったくシシリーのことは眼中にはないんだけど、ポルダークの男に負けたくない一心でシシリーを自分のものにしようとするかも、とハラハラ。。。

今のところは議会でもロスの演説のうまさでなんとかなっているけれど、

ネッドがまた捕まってロスの弱みになりそうだし、(ネッドはフランス革命にかぶれて調子に乗ってるから、ロスを引き込んだらロスは民衆に寝返ったオスカルになってしまうよ)

コーンウォールでもロスの留守中にあの生意気なメイドが偽札なんて作ってデメルザを妨害してるし、

私がホッとできるひと時は、カロラインの愛犬パグの顔と、カロラインが首尾よくサラリとエニスとロスの危機を救う時だけです。

(すっかり脚本と演出に乗せられてる視聴者代表)

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しかし議会に子連れ出勤とは、意外なジョージ。ヴァレンタインが無視されなくなったのはいいことだけど。
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2019/8/13


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ついにジェンマ・チャンがドラマの主役をやりました!ブラボー!

私は「シャーロック」以来のジェンマのファンで、「THE GAME」のバレリーナ役、「ヒューマンズ」のロボット役が好きでしたが、「ファンタスティック・ビースト」「ふたりの女王」「キャプテン・マーベル」「クレイジー・リッチ」と大作への脇役が続き、

このドラマは完全に主役!しかも現代もののリアルなストーリーということで、今までただの綺麗なチャイナ・ドールとの誤解を一気に吹き飛ばしました。

ジェンマはオックスフォードで法律を勉強した秀才ですし、楚々とした高嶺の花的な容姿であるけど、繊細で内向的、でも芯が強い、という新しいキャラクターをこのドラマで世に知らしめたと思います。

このドラマは3エピソードで、各エピ別の女優さんが主役を務める独立したストーリー。この話が最終話です。

あらすじ;

大卒で美人のハンナは仕事も成功している30代なかばのシングル・ウーマン。母親には「早くしないと家庭を持つチャンスを失うよ。あなたのことが心配だから言うの。」と毎月会うたびに説教されるし、友人たちも皆家庭を持って子供に恵まれ幸せそうだ。
デートアプリで何人かの人に会ってみるけれど、自分が何を求めているのか正直言ってわからない。それを探すためにもデートに踏み切った。
でも、今の生活に満足してるし、自分の時間や自分で決定するといった大切なことは失いたくない。
ただ、自分の年を考えると子供を持つことを決めるのは今しかないのだ。男性なら50歳になってもいいのに、女性だけ期限があるなんて不公平だ。しかも10代、20代では「妊娠なんてしたら終わり」とみんな言ってたのに、30歳になったらいきなり「手遅れになるよ!」と手のひらを返されるのだ。
ママの心配もあるけど自分だって十分に心配はしている。だから、今のうちに打てる手として、卵子の冷凍保存をすることに。医者の話では将来の妊娠を100%は保証するものではないが、複数の卵子保存で40%は期待できる。
・・・確実な方法ではないのかと渋い顔をするママをなだめつつ、治療のための検査を受ける。
結果、ハンナは卵胞、卵管に問題が見つかり妊娠できる確率は0%に近いことが判明。
アプリでデートした印象の良かった男性にもう1度会ってみた。自分の体と子供の問題で助けて欲しいわけではない。それは自分の問題なのだから。パートナーを持つということはまた別の問題なのだ・・・

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という、女性なら身に覚えのある人がかなり多そうな問題に、とても現代的にアプローチされた作品でした。

とにかくハンナ(ジェンマ)の反応が、静かで、理性的で、だけど感情が染み出す、リアルさがとても気持ち良かった。

そう、人間って、大きな問題を語るとき、騒げないよね?泣いて叫んだりしたら楽なんだろうけど、自分の行動リストにはそんな大きな振り付けはない・・・ってところに共感するなあ。

イギリスは日本よりも女性の人権も尊重されているけど、一人で何もかもうまくいってるのに、突然「今じゃないと家族持てないよ!」って言われたって、それだけは一人で解決出来ることではないと誰も教えてくれなかった、ってあたりは同じなんですね。


ヴォーグの表紙になった、スター、ジェンマ。

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2019/8/12

ポーの一族展  いろいろ

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銀座の百貨店で7/25~8/6に開催されていた、萩尾望都デビュ−50周年記念「ポーの一族展」を見てきました。

この展示は12月に大阪、来年3月には神奈川県へと巡回予定されていますので、銀座に行けなかった人もチャンスがあります。

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6月にロンドンに行きながら大英博物館で開催中の漫画展へ行く時間がとれず、見たかったのが正しくこのポーの原画だったので渡りに船!と喜び参じました。

実は私は中〜高校生のころマンガを描いていて、いわゆるサークル活動や編集部への出入りで原画を見る機会というのはありました。

がしかし、押し俳優さんは本当に人間として実在するの?と同じくらいに、萩尾望都の原画は本当に人間が描いたの?と思えてしまうから不思議です。

何かの神様が、萩尾望都を媒介として描かせたんじゃないか?と私には思えるくらい、70年代のキャラクターたちには不思議な命が宿っているように思えます。

もっと狭めると同じ70年代でも中盤73〜5年が神がかりのピークで、ストーリーは初期の「ポー」の方が構想も大きくドラマチックなんですが、絵柄や話の軽快さで断然中盤のファンであります。

無論これは好みの問題ですので個人の感想です。

展示は「ポー」シリーズだけでなく、初期のコメディから、トーマ、SF作品群、最近の王妃マルゴ、幅広いです。

でもタイトルだけあって「ポー」のボリュームは厚く、短編など全ページあるのか?と思ってしまったほど。でも読むには、順路が左から右へと誘導されているので不自然なのが摩訶不思議。これからの展示では左右を逆にすべきかと強く思います。


展示には宝塚で舞台化された「ポーの一族」の衣装と小道具もありました。

俳優さんが着用して舞台で見たらいいのでしょうけれども、抜け殻だと、エドガーにかすりもしない、と思えました。原作ではエドガーは14歳という設定が舞台では少し年齢を上げてあると聞きました。

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その昔スタジオライフという劇団で見た「トーマの心臓」は、日本人の成人男子が演じていても成り立っていましたので、きっと宝塚も、見たらさらに華麗で完成度が高いのでしょう。チケットが取れなかったので見れなくて残念。

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2019/8/11

イーグル・ジャンプ  その他の映画・ドラマ・舞台

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ずっと気になってた「イーグルジャンプ/EDDIE THE EAGLE」をAmazonプライムで観ました。

というのも、もう直ぐ同じタロン君主演/デクスター監督の「ロケットマン」が公開なので、この二人のコンビを時系列で見ておきたいな、と思いまして!

タロン君のことは、ほとんどのファンの方と同じで「キングスマン」にて発見、のちに「ルイス警部」でデビューしてたああ!と知りました。

デクスター・フレッチャーに関しては、初めて意識したのが、その昔、クイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」のスタッフ&キャストが二転三転していたころ、彼の名前が浮上した時でした。

同じころ、私はベン・ウィショーの過去の出演作を掘り起こして見ていて、その中の「レイヤー・ケーキ」にフレッチャー監督の名前を見つけ、俳優もしていたことを知ります。

しかも、そのキャリアの初期にはデレク・ジャーマンの「カラバッジオ」の少年も務めていたことにショックを受けました。(印象的な美少年だったので)

しかしレイヤー・ケーキに戻るとマシュー・ヴォーン監督作品で、お得意のギャング映画なのですが、やはりお得意のチンピラっぽいのがフレッチャーの役だったんで、あれ?美少年がなんで・・・?と思ったものです。

がとにかくヴォーン監督がタロン君をもスターにしたわけですから、ヴォーン組、というギャング組織を感じますね!

ボヘミアン・ラプソディも最終的にブライアン・シンガーが撮影の終了前に姿を消して降板になった後を務めたのがデクスター・フレッチャーだったというわけで、企画の段階で名前聞いたと記憶があったので私の中ではストンと落ちたのでした。

で、そのヴォーン組の出世頭、タロン君とフレッチャー監督のコンビ「イーグル・ジャンプ」は、

タロン君がアホ面もとい、エディのピュアさを体を張って演じていました。

赤毛のカツラに、メガネで、よくもまあ、イノセントな青年を演じたものだ・・・

メガネということでエルトンに通じるけれど、なぜだかタロン君が実在の人物にキャスティングされるとイケメンキャラではない。しかし庶民がお金を払って見に行く映画の主役のメガネの下にはイケメンが隠されてると知っていれば安心してお布施も出せるというもの。。。

あともしあなたがヒュー・ジャックマンのファンならば一粒で2度おいしい。

たとえヒュー様のファンでなくても、クリストファー・ウォーケンが神々しく出てくるので価値のあるものを見た感も一層高まります。

実際に、その撮影現場でもクリストファー・ウォーケンが登場した途端、映画のストーリーでもスキージャンプの神のような役なのですが、他のキャストも自然に映画界の神クリストファー様を前に全員凍ったそうです(笑)。

みんながバカにするオリンピックに出るという夢をずっと応援してくれたエディのママは偉かった。ずっと「お前なんかにできっこない」と呪いの言葉を投げつけてたパパ、オリンピックに出たからって急に認めるのは・・・うーん、どう?

ママとパパのセーターの選出はユーモアがあって可愛かったけど。

左から、
デクスター監督、ヒュー様、本物のエディ、タロンくん

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2019/8/10

「テムズとともに」  イギリス

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6月上旬のイギリス旅行前、オックスフォードに1泊2日を計画していたので資料を探した時にこの本のことを知りました。

令和天皇がまだ昭和の時代に2年間留学したオックスフォードについて書いたもの・・・

旅行の参考になるかどうかは別にして、興味を持ったので図書館を検索したら、折しも「令和ブーム」のせいか予約待ちが多くて、今ごろ借りることができたのでした。

結果、天皇のオックスフォード滞在は1983~5年ともう36年も前から、にもかかわらず、あの街の歴史からして(古いコレッジは12世紀から)情報としての古さはない。

それよりも、さすがに留学生としての大学生活と学者研究者の話や、皇族として英国やヨーロッパの王族や貴族、旧家との交流についてを一人称で書かれた文章を読むのは、絶対に自分にはできない体験手記としてとてもとても興味深いです。

例えば、「入学式で新入生全員の点呼の時、Mr. Naruhitoと呼ばれて同級生大爆笑だった」というくだりがあって、私は最初すぐにはピンとこなかったけれど(本にも解説はない)敬称はPrinceだし、それに皇族には名字がないのでファーストネームに敬称をつけてしまった、という点でも2重におかしかったのでした。

学生としては広い、ベッドルームと書斎が別になった2部屋に専用のバスルームがついた寮部屋を使い、隣室には警護官(おお、ボディガードですね)も寝泊まりしている点は平民とは違うけれど、

共用の洗濯機で自分の洗濯物をして街で買ってきたアイロンとアイロン台で自分でアイロンをかけた話や、ディスコに繰り出したらジーンズ着用で断られた(自分が何者であるかを言うような無粋なことはしない、とも)話など、

一般人のような自由な暮らしができてとても楽しめた海外生活だったようです。

とはいえ、それは街中での話で、

オックスフォード入学前の、3ヶ月間の語学研修期間も、日本で英語教師経験のあるご夫妻のご自宅にホームスティが準備され、

日本大使館の援助、

英国王室との交流だけでなく、ヨーロッパの各王室にご招待され、平成天皇夫妻がヨーロッパを訪問された時にはその先の王室に招待されて家族と再開など、

ドラマ「ヴィクトリア」で見たようなシーンが、日本語で回想されているのを読むのはおもしろいです。

そして、「このような暖かいもてなしを受けられたのは両親が各王室と友情を築いてくれていたおかげだ」と感謝の気持ちを述べて「次の世代に受け継がねばならない」との感想に、下世話ながら、友情を引き継げる社交の才能を持った美しいお妃を選びたいとオックスフォード時代に決意されたに違いない、と私は思ったりしたのでした。

スコットランド訪問の時には、クランの方々と話をして、イングランドに征服されたためにスチュアート朝直系の自分たちの王を英国王にできなかった無念怨念を幾度となく話された、と、スコットランドの貴族が歌う「スカイボード・ソング」を聞いて故国への愛着を汲み取りイングランドとスコットランドの歴史を超えた対立に言及する察しの良さに、改めて新しい天皇にもっと政治的権力があった方が日本のためなのでは・・・とも思ったのでした。

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