2019/9/1

POLDARK 0508 最終回  POLDARK

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前回でエニス医師に宣言したロスの「奇妙な行動」の訳がわかりました。

フランス人と村の不良分子盗賊団の密輸アジトとなっていた閉鎖中ウィールレジャー銅鉱で捕まったロスは、フランス人に殺されかけた時、フランス軍のスパイとなる取引をしたのでした。

というのはフランス軍と不良盗賊団への作戦で、ロスの本意は、イギリス南西部に攻撃するフランス軍の情報を入手し国王に伝えるという、2重スパイの個人プレーだったのです。

ここでお節介な歴史的補足をしますと、時は1805年かと思われます。ナポレオンが皇帝となったのは1804年ですが、彼はヨーロッパ各地での戦争によってその地位まで上り詰めてますから、ずっと英仏は戦争状態にありました。オーストリアやロシア軍に勝利しながら、大陸からイギリス本土への上陸を計画していたフランス軍の動向は、イギリスの命運を分けるトップシークレットなわけです。

ロスは国王暗殺未遂の罪で死刑となったネッドの援護をずっとしていましたから、ネッドとともに反逆者、非国民の疑いがかかった空気です。

それを晴らすためと軍人としての忠誠心で2重スパイの一発逆転作戦とはいえ、協力を求めたドワイトにも、デメルザにも数ヶ月も秘密にとは・・・

ドワイトが納得できないのに最後まで協力してくれたのは、全く運が良かったな、ロスよ!と言いたくなった作戦でした!

だってエニス先生だけが俯瞰で状況を把握してたんです。ロスのエリザベスへの衝動のせいでジョージがヴァレンタインに辛くあたり、エリザベスは保身のためとはいえ命を犠牲にし、嫉妬と喪失で精神を病んだジョージのことを知っていながら、ロスへの友情を持ちこたえてくれた心の大きなエニス。

それに比べテスを大人しくさせるためとはいえ、デメルザに内緒であの小娘をその気にさせたロスはいかがなもんか?!

フランス軍情報をドワイトに書かせ、密使をロンドンに送ったはいいが、

ジョージの財力を利用して一儲けに邪魔なロス・ポルダークを潰したいマルセロンとハンソン兄弟に最高秘密文書を横取りされてしまう。

なんだか急に、ポルダーク家、デスパード(ネッド&キティ)家、エニス家
VS
ワールガン家、マルセロン家、ハンソン家の戦いになってますw

とにかく、ロスがフランス将軍と密会中に、ロスの裏切りを暴露するスパイ文書をハンソンたちが持ってバラしに来たから、ロス、またまた危機一髪!

そこへキャプテン・マーベルのように唐突に現れたデメルザ。ついに作戦を知ったドワイト→カロライン→デメルザというルートがやっと繋がりました。

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一旦はロスに銃を突きつけた将軍、女性が大好きな享楽主義が災いデメルザに丸め込まれてロスとの決闘に。ああ、あの時頭を撃ち抜いておけばよかったのに。。。

決闘中もじれったいマルセロン/ハンソンがロスにとどめを刺そうとした時、

颯爽と現れたダークホース、大穴中の大穴ジョージのグッジョブが!!!

ジョージ役のジャック・ファーティングって上手いですね・・・ここからラストまでのジョージは別次元でした・・・

ジョージが改心したのは、カロラインの警告が功を奏したのか、ハンソンに利用されていることに気づいたのか、ジョージのままなんだけどかつてのジョージではない、というような変わり方がすごい落ち。

ちなみに、弱みを握られた原因の幻覚幻聴があった時の治療方法は、この時の国王、マッド・ジョージ3世も施されたものだそうです。ドワイトの治療法はなんて近代的な心理療法だったのか!どこで彼は学んだんでしょう。

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モワナちゃんとドレイクは子宝に恵まれめでたしメデタシ、なんだけど、モワナちゃんってジョージの家でエリザベスの遠縁でジェフリー・チャールズの教育係やってたのに、成長したジェフリー・チャールズに全く縁がなくなっちゃったのはなんだか物足りなかったです。

ジェフリー・チャールズが生まれる前からポルダークは始まってますので、彼の成長ぶりは経年のいい目安になるキャラでした。ハーロウ退学した、って年齢なのでまだ17歳くらいでしょうか。

デメルザはロスに拾われたメイド上がりの野生児奥さんだったのが、エリザベスに嫉妬したりロスとテスが本気だと考えるなんてあまりにも夫大好きな普通の女性になってしまったのが残念だったような。

その分、天使のような顔で頭脳明晰行動力抜群、なんて言っても資産家の貴婦人カロラインは好感度アップし続けました。彼女と、夫ドワイトが幸せに向かって終了したのが何よりも嬉しいです。パグも可愛いし。



ロスは2重スパイが成功し、国王から国の密偵を命じられコーンウォールの海に漕ぎだします。

いつか、この続きは見られるのでしょうか。原作の続きはあるのでしょうか。


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