2016/12/2

イエロー・ハンカチーフ  エディ・レッドメイン

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「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の勢いで、エディ・レッドメイン出演の映画「イエロー・ハンカチーフ(2008)」を見つけてしまいました。

なんと1970年代の邦画「幸せの黄色いハンカチ」のリメイク・・・!ということは驚愕ですが、出演俳優がウィリアム・ハートとクリステン・スチュワート、と私好みの俳優さんばかりだったので興味深く視聴できました。

イギリス人を絵に描いたようなエディがアメリカ人を演じているというだけでもなかなか興味深く、それも「僕、ネイティブ・アメリカンだから」と訳のわからないことを言うからますますややこしいのですが、これがさすが役者、溶け込んでいました。それもスヌーピーにでも出てきそうな素朴な田舎の子・・・はあ〜上手いなあ〜。ネイティブな訳もちゃんと物語が進むと意味がわかるのです。しかもそこ重要なのでした。

そのエディがよりにもよって似合わない大きなアメ車を運転して他の二人を乗せて走るロードムービーなので、あれ?邦画のはずが違和感ないわ?思い切りアメリカン!と思ったら、なんと原作がアメリカ人のピート・ハミル作だったのです。邦画のリメイクというよりも里帰りなのですね。

クリステンはこんなに美人なのにちょっと暗くて愛に飢えた冴えない役。でも「トワイライト」が同年なので、ブレイク寸前の初々しさがいいですね。エディもヘラヘラしたモテそうもない男子役で、日本だったらまだ「かわいい」という人もいる(今なら特に)だろうけどアメリカじゃ絶対ダサいタイプ。よくもまあキャスティングの人はこのサラブレッドな二人にこう言う役をやらせようと思いついたものです感心します。

いかにもモテないエディくんがあわよくばとクリステン口説くシーンがあって、しかもそこはしけたモーテルのベッドの上で、シーツを胸に抱えてキョトキョトするエディくんの顔を下からのアングルで映すのが可愛いんですよ。撮った人が狙ったのか、撮られた人が狙ったのか、そんなことは狙ってないのかよくわからないんですけど。まあこのシーンだけでこの映画を見た価値はあると思います。

クリステンはバレエができると見え、映画の中で動きを披露してくれました。女優さんとしては特にスタイルがいいというわけではないと思っていたのに、ちゃんと踊れる人の動きが綺麗でした。顔だけでも好きだったけれど、また好きなところを発見した。

エディは可愛かった。そばかすがこんなにも絵になるシチュエーションがあったとは。写真に凝っていてスクラップブックに自分の写真のアートワークが出てくるんだけど、それがじっくり見たいと思うレベルの摩訶不思議さで行っちゃった世界のエディなんですよ。変な帽子かぶってるし、藤子不二雄の怪物くんみたいなんですけど!

3人が泊まるモーテルの女将さんが中国人?と思ってたらところどころ日本語をつぶやいてたので日本人か〜っと思ったら、なんと彼女は邦画でクリステンの役をやった桃井かおりさんだったので驚きです!


物語は、務所帰りのウィリアム・ハートの奥さんとの過去の話と、まだ若い不器用なふたりの現在の心の距離が重なりながら進行していくという面白い構成でした。少ないセリフで表情や身体の距離で見せてくれるのが好感が持てるアメリカンムービーでした。
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