2016/7/1


7/4追記:映画公式サイトの情報によれば、主人公がNYで入る寮の寮母さん(ジュリー・ウォルターズ)を主人公にしたスピンオフドラマがBBCで作られるとのことです。楽しみすぎます・・・!!

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いい映画が見られてよかったです。
1950年代、まだ大西洋を移民が船で渡った時代、電話はあっても各家庭にはなかった時代の時間のテンポにふさわしく、ゆっくりていねいに物語を見せてもらった、という感じでした。

「つぐない」の美少女シアーシャ・ローナンは、美少女なんだけどどこか垢抜けない真面目で内向的な役にぴったりで、アイルランドでもアメリカでもお洒落で綺麗な同年代の女性たちの中でその田舎臭さが光っていました。私の持論「イケメンはかっこ悪い役をやる時に光る」の女性版でした。

作品情報で見た、主人公エイリッシュが引かれる男性を演じる俳優ドーナル・グリーソンとエモリー・コーエンは、二人とも写真で見てもピンときませんでした。映画を見ないと決めるとしたら、そこが原因になりそうなくらいだったのですが、映画で見たら、二人とも魅力的。50年代には、ニューヨーカーもキチンと話してたんだなあって、今のNYを知ってるわけでもないのに思いました。主役が3人ともストレートで真摯な台詞をしゃべるので、人間が好きになれます。

衣装さんは、監督からファッション雑誌を見ないよう言われたそうで、そのおかげで今までのこの時代の映画よりも、「本物を見た」ような、特にアイルランドの人達の普段着が可愛かったです。手編みのセーターは、今ではおばあちゃんが孫に編んでプレゼントするようなときくらいしか見ないけれど、あの時代の「ブラウス+カーディガン+スカート+ソックス」という組み合わせは本当に愛らしい。

あと、あまり日本の情報では言わないけれど、マンハッタンではなくブルックリン。エイリッシュがアイリッシュで、出会ったのがイタリア人の男。両方とも貧乏な国からの、遅れてきた移民ということで立場が近いのでしょうね。私達日本人から見たら、同じ英語の国で言葉の問題もなくなんてうらやましい、と思いますけれど。
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