2015/1/23

ウィショー君で冬を乗り切る  ベン・ウィショー

お寒うございます。

1月も下旬となると寒さにもすっかりあきて暖かい国に行きたくなりますね。特に今年は東京でも気温が0とか2度とか4度とか!ヴィクトリア調のレンガの家でもないし、ノルウェーの三重、四重窓(オスロ在住の弟談)もない東京の家はさぶいです!!

クリックすると元のサイズで表示しますKIEINEより

そんな時に、オーストリアの雪山に今年末に公開予定の007映画「Spectre」のロケ隊が訪れ、MI6でコンピューター操作してるはずのQちゃんことベン・ウィショーも発見され地元メディアKLEINEのインタヴューに答えてました。とっても笑顔がまぶしくて楽しそう。

「すごくいいところだよ。ロンドンには雪はないからワクワクする。」

ふ〜ん、そうですか〜〜。ウィショー君が雪を楽しんでるのなら、赤いしましまニット帽と毛皮のついたパーカでウキウキしてるのなら、私も「寒い!」と思ったら脳内で「ここはオーストリアの雪山」と念じて乗り切ることにしま〜す。

しかも、本日セールにてモッズコートも買っちゃいました!!うふふん、ウィショー君とお揃いで気持ちからあったかくハート

あと、こちらの温かそうなもの飲んでるウィショー君も、ホッとします。シャツはあんまり暖かそうでないけど、何やら面白い柄が気になります。髪の根元の色が不思議だけど撮影中の休憩なのかな?

クリックすると元のサイズで表示します
1

2015/1/21

バターの味  たべもの

年末年始に、3カ国から義理の家族が我が家に来るにあたって、バターを現地から買って来てもらいました。だってね〜、その頃、スーパーに行っても1個800円くらいのホテルのバターしかなかったんですもん・・・

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

上から、フランス、イタリア、ノルウェー、ニュージーランド、イギリス。

「外国で食べたバターがすごくおいしかった」という経験はありませんでしょうか?

私はパリでバゲットにつけて食べたバターが生涯で1番美味しかった、と思っていたのですが、・・・ところがエキレのバター(1番上)はフランスの中でも超高級品のはずなのに、どうもピンと来ない。

その理由は無塩バターだったからだと思います。無塩の中でも美味しい!と思ったのは、ニュージーランドのアンカーでした。しかしながら、このアンカーバターは、ロンドンから買って来てもらったメイド・イン・UKなんですよね・・・・ライセンス生産品のようで。

それ以外の各国のバターも、私は有塩の方が美味しいと思うことが、今回の食べ比べでよ〜くわかりました。

日本のバター四つ葉も食べ比べに入っていましたが、特にヨーロッパのものと味の違いを感じませんでした。

つまり、今までに私が思っていた「ヨーロッパのバターがおいしい」というのは、バターそのものではなくて、それをつけたパンだとか、一緒にいただいたコーヒーとか、楽しい旅先であったとか、味そのものではない要素によって決定された可能性がかなり高いことが判明したわけです・・・・







2
タグ: バター

2015/1/19


sky ARTSというイギリスのアート系テレビチャンネルで2014年5月に放送された「Foxtrot」は、出演者がビリー・パイパー、リンゼイ・ダンカン、ベン・ウィショー、ととても興味深い顔ぶれなんです。



Skyは日本のスカパーみたいなもので、主にヨーロッパ地域限定の上契約しなくてはならないのです。・・・・がしかし、ヨーロッパと日本の間に親切な人がいたものです。 → コチラ で見られます。

ビリー・パイパーは、ドクターのコンパニオン時代よりもピッタリな役、ストリッパーの誘拐犯Badger(アナグマ)。相棒に少年のふりをした少女Fox(キツネ)。リンゼイ・ダンカンは彼女らを電話で操るボスの役です。そしてウィショーくんは、またもや!かわいそうな役
、誘拐された青年。しかも発達障害で精神年齢4歳なのに、双子の兄弟と間違われて誘拐されてしまった・・・も〜、なんだって映像制作者さん達は、ウィショー君に気の毒な役ばかりやらせたがるの?!

誘拐犯のアナグマとキツネは、ボスから間違いだったと知らされて、男の子を置き去りにしようと決意・・・!

さて、ネタばれになるので今日のところはこのへんで。





*プロダクション・デザイナーのサイトに美しい写真が掲載されています。→ Carly Reddin
ボスの部屋のネコの剥製がすごい!ホテルのタオルの折り方(?)もすごいが・・・
1

2015/1/18

Zurich 感想  Cabin Pressure

今までで1番聞いてわかりやすいエピだったのは、A-Yを聞いた成果かと思いました。
「私の英語力が鍛えられたに違いない!」と。しかし・・・

よく考えたら、ジョン・フィネモアが最終話のあちこちに過去のエピソードを散りばめたからですよね!

ヨハネスバーグでの話とか、
アーサーのポニークラブの女の子の友達とか、
ハークのI love youとか、
マーティンのヴァンとか、
イチゴアイスとか、
コード・レッド、
イエロー・カー、
マーティンの乗り物酔い、
リゴレット(キャロリンの着信音になっているとは!)、
アイルランドの羊、
マルタン・ドゥ・クルフ、
そして・・・・・・・・・・レモン!!!


これだけ過去のエピを糸で引いたようにシューーーーっとまとめてると、聞いてる方もその頃のMJNを思い出してしまいます。ますます「こんなに楽しい思い出と愛のあるチームなのに、マーティン?!行くの?!」という気持ちがこみ上げてしまいます。そこに「ジャングルブック」が!!

私はジャングルブックを読んだことも聞いたこともないのですけれど、Kuala Lumpurでのキャロリンの台詞「you’re a better man than I am, Gunga Din.」を調べた時、それがジャングルブックの作者キップリングの著書からの引用と知って、それ以来興味は持っていたのでが、そんなエンディングのお話だったとは。(・・・・これは、ベネディクト・カンバーバッチが虎の声をやるというアニメを絶対に見なくては・・・・一瞬と思ったけどイドルス・エルバになったのですね)


マーティンを森での楽しい生活を捨て人間の村に行ってしまうモーグリーに例えるなんて、アーサーの話は私にはすごい説得力でした(涙)。

マーティンが本来いるべき場所におさまり秩序ができたら、MJN操縦室での緊張の覇権争いが基本だったSit-Comはもうできないでしょうが、UJSではダグラスとハークの覇権争いは続くのかな。


・・・せめてスピンオフをまたいつの日か作ってもらいたいなあ。
3

2015/1/15

0502 Zurich Part 2(後)  Cabin Pressure

クリックすると元のサイズで表示します
CDボックスは壮観な眺め!

ついにキャビン・プレッシャーの和訳も最終となってしまいました。ホロリ。
感想と私の疑問はまた改めて書きます。
BBCiPlayer でのオンデマンドはコチラ。あと28日間聴けます!

飛行機
飛行機
飛行機



CAROLYN: You’re very quiet. ずいぶん静かね。

HERC: I was just taking in the plan. I am right in thinking it’s entirely based on finding buried treasure? I’m not missing a subtlety? ちょっとその計画を考えてたんだ。それは完全に、埋もれた宝の発見に基づいていると考えていいんだよね?僕は機微を汲み取れてないんだろうか?

CAROLYN: No, no, I know how it sounds but Douglas was very convincing. ううん、ありそうもなく聞こえるのはわかるんだけど、ダグラスは確信してるようなのよ。

HERC: Yeah, all right. Supposing he’s right and there is a fortune on GERTI somewhere. What will you do with it? ふうん、そうか。彼が正しくてガーティーのどこかに幸運が転がっているとしよう。それで君はどうしようというの?

CAROLYN: Well, re-start MJN, of course. あら、MJNの再建よ、もちろん。

HERC: Of course. もちろん。

CAROLYN: I’m sorry, Herc, but I really don’t want to move to Zurich, and I can hardly ask you to move back to Britain. ごめんなさい、ハーク、でもチューリッヒにはどうしても行きたくないの、それにあなたにイギリスへ戻ってとたのむのも無理だし。

HERC: Why not? どうして?

CAROLYN: Well, why would you? And don’t say, ‘Because I love you.’ だって、あなたがなぜ?ああでも言わないで、「愛してるから」は。

HERC: I won’t say it, but I shall think it really quite loudly. 言わないよ。でも心の中で声高く思うとしよう。

CAROLYN: Herc! ハーク!

HERC: Why do you hate me saying it so much? どうして僕がそう言うのがそんなに嫌いなの?

CAROLYN: I don’t hate it so much any more but ... well, you do say it easily, Herc, to each of your four previous wives, for instance, and Lord knows how many girlfriends. What’s different this time? 今はもうそんなに嫌ってはいないけど・・・だってあなたは簡単に言うわね、ハーク、4人の元奥さんにとか、例えばね、言ったガールフレンドの数は神のみぞ知るわ。それと違いはあるの?

HERC: Well, for instance, the colour of your hair. まあ、例えば、君の髪の色とか。

CAROLYN: My what? 私の何が?

HERC: Your hair is white. 君の髪は白い。

CAROLYN : It is. そうね。

HERC: Would you care to guess how many of my four wives and – as you are right to imagine – countless girlfriends have had white hair? I’ll give you a clue: it’s none. A preponderance of brunettes, some blondes, the odd redhead, but you are absolutely the first whitehead. 僕の4人の元妻のうち ー 君の想像どおりの ー 数えきれないほどのガールフレンドのうち何人が白い髪だと当ててみてくれる?ヒントあげるよ:答えはゼロ。ブルネットが優勢、ブロンドも何人か、赤毛はまれにね、だけど君はまったくの初めての白い頭。

CAROLYN: What a novel way you’ve chosen to end our relationship. なんて奇抜なやり方を選んだものね、別れ話にしても。

HERC: My point is that you are not remotely my type – and you’re right, you are not the first woman I’ve loved. But you are – to my complete surprise and frankly, at first, dismay – the first woman I’ve ever fallen in love with ... you know, like a teenager. It was on our second date – Rigoletto. It wasn’t the look of pure rapture on your face; it was the look of bored contempt you assumed when you saw me looking. 要点はと言うと、君はまったく僕のタイプではない ー そして君は正しい、君は初めて愛した女性ではない。だが君は ー 僕自身驚くことには、率直に言って、最初は狼狽したことには ー 恋におちた最初の女性だ・・・何て言うか、10代の少年のように。あれは2番目のデート ー リゴレットの時だった。君の顔には歓喜の様子もなく;うんざりした侮辱の態度を僕が見ているのを知った時にとったね。

CAROLYN: Oh, Herc. ああ、ハーク。

HERC: But I didn’t decide to marry you until the day you flew to Ireland to buy me a stuffed sheep just because you knew how much I would detest it. しかしそれでも結婚しようとは決めなかった。君がアイルランドに飛んで、羊の剥製を買って来た日までは。僕がいかに忌み嫌うかを知っているというだけの理由で。

CAROLYN: No-one decides to marry me. I decide to marry them. 誰も私と結婚すると決めないわ。決めるのは私よ。

HERC: Of course. And do you so decide? もちろんだよ。それで決めた?





MARTIN: After-take-off checks complete. 離陸後チェック完了。

DOUGLAS: Thank you, Captain. Arthur, you can talk again. お疲れ様、機長。アーサー、また話してよし。

ARTHUR : It was so amazing! You were amazing, Douglas! And then you were amazing, Skip! And then I was ... すごかったねぇ!君すごいよ、ダグラス!そして君もすごかったよぉ、スキップ!そして僕も・・・!

DOUGLAS: And you too, Arthur! Don’t forget the thing with the ID – you were amazing! そして君もだ、アーサー!IDの件を忘れるなよ ー すごかったぞ!

ARTHUR: I know! I was just being modest! And my Australian accent saved the day! 知ってる!謙遜しちゃった!それに僕のオーストラリアなまりが危機を救った!

MARTIN: You-you-you didn’t actually need to do the accent. き、ききき君は実のところあのアクセントは要らなかったけど。

DOUGLAS: And indeed you didn’t actually do the accent. それに実際、君は実のところあのアクセントできてなかった。

ARTHUR: It saved the day. あれが救ったんだよ。

MARTIN: Well, assuming that Douglas is right and GERTI is worth untold riches for some reason – which, now I put it like that, seems pretty unlikely ... じゃ、ダグラスが正しいとして、ガーティーに未知の価値があるとしよう、何らかの理由で ー 今のところそうしておくけど、どうもかなりあり得ないっぽい・・・

DOUGLAS: Ah, but if you just stop after ‘Assuming that Douglas is right,’ it sounds far more plausible. As soon as we land in Fitton, we’ll search every inch of her. あー、だがもし、「ダグラスが正しいとして」のところで止めたら、その方がよっぽど信憑性がある。フィットンに着陸しだい、隅々まで探すんだ。

ARTHUR: Ooh, I’ll start now. Don’t worry, Skip – Douglas always saves us! Like remembering the brake pads. じゃあ、僕もう始めよう。心配ないよ、スキップ ー ダグラスはいつも危機を救ってくれる!ブレーキパッドのこと覚えてたように。

MARTIN: That was me! あれは僕だぞ!

ARTHUR: Well, yeah, but you were being Douglas. See you! まあ、そうだけど、あの時の君はダグラスだった。じゃあね!

DOUGLAS: That’s true, actually, Martin. That was very quick thinking. 確かに、そうだった、マーティン。あれは頭の回転がよかった。

MARTIN: It was pretty good, wasn’t it? なかなかだったよね?

DOUGLAS: Absolutely. You were calm, decisive, resourceful. まったく。君は冷静で、機知に富み、判断力があったぞ。

MARTIN: Yes, I suppose I was. It was easier, somehow, when I was, I was pretending to be you. うん、そうだったと思う。なぜか簡単にできた、僕がその、君のふりをしていた時には。

DOUGLAS: Well, there’s nothing to stop you doing that, you know. I don’t have a copyright on this shtick. Well, I do in this flight deck, but I’m prepared to license it for use in other countries – Switzerland, for instance. なら、誰もそれをやるなと言ってない、だろ。僕が著作権もってるわけでもない。まあ、僕はこのフライトデッキでやるよ、でも他の国での使用を許可したっていい ー 例えばスイスでとか。

MARTIN: Yes, but I can hardly spend the rest of my career pretending to be you. うん、だけど僕がこれからのキャリア中ずっと君のふりをして過ごすなんて無理だよ。

DOUGLAS: Well, technically you’d be pretending to be Rory. いや、厳密には君はローリーのふりをすることになる。

MARTIN: Who’s Rory?  ローリーって?

DOUGLAS: Old EOAC captain I flew with when I started out. That’s where I got it from. 昔の欧州航空の機長で、僕が始めた時に同乗したんだ。彼から僕はそれを取得したんだ。

MARTIN: You mean you’ve just been imitating Rory all this time? じゃあ君は単にローリーの真似をずっとしていたっていうのか?

DOUGLAS: No, no – only the first couple of years. Then it just becomes part of who you are. That’s why you have to pick your model carefully. You, of course, have picked terribly well. 違う、違う ー 最初の2年くらいだけだ。その後は真似だったものが自分の一部となる。だからモデルは注意して選ばないとな。君は、もちろん、その点大変よくやったぞ。

DOUGLAS: Fitton Approach. フィットンに接近。

KARL: Yeah? Continue transmission. うん?通信継続してください。

DOUGLAS : Guess who? だ〜れだ?

KARL: GERTI! Back safe from the vet’s. ガーティー!よくも無事でお医者さんから。

DOUGLAS: With a waggly tail and a cold wet nose. 尻尾を振って冷たく湿った鼻先で。

MARTIN: Both those things are really bad for an aeroplane. それは両方とも飛行機にはちっとも良くないんだけど。

DOUGLAS: Still, we work with what we’re given. それでも、僕らは与えられたものでやってるけどね。




ARTHUR: Hi, Douglas. や、ダグラス。

MARTIN: Any luck? なんかあった?

DOUGLAS: No. Whatever it is, it’s definitely not in the cabin. いや。それが何だろうとも、操縦室には絶対にない。

ARTHUR: Oh. Ooh, have you looked under the seats? うーん。あ、イスの下は見た?

DOUGLAS: Yes, Arthur. はい、アーサー。

ARTHUR: What about the overhead lockers? 上のロッカーはどうかな?

DOUGLAS: I’ve looked everywhere I can think of, Arthur. Shall we just assume that includes everywhere you can think of? 考えつくところは全て見たよ、アーサー。それは君の考えつく全ての場所を含むと仮定しようか?

ARTHUR: Right-o. いいよ。

MARTIN: Well, I’ve checked the hold, the undercarriage, the wiring channels, the avionics bay, the tanks, the engines ... Nothing. えっと、僕がチェックしたのは荷物室、機体支持部、配線管、電子機器倉、タンク類、エンジン類・・・でもなかった。

DOUGLAS: Well, it’s got to be somewhere. だが、どこかにあるはずなんだ。

ARTHUR: Oh, er, that’ll be Mum and Herc. あれ、あー、きっとママとハークだ。

ARTHUR: Hi, guys. Look, we got her back and ... (high-pitched) ... oh! 来たね、見て、取り戻したよ・・・・ああ!

GORDON: Hello, Arthur. ハロー、アーサー。

ARTHUR: Oh, right, Dad, here. Okay, hi. I’ll go and get the others. あ、そっか、パパ、ここに。やあ、ども。僕戻ってみんなを呼んでくる。

GORDON: Er, no, no, no. No need for that. いやいや、それには及ばん。

ARTHUR: No, no, of course not. Silly. Stupid. Sorry. Um ... I tell you what, shall I just get them anyway, so ... いやいや、そりゃね。バカ、マヌケだ、ごめん。うーん、それじゃあね、とにかくみんなを呼んで来るよ、そしたら・・・

GORDON : No. No, can’t we just have a nice little chat, father and son? いいや。いい、ちょっとおしゃべりでもどうかね、父と息子で?

ARTHUR: Well, I suppose we could. We just never have. ああ、それもいいかな。今までしたことないけど。

GORDON: No. Now, listen, Arthur. I just wanted to make sure you understood what your mum did for you at the auction today. そうじゃな。その、なあ、アーサー。ワシはただ、おまえが、今日のオークションでママがおまえにしたことをわかってるのかと思ってな。

ARTHUR: Yes. She stopped you from getting GERTI. うん。パパにガーティーをとられるのを止めた。

GORDON: That’s right. She turned down a quarter of a million pounds for your sake. Now she’s in debt, her business just folded, but she turned down all that money to please you. Do you really think that’s fair? そのとおりじゃ。おまえのために25万ポンドを拒否した。今やママは負債者で、ママのビジネスは倒産じゃ。しかしママはおまえを喜ばせるためにあの金を拒否した。それは本当に公正と思うか?

ARTHUR: I-I didn’t ... ぼ、僕・・・

GORDON: I’d hate it if, later on, she started resenting you for it. ワシじゃったら嫌じゃ、もしも後で、ママがそのためにおまえに腹を立てたりでもしたら。

ARTHUR : Douglas says you’ve hidden something valuable on GERTI. ダグラスはパパが何か価値のあるものをガーティーに隠したと言ったんだもん。

GORDON : Oh dear, oh dear. Now-now listen, son. Douglas is a cheap swindler, so he assumes everybody else is. No, there’s nothing hidden on her. お〜やおや。よくお聞き、息子よ。ダグラスは見下げ果てたペテン師じゃ、だから奴は他の人間もそうだと思っとる。あそこには何にも隠されておらんよ。

ARTHUR: She’s not valuable? ガーティーには価値がないの?

GORDON: Not at all. 全然じゃよ。

ARTHUR: You promise? 約束できる?

GORDON: Cross my heart and hope to die ... 神に懸けて、ウソだったら死んでもいい・・・

ARTHUR and GORDON : Terrapins tickle me if I lie. ウソついたらカメにくすぐられてもいい。

ARTHUR: So you do want her just to get back at Mum? じゃあガーティーを欲しいのはママに仕返しするだけのためなの?

GORDON: No, no, of course not! Look, I’ll tell you the real reason. いや、いや、もちろん違う!いいかい、本当の理由を教えよう。

ARTHUR: Okay. いいよ。

GORDON: It’s her registration, GERTI. You see, that was my mother’s name: Gertrude. Everyone called her Gertie. And when she died, I bought this plane in her memory. That’s why I didn’t want your mum to have her. She’s all I’ve got left of my own mum. So what d’you say, son? Can I have her back? 登録した名前だが、ガーティーの。あれはな、ワシの母さんの名前なんじゃ:ガートルート。ガーティーと呼ばれておった。母さんが死んだ時、この飛行機を買った。思い出のために。だからワシャおまえのママにとられたくないんじゃ。実の母さんから残されたものはあれだけじゃ。どうだろうか、息子よ?またワシに返してもらえんだろうか?

ARTHUR: Oh. I suppose, if it’s really ... Wait a minute. Your mum’s name was Maud! ああ、それなら僕、もし本当に・・・待てよ。パパのママの名前はモードだ!

GORDON: Yeah, dammit, I forgot you’d met her. ああ、クソっ、会ったことあるのを忘れとった。

ARTHUR : She was my gran! Douglas! Martin! 僕のおばあちゃんだ!ダグラス!マーティン!

GORDON: No, no, no, no, don’t do that! やめ、やめ、やめ、やめんかい!

ARTHUR : You said you weren’t lying! You said, ‘Terrapins tickle me’! ウソじゃないと言ったぞ!「カメにくすぐられてもいい」って!

クリックすると元のサイズで表示しますTerrapins

MARTIN: What is it, Arthur? Oh. どうした、アーサー?おお。

DOUGLAS: Ah, not you again. ああ、またあんたか。

ARTHUR: There’s definitely something hidden on GERTI! 絶対に何かが隠されてるよ、ガーティーに!

GORDON: No, no, no, you don’t know ... 何を言うか、知らんくせに・・・

ARTHUR: Yes I do! You said there wasn’t and you were lying. And now Douglas is gonna do something clever and find it! 知ってる!パパは何もないって言ったけどウソだった。今からダグラスが何か頭のいいことして見つけるんだ!

DOUGLAS: Yes, thank you for the build-up, Arthur, but I’m not sure ... うむ、賞賛には感謝するが、アーサー、だけど僕にも・・・

ARTHUR: Oh, come on, Douglas! Just find it! ああ、たのむよ、ダグラス!見つけて!

DOUGLAS: Did you hide something on the plane, Gordon? 君は何か飛行機に隠したかね、ゴードン?

GORDON : No.  ノー。

DOUGLAS: Too fast. You did, didn’t you? 速すぎる。隠したんだな?

GORDON: No. I’m not a smuggler. ノー。ワシャ運び人じゃない。

DOUGLAS: That’s true. So why else might you hide something? What was going on back then? You were getting divorced, of course ... Oh. Or did you suspect you were going to get divorced ... それはそうだ。それならなぜ何かを隠すのだ?裏に何がある?君は離婚しようとしていた、当然・・・あ。もしくは、離婚されると感づいていたのかな・・・

GORDON: No! ノーォ!

DOUGLAS: ... because if you did, then suppose you could make your plane a lot more valuable than it looked? Then, come the divorce, you could let Carolyn take the house and the car and - indeed – the son, so long as you got the plane. ・・・なぜなら、もしそうだったら、君の飛行機を見た目よりはるかに価値があるものにできたかも知れないね?そして、離婚したら、キャロリンには家と車、それと、ー 実に ー 息子も渡せる。君が飛行機を得る限り。

GORDON: No, if I’d done that, even you clowns would have found it by now. いんや、もしそうしたなら、おまえらアホどもとて見つけておるってもんじゃ。

DOUGLAS: Not if it was too small for us to find. 小さくて見つからないものかも知れない。

GORDON: Well, then I’d have taken it in St Petersburg. ふん、それならワシがサンクト・ペテルスブルグで取って行けたわい。

DOUGLAS: Yes. So, it must be something that’s somehow big and small at the same time. What’s big and small at the same time? うむ。つまり、それは何か大きく、かつ同時に小さい物に違いない。大きく、かつ同時に小さい物とは何だ?

ARTHUR: The Great Wall of China! 万里の長城!

DOUGLAS: Ooh! Of course! おお!そうだとも!

ARTHUR: Ah, finally. About time. あ〜、やっと。この時が。

DOUGLAS: Thank you, Arthur! Look! ありがとう、アーサー!見よ!
(パネルを開けて)
DOUGLAS: The wiring channels. 配線管だ。

MARTIN: The wiring channels? I told you: I searched them. There’s nothing there. 配線管?言ったろ:そこは調べた。何もなかったよ。

DOUGLAS: Yes there is. There’s the Great Wall of China! あるんだ。万里の長城が!

MARTIN: What are you talking about? 何言ってるんだ?

DOUGLAS: Big and small at the same time. Very very long, but very very narrow. Just like ...  大きく、かつ同時に小さい。非常に非常に長いが、非常に非常に細い。こんな・・・

DOUGLAS: ... these! ・・・ふうに!

MARTIN: Some wires? 配線?

DOUGLAS: Not some wires; all the wires. Think of all the wiring on GERTI. Every instrument, every light, every generator – all connected from nose to tail, from wing-tip to wing-tip with miles and miles of electrical wiring. これだけじゃない;配線全てだ。ガーティーの配線全てを考えるんだ。全ての計器、全ての照明、全ての発電機 ー 鼻の先から尻尾まで、翼の先から翼の先まで、何マイルもの電気配線を集めたら。

MARTIN: But the wires have to be copper. でも配線類は胴のはずだけど。

DOUGLAS: No. They have to conduct electricity. And what conducts electricity even better than copper but looks ... ... like this? 違う。電気を伝える物でなければならない。では何が電気を胴よりさらに良く伝え、見かけは・・・・こういうものは

MARTIN : Gold. 金。

GORDON: Oh, spit. ああ、小癪な。

CAROLYN : We’re back at last. We ... Gordon? What’s going on? やっと戻ったわよ。私達・・・ゴードン?何してるの?

ARTHUR: Hi, Mum, Herc, Theresa! Dad dropped in. He’s off now, probably. Oh, and you know you said we couldn’t expect a fairytale ending? やあ、ママ、ハーク、テレーザ!パパが来たんだ。もう帰るって、たぶんね。ああ、あとママは僕たちが大団円なんて期待できないって言ったよね?

CAROLYN: Yes. ええ。

ARTHUR: It turns out GERTI’s partly made of gold. でも実はガーティーの一部は金だってわかったんだよ。

CAROLYN: Is she indeed? あらそうなの?

DOUGLAS: Ah, hi, Carolyn. Yes, it turns out that just as Arthur kept his expensive brake pads wrapped up in a cheap van, his father kept his hoard of gold looped up and down a cheap aeroplane. おや、キャロリン。うん、結局はアーサーが高価なブレーキパッドを安いヴァンで包んでいるように、親父さんの方は彼の金の財宝を安い飛行機の隅々に這わせていたんだよ。

THERESA: But, Douglas, gold’s much heavier than copper. でも、ダグラス、金は銅よりもかなり重いのよ。

DOUGLAS: Indeed. まさしく。

MARTIN: Yes! So if you replaced all the copper with gold, surely the aircraft would become sluggish. そうだ!それじゃもし、あの銅を全部金に取り替えたら、当然その飛行機は重くて飛びにくい。

DOUGLAS: True. 正しいね。

MARTIN: Unresponsive. 反応も鈍る。

DOUGLAS: Doubtless. 疑いなく。

MARTIN: I mean, just generally very difficult to fly ... Oh my God!! All this time I thought I was a lousy pilot, I was flying a notoriously hard plane to fly! Which had been deliberately made harder to fly by ... てことは、一般的にとても飛ぶのが難しい・・・なんてことだ!!それをずっと僕は自分をダメなパイロットだと思ってた。悪名高いほどに飛びにくい飛行機を操縦していたんだ!それは故意に飛びにくいよう作られていた・・・

DOUGLAS: ... being partly made of gold! ・・・一部が金でできているために!

CAROLYN: And all this time I was constantly at my wits’ end how to avoid being bankrupted by a plane ... ・・・そしてずっと私は何度も追いつめられたのよ、飛行機で破産するのをどうやって避けるかと・・・

DOUGLAS: ... that was partly made of gold! ・・・それが一部は金でできていた!

ARTHUR: And every time I brought you coffee ... そして僕がコーヒーを持って来る度に・・・

DOUGLAS: Yes? うん? 

ARTHUR: ... there was gold in the plane! ・・・飛行機には金があった!

DOUGLAS: Yes! Though I’m not sure I catch the irony. そうだ!でもその逆説がわかったか定かでないが。

ARTHUR: I thought we were just saying things we did in the plane. 僕、みんなが飛行機の中でやってたことを言ってるのかと思ったんだ。

GORDON: All right, all right. Look, I-I’ll give you a deal. わかった、わかった。どうだ、いい条件を考えたぞ。

CAROLYN: Gordon, I’ve said it before and I expect never ever to have to say it again. Get off Our Jet STILL. ゴードン、前にも言ったし、よもやまた言わなけりゃならないとは思ってなかったわ。降りなさい、まだうちのジェット(Our Jet Still)よ。




MARTIN: Are you sure, Theresa? 本当にいいの、テレーザ?

THERESA: Of course. It’s completely your decision. もちろんよ。それはあなたが決めることですもの。

CAROLYN: Well, the nice man at the brokerage has given me an estimate on the gold. はあ、代理店にいい人がいて金の見積もり出してくれたわ。

DOUGLAS: And? それで?

CAROLYN: Put it this way: there shall be buns for tea. A really very large number of absolutely top-quality buns. For instance, Martin, if you insist on hanging around here where you’re not wanted, I find I am in a position to match your starting salary at Swiss Airways. こういうふうに言ったの:お茶のお菓子になるでしょう。本当に非常に多くの間違いなくトップ・クオリティのお菓子と。たとえばね、マーティン、もしあなたが望まれてなくてもこの辺にいたいとあえて言うのなら、私はスイス航空のあなたの初任給と同額出せると気づいたわ。

MARTIN: Yes – or, I was thinking, now MJN is safe, you could use that to hire another captain. うん ー それかね、考えたんだけど、MJNが安全な今、それを別の機長を雇うのに使ってもいいんだよね。

CAROLYN: Oh, what an excellent decision, Martin. まあ、なんて素敵な決心かしら、マーティン。

ARTHUR: Are you going to Zurich, then, Skip? それじゃチューリッヒに行くの、スキップ?

MARTIN: I think so, Arthur. You understand, don’t you? そうなるね、アーサー。わかってくれるよね?

ARTHUR: Of course I do. You’re Mowgli. もちろんだよ。君はモーグリだもん。

MARTIN: Who? 誰のこと?

ARTHUR: You’ve got to go to the human village, which is Zurich, with the girl with the water on her head, who’s Theresa, leaving behind Bagheera, who’s Mum, and Baloo …  君は人間の村に行かなきゃならない、それはチューリッヒ、あの頭に水を乗せた女の子と、それがテレーザ、バゲーラを後に残して、それはママ、そしてバルー・・・

クリックすると元のサイズで表示します

DOUGLAS: No-one is Baloo. 誰もバルーじゃない。

ARTHUR: I wanted to be Baloo. 僕がバルーになりたかった。

DOUGLAS: Oh, fine! You’re Baloo. ああ、いいね!君がバルー!

ARTHUR: Brilliant. ブリリアント。

CAROLYN: I shall advertise for a new pilot in the morning. 朝になったら新しいパイロットの募集広告を出しましょ。

HERC: Well, given our recent discussion, Carolyn, and assuming you haven’t revised your opinion about stupid Zurich and its stupid clocks, I suppose I should be looking for a job in this country. それはそうと、僕達のこの前の議論を前提として、キャロリン、さらに君がバカチューリッヒとバカ時計に関する意見を変更してないと仮定すると、僕はこの国で仕事を探した方がよさそうだ。

CAROLYN: But Herc, I can’t possibly match your salary, not even close! でもハーク、私にはたぶんあなたのお給料の額は払えないわ、近づけることでさえも無理!

HERC: No, no, but as discussed, I love you, and will do anything to be with you, so you have me rather over a barrel there. Besides, you can’t put a price on the fun I shall have being Douglas’ captain. それはそうだ、でも話したように、僕は君を愛してる、そして君と一緒にいるためには何でもするだろう、それで僕は君のいいなりだ。なおまた、ダグラスの機長になるという僕の楽しみには値もつけられないし。

DOUGLAS: Oh, God. おお、神よ。

CAROLYN: Herc. ハーク。

HERC: Yes? はい?

CAROLYN: I love you, Herc; but Douglas will be captain. あなたを愛してるわ、ハーク;でもダグラスが機長になるの。




BING!
MARTIN: Good evening, ladies and gentlemen. My name is First Officer Martin Crieff, and it is my very great pleasure, on behalf of Captain Loutre and myself, to welcome you aboard this short Swiss Airways flight from Lyon to Zurich. こんばんは、ご搭乗の皆様。副操縦士のマーティン・クリフです。当機をご利用いただきまして、機長のルタールの代理としてまた私自身、リヨンからチューリッヒの短い空の旅へ心から歓迎いたします。

MARTIN (フランス語): Bonsoir, mesdames et messieurs. Je suis le Premier Officier, Martin du Creff ... ボンソワール、マダム ゼ ムシュー(こんばんは、皆様)。ジュ スイ ル プルミエ オフィセール(私は副操縦士の)マルタン・ドゥ・クルフ・・・





DOUGLAS: Okay: People Who Ought To Have Been Arch Enemies. いいよ:天敵であったであろう人達。

HERC: Ah! Donna Summer and Anna Wintour. ああ!ドナ・サマーとアナ・ウィンター。

DOUGLAS: Very good! Vivienne Westwood and Clint Eastwood. やるな!ヴィヴィアン・ウエストウッドとクリント・イーストウッド。

CAROLYN: Drivers. Now look: Arthur made them, but he’s busy in the galley. This does not count as me bringing you coffee. 運転手達。これ、ほら:アーサーが入れたのだけど、彼はキッチンで大忙し。これは私があなた達にコーヒーを持って来たとは見なされないわよ。

DOUGLAS: Thank you, Mrs. Ship... ありがとう、ミセス・シャプ・・・・

CAROLYN: Don’t you dare. やめなさい。

HERC: Wayne Sleep and Rick Wakeman. ウェイン・スリープとリック・ウェイクマン。

DOUGLAS: Yes! そうか!

CAROLYN: What’s this? なにそれ?

DOUGLAS: Arch Enemies. 天敵。

CAROLYN: Oh! Erm ... Ruby Wax and John Wayne. ああ!えー・・・ルビー・ワックスとジョン・ウェイン。

DOUGLAS: Excellent! お見事!

CAROLYN: Naturally. 当然よ。


DOUGLAS : Colombo Centre, good evening, this is Golf Tango India from OJS Air, joining you flight level three one zero, destination Addis Ababa.  コロンボ・センター、こんばんは、こちらゴルフ、タンゴ、インディア、OJSエアー、フライトレベル310でそちらに進入、目的地はアディス・アババ。

AIR TRAFFIC CONTROL : Roger, Golf Tango India. Maintain three one zero, turn right, heading two seven zero. 了解、ゴルフ、タンゴ、インディア。310を維持、右折し、270へ進行してください。

DOUGLAS: Oh, rats. おぅ、くそっ!

HERC: What? どうした?

DOUGLAS: Well, look. Flying due west at seven p.m. We’ll have the sun in our eyes the whole way. I hate flying into the sunset. 見てみろ。真西に夜7時のフライトだ。ずっと太陽に向かうことになる。日没に向かう飛行は大嫌いなんだ。

HERC: Oh dear. Long trip, too. Tell you what: I know another game that’s rather fun on passenger flights. What you do is get a piece of fruit or something, then you take turns hiding ... いやはや。長距離だし。どうだろう:別のゲームを知ってる。旅客飛行ではけっこう楽しい。やり方は果物か何かを使って、順番にそれを隠す・・・・

DOUGLAS: Yes, yes. I believe I know that one, actually. はい、はい。それならきっと知ってるやつだと思う。実は。

HERC: Shall we do that, then? It does pass the time. それやろうか、それじゃ?時間潰れるよ。

DOUGLAS: Why not? そうしよう。


DOUGLAS: Arthur? アーサー?

ARTHUR : Yes, Skip? はい、スキップ?

DOUGLAS: The lemon is in play. レモンはプレー開始。

ARTHUR: Brilliant! ブリリアント!





*in playには「ふざけて、冗談に」と「(球技の球が)ライン内に=試合中」のいう別の意味があり、そのふたつをかけていると思います。

*ジャングルブックで、主人公モーグリーが人間の女の子に連れて行かれるシーンがなかなか見応えあったのでペタりしておきます。




英語のスクリプトはコチラからお借りしました。Many thanks!!
1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ