2014/6/18

シャーロック・ホームズ家の料理読本  たべもの

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イギリスの食べ物好きとしては以前から気になっていたこの本、ざざっと読んで見ました。
同じように気になる方、アマゾンの「なか見!検索」に目次を含むかなりのページが出てますよ。

原題は The Sherlock Holmes Cookbook で、1976年初版。日本語訳は1981年刊行、2012年に文庫化されました。2012年と言えばBBCシャーロックは2が放送されていますが、関係あるのかどうかは不明です。

著者ファニー・クラドックは、訳者あとがきによると、「ITV系の民間テレビの料理番組に夫君と共に登場して、彼をこき使いながらコミカルに番組を進めるというやり方で人気の高い料理研究家」と出てまして、シャーロック0103のコニー・プリンスのモデルになったのかと思ってしまいましたが、私の思い過ごしのようでした。しかし! 多くの著書と大仰な個性とメイクでのテレビ出演によりカリスマ的な存在だったようで(wikiより)彼女の人生は舞台とドラマ化され、なんとテレビドラマ版はマーク・ゲイティス出演で2006年にBBC放送されています。

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肝心の本に戻りまして、
多才なファニーは、正典を読んで料理本を組立て、それをハドソン婦人が読者に語るという形で本にしました。ここがまた、21世紀のシャーロックファンには可笑しいのですが、正典ではハドソンさんはもちろんホームズとワトソンの大家さんなのに、この料理本のハドソンさんは、家政婦として、ホームズ様とワトソン先生と呼んで、レシピの途中にも二人の紳士のエピソードが語られ、ずっと敬語なのです(笑)。ユーナさんのハドソンさんが聞いたら怒るでしょうねえ。。。

伝統的なイギリスのレシピ本は絵も写真もなく、ヴィクトリア時代という想定で書かれたこの本にもありません。ですので1番出来上がりが想像しやすく、作れそう!と思ったのは「おやつ」コーナーの、ホームズ様の大好物「シード・ケーキ」と午後のお茶のお客様にお出しする「ミルク・スコーン」です。ただ、そのミルク・スコーンの材料には「ラード」とあり、私はまだこれまでの生涯でラードを買ったことがないので、ちょっと決心がつきかねています。

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