2012/12/31

2012・最後の挨拶  ベネディクト・カンバーバッチ

振り返るまでもなく、私の今年の1大事件は「シャーロック」の発見でした。
そこで出会いを思い出してみると、去年の夏にNHKBSでテレビ放映された時の「おもしろかった」という感想を聞き、調べて出てきた画像のシャーロックの顔が気になったのが初めの1歩でした。「21世紀を舞台に」というコピーも話題だったけど、それよりも、シャーロック・ホームズと言えば原作も有名な映像作品も中年以降の紳士と決まっていたのに、私が見たのは、「少年のような」しかも「その先に何があるのか?!と思わせる謎の視線」の見たことない人の顔。これがシャーロック・ホームズ?ふうん、かっこいいような、そうでないような

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たぶん、このパイロット版の写真だったと思うんです。だってシャープな顔だった印象が。
本編でのシャーロックのルックスは、いくらなんでも「少年」ではないですよね。
でも私の第一印象では下手するとティーンエイジャーにさえ見えたんです。きっとこの辺の顔だろうと・・・

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この辺かも。初代カンバーロック
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そこから、UKアマゾンでDVDが買えることも知りましたが、送料もかかるしなあと、ロンドンのお友達Yさんがうちに来る時まで放っておいたのです。Yさんに無事運んでいただき、でもその時点ではまだ何が入っているのかも知りもせず、Yさんもロンドンに帰国してしばらくしてからやっと重い腰を上げて「開けてビックリ玉手箱!」となるわけです。

話や映像に興奮して「顔が気に入ったこと」もしばらく忘れてましたが、英語だけのお話、やっとほぼわかったぞ、と余裕ができてから、シャーロックの人にもう一度関心を示し画像検索してみてまた驚いた。髪の色や形が違うとシャーロックじゃないじゃないですか?!ヘンだよ!何かヘン!!しかし好奇心というのは、未知のものに惹かれる感情ですよ。折しも今年の前半期、夫のJが2か月イタリアやキウイランドに行っていて、集中できる自分の時間があったことも追い風に。ネットでチラチラとシャーロックの人の過去作品を見て、また1歩と深みへ進み、またロンドンからの別のお友達来日情報を聞きつけDVDを買って来てもらい、次はもうUKからの送料払って映像を買い始めた頃には、もう戦場茨のお城の中に立っている自分を発見したのです。

7月に日本版シャーロックDVD/BRが発売された時にプロモーションで開催された、劇場での試写会に応募したい一心で、数年前に作って放置していたTwitterアカウントを使い出したのも、情報の海への船出でした。UK情報で知ったベネディクト・カンバーバッチ主演の新しいドラマ「Parade's End」の世界も良かった。以前も書いたけれど、「シャーロック」と共通する、「はっきりと表現されない感情」を読んでいくのがスリリングです。もちろん、見て快感な俳優さん達やその背景もあってのことですけれども。

「裏切りのサーカス/Tinker Tailor Soldier Spy」の上映もありました。(あの映画で「英国おじさん萌え」という日本語の意味を理解しました。ゲイリー!誰が発明したのかあの映画のためにある用語wwwTTSS以前からあったのでしょうけど。)

その他のベネディクトの出演作もちょこちょこと感想をブログにも書き、2012年も終わろうという12月の大事件は、電撃来日です。Obviously !!

こちらの写真が、私の記憶に1番近い顔。こういう穏やかでにこやかな表情で立っていました。うるうる。。。。
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こちらも、ほぼ私のいた位置と同じ角度からのきれいな写真。きっと私の前の列のどなたかが撮ってくれたんだろうなあ。
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私の記憶でも、ベネディクトのまわりの空気はなぜかこういうクリーム色のセピア調なんです。目の前に3次元に存在していたのが今でも嘘のようですが、空気の色が変わってた〜。脳内同時変換だったのか?!生だというのに、なんてもったいない!

2012年最後のブログも結局この内容になってしまい、まだ恥ずかしい気持ちをぬぐえませんが(リアル友達の皆さん、あなたに対してです!)、人生は本気で生きないと本気の手応えはない、というのが先人の知恵かつ私の経験。このまま自分を偽らず、しかしながら家族も大切に良き奥様とママである努力もしよう!と来年の抱負にかえて新年を迎えたいと思います。

こんなマイナーなブログを読んでくださった方、おひとりずつに、感謝を申し上げます。
訪問していただけて、嬉しいです。幸せです。


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2012/12/30

下田の変な友人  異文化

下田のペリー・ロードに臨むマリーナ
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クリスマスに下田へ行った時、電車の駅ふたつ離れた所に住む、Jの友人に会いました。
そのDさんは、キウイランド人で、山の中で古い日本家屋に住み、PC以外ほとんど家電を使わず自給自足の生活をしている、と聞いていました。つまり農業を主とし、そういう原始的な生活術を伝授すべく東京でセミナーを開催もしているんだそうです。

Dさんが連れて行ってくれた珈琲店「邪宗門」は空間そのものがヴィンテージで、ペリーも開国をせまった港町にちなんだ船に関する古道具や、古い電車や汽車の駅名標識などでいっぱいです。

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これは、「グラスゴーの造船所製」と書いてあるのでイギリスの船にいていたのでしょうね。

Dさんの生活は1日のうちほどんどが、ご飯の支度で終わるそうです。ガスや電子レンジを使わず昔ながらのかまどなどで調理するからです。

むむむ、そういうの聞くと、ふた昔くらい前のニュー・エイジを思い出します。イギリス人でインドとかバリとかオーストラリアとかフラフラしてコミューン作って、国に帰ったらグラストンベリー詣でして、という反西洋文化態度の若者達。私の友達にもいたけれど、所持してはいけないもの見つかって日本の刑務所入って日本が嫌いになったり(逆恨みというものです)、結婚して子供もでき就職してしっかりビジネスマンになってたり、とその反骨精神を昇華して新しい道を開拓した話は聞きません。

その後時代も下って、今や環境に優しい暮らしはおしゃれですらありますが、そのDさんの暮らしは、隙間風の入る古い木造家屋で暖房もなし、と、おしゃれとは縁のなさそうなものです。私は東京の家の寒さだけでもこりごりなのに、JがDさんに感化されて「山奥に住む」とでも言い出したら(奴の場合は葡萄作りとかで言い出しかねない)困る、と実はDさんの話を聞くだびにビクビクしていました。Dさんには日本人の奥さんがいらして、出会いはNYだったとか。究極の都会から下田の山に籠れる日本人女性っていったいどんな悟りを開いた方なのか。私には無理ですよ。悟りも山も。

と思って初対面したDさん、ふーむ、どんなクマ男が現れるかと思ったら、長身で細身のなかなかのイケメンだったのです。キウイ訛りも聞き取れない、奇麗な話し方で、静かな物腰、知的。農作業して木をすり合わせて火を起こしてるような生活しているようにはとても見えない白くて長い指。奥さんが引越に同意した理由は顔かな...と邪推しつつJとの会話を聞いていると、話題は「猪狩り」。猪を狩って出荷しようと目論んでいる。仕留めるには首のナナメ後45度から矢を打たなくては・・・って、調度「ロード・オブ・ザ・リング」で原始的な弓矢を見た後だけに頭の中が中世にタイムワープです。して聞いているJの方も、東京での卸先を検討すると言っている。確かにイタリアでは猪肉は肉屋にもレストランにもあるし、イギリスにも伝統的なゲーム(野生の動物肉)料理がありますからね。

今までDさんの話を聞くたびに心の中で「やめてくれー」と叫んでいた、私の牽制心が、Dさんの穏やかな人柄を見て消えたことは、このコーヒー・ミーティングの効能でした。生活から余計なストレスが減ることはいいことです。^^

お土産にいただいたDさん自家製「栗のシロップ漬け」はとても美味しかったです。もうひとつの「胡桃のピクルス」は微妙な味でまだ冷蔵庫に残ってます。早く食べてね、J。

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珈琲店の不思議なテーブルまわり
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2012/12/27

イントゥ・ダークネス 2013.09  ベネディクト・カンバーバッチ

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クリスマスの日、下田にまでDVDを持参し「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
を見終わりました。「ホビット」の予習です。やっとこれで映画館に行けます。
そして「どこで見るか」を考えだしたら、思い出しました。

スタートレック・イントゥ・ダークネスの9分フッテージが、『ホビット』の限られたIMAX上映館で見られる」という情報です。うむむ。どうせなら、それを見たい、と思ったけど、どうやら東京から一番近くても成田土浦のようなんです。ええええ?!時間も交通費もかなりかかりますよ。家賃や物価が高くても便宜のために都会に住んでる身としては初めてそれを裏切られたような喪失感。。。。そりゃあ、ベネディクトが来るというなら成田は近かったですけど、ねえ?

その残念さのついでに思い出したのが「2013.09」=「日本公開2013年9月」
米英公開の5月公開の4か月後です。

翻訳本の出版は、例えば英語から日本語にする場合、英語からフランス語やスペイン語など構造の似ているヨーロッパ語族内の翻訳よりも時間がかかる、とは聞いたことがあり、それは納得できます。しかしですね、映画の日本版製作が、他の国よりも4か月余分にかかる、ということは考えにくい。と言うのも、昨日、韓国語でのこの映画のキャンペーン動画を目にしたんですが、日本語に世界一近い韓国語版も、5月に公開のようなんです。ハングル語は読めないけど、2013の横に5という数字がありました。えええ?!そして、中国語Wikiページでも5月公開と記載されています。漢字の意味はわかった。つまり、世界中で日本だけが4か月待たなくてはいけないということですか??(すみません、インドとかトルコとかは調べてないんですけど。)12/30追記公式公開日一覧表ありました。インドは米と同日5/17、トルコは6/7、ついでに香港、シンガポール、マレーシア、タイ、ニュージーランドは米より早い5/16、時差も考えるとニュージーランドは世界最速だ?!

先ほどの、9分フッテージもWikiページによりますと、全世界では約500館で上映されているとのことですが、日本では私が知る限り、4館です(もし違っていたらごめんなさい、教えてくださいネ)。首都である都内では見られません。しつこいですが、世界的に見ても物価の高い東京で!!

実はこうのような大作映画公開を楽しみにすること自体が初めてなので、見当違いなことを考えているのかも知れませんが、ちょっと、日本って、こんなに世界に遅れをとってたの?たかがエンターテイメントですけど、文化です。文化情報が遅くて、少ない、って日本に住むことがあまり嬉しくないような。。。。。。グローバル・スタンダードって、こういうのに使って欲しいなあ。情報社会でネットで繋がる世界の輪ですよ。スタートレック・シリーズのファンも、私のようなベネディクト・カンバーバッチさんファンも、楽しみにしている人はアメリカのサイトだって見てるし、公式情報だけでなく、プレスによるレヴューも出るし、5月に世界中のファンが映画を見たら個人の感想だってネット上を走るでしょう。あまり情報に踊らされるのは賢明じゃないし、誰よりも早く見たいとも思いませんが、なんだか、世界に置いて行かれる感じがして、とても、淋しいです。

とは言え、日本版製作会社さん、配給会社さんにも諸処事情ってものもあるでしょう。それで、先ほど、公式フェイスブックのイントゥ・ダークネスのページに「どうして日本だけ遅いのですか?」という質問ダイレクトメッセージを送ってみました。お返事いただけるかなあ。いただけるといいなあ。

本日発売のEMPIREの表紙の写真が、クリスマス・イブに公開されて、私のまわりでは大騒ぎになっておりました。そうです。こういうことです。外国の雑誌の表紙ひとつでファンは大喜びできるんですよ。求むーー!グローバル・スタンダード!!!

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なんで2種類あるのかな。表紙が2枚ついているのかな?たまにありますよね。それとも、店頭販売と定期購読者向けの違いかな?とも思ったけど、このシンプルな文字がかかってないのは限定コレクターズ・バージョンと書いてあったから、これが定期購読者用なのかな? 
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2012/12/23

もっと知りたい!アツキ・オオニシのこと  大西厚樹

1985年の中古雑誌「Oliveオリーブ」をオークションで見つけました。
特集は「危険なことしたい!!」と「アツキ・オオニシ」です。
これは入手して写真を(技術もないのにのう)・・・と、久々のupです。

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目次で世相がわかりますね。マドンナのファッション・ページ見たら、十字架ネックレスに、短いジャケット、重ね着でした。髪型はバナナラマ風。ふおお!エイティーズ!(←その時代の雑誌なんだから)

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ファッションはヒョウ柄。写真の下には詩が。詩の流行は70年代のはずだから、この場合童話モチーフが得意な大西さんへのオマージュですね。

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大西さんの自宅と趣味・仕事のソース。

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「炎のランナー」「宝島」「悲しみよこんにちは」医療棚にコレクションしてるのは兵隊人形。
さすが元上司である。元部下もぶれてないぞ!

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右下、自転車通勤の大西サン。時代の先を行っていた?ではなく車の免許がなかったのです

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「メアリー・ポピンズ」と「料理人」のモチーフ。この料理人って、つまり「使用人」のことですよね。今調べたら、メアリー・ポピンズのお話は、1910年!おおお!ダウントン・アビー、Parade's Endと同じ!!しかもメアリーを雇う奥様は婦人参政権運動家ですよ。今の私にはピンと来ますよ。ダウントンの3女のお嬢さんやParade's Endのヴァレンタインちゃんですよ。

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オリーブ読者さんへのプレゼント。デザイン画、アンティークの水兵さん人形、アリスの兎の時計、メアリー・ポピンズのブローチなど。このアクリルの型抜きのジュエリーは今でも新しい感じ。

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この号の「BOOK」のページでは、長沢 節さんが紹介されプルーストやロットマンを紹介しています。80年代の「オリーブ」、品のある少女ファッション誌でした。
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2012/12/22


イギリス、ニュージーランド、オーストラリア、ノルウェーから、我家に届いたカード。クリスマスっぽくないのがけっこう多い、これは宗教心の薄い家庭&交友関係の表れでしょう。

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送ってくださった皆さんありがとう

今朝、JとMは下田に旅立ちました。
親切な友人が車に乗せてくれる駅まで行く電車の時間は7:30amのはずですが、彼らが家を出たのは7:50amでした(汗)。

私は明日と明後日バレエのレッスンがあるので、24日にそれが終わったら東京を立ち合流します。そして下田では4家族プラスでクリスマスを祝うのです。異国出身のパパ達は実家を訪ねないならホリディを過ごすというわけです。

今朝のフランスのニュースでは、クリスマスを実家や友人の家で過ごす人の割合が増えたと伝えていました。本来はバカンスでスキーや南の島に行きたいところ、不況でそういうラッキーな人は減少とも。イギリスではクリスマスは家族で過ごすのが普通かと思っていたのですが、海峡隔てたフランスは違うのですね。日本は恋人達の日らしいし。

24日の夜から26日までは家族と過ごす覚悟をした私は、ひとときのホーム・アローンを楽しんでいます。色々たまってた、見たい動画、読みたかった記事。仲良しのブロガーさんを訪ねたり。銀座や原宿にショッピングにも行きたいけれど、本も買って読んでないのがあるから、お出かけはやめよう。

そして、ニュースで見つけてしまったのがクリスマス・シーズンならではのベネディクトの詩の朗読です。はい。どんな話題にでもすぐこじつけてしまうのがファンのうざいところとは自覚してますが。。。



ロンドン中心部の教会で開催されたこのキャロル、とてもクリスマス気分です。
ああ、このSt George's Hanover Square教会よくバレエの帰りに通ったなあ。
ベネディクトは1:43あたりから。
Clement Clarke Moore (1779 - 1863)の詩で動画収録部分は、以下の通りです。

More rapid than eagles his coursers they came,
And he whistled, and shouted, and called them by name!

"Now Dasher! now, Dancer! now, Prancer and Vixen!
On, Comet! On, Cupid! on, on Donner and Blitzen!
To the top of the porch! to the top of the wall!
Now dash away! Dash away! Dash away all!"

The Story of Christmas Appealというこのイベントはホームレスや障害のある人達のためのチャリティで、映画・テレビやスポーツ界の著名人によって運営されているとHPに記載されています。プレジデントにデーム・ジュディ・デンチの名があります。

基金のためのオークションがなかなかすごいです。
シャーロック・ファンが宝くじ売り場に走ったという、
「シャーロック・シーズン3の撮影を見学してキャストやクルーと楽しいランチ!」
「フレディ・フォックスとルパート・エヴェレットの楽屋で終演後にドリンクつきの芝居の切符」
「ジュディ・デンチとベン・ウィショー出演の芝居の切符ジュディの楽屋でのドリンクつき(ベンの方がよかった〜!と言ってみてもな、入札しないのに)」
「ダニエル・クレイグのサイン入りスカイフォールで着用シャツ」
などなどがありましたよ。寄付金は£33.000になったということです。
素晴らしい企画に貢献できたセレブも落札できた人も幸せなクリスマスを過ごしているといいですね。

では、ファンとしては、こちらも置いておかないと

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