2012/7/13

Mのケンカ  家族のこと

クリックすると元のサイズで表示します

10歳の娘Mが学校で男子とケンカして来ました。1ヶ月に2度も。
Mは泣いて「いじめられているから転校したい」と訴えました。

・・・が、それをきっかけに、
Mが他の子供に暴力をふるったり、ウソをついているらしい、という噂が耳に。
つまり、人から見たらMが原因で他の子から敬遠される、ということらしい。

ちょっとからかわれただけで、すぐかっとなって飛びかかるとか、
口喧嘩ですぐ手を出すとか。いやー、これでは情緒不安定問題児、困ったな。

でも結果には原因があることが普通の理屈なわけで、よく考えると、
うちは二カ国文化&言語の家庭、つまりMはハーフの子供として疎外感を感じていたのです。

学校は東京の公立校。別の学年には外国人やハーフの子もいるけど同じクラスになし。
低学年のころには、クラスの仲良し女の子から
「イギリス人、イギリス人、イギリス行って帰って来なくていいよ。」
5年生の今でも、男子から「ソフィア、ソフィア、ソフィアちゃーん」(Mのミドル・ネーム)と言われる。

Mは一見日本語には不自由していないように見えますが、
うちの日本語はMと私の会話だけで、兄弟や大人の会話はないので語彙が少ない。
私は日本語の先生なので、日本語が得意でない人にも分かりやすく話すのは得意だけどそれが裏目に出て口喧嘩になったらMは口でかなわないので手を出してしまう。
「バッカじゃないの」という深い意味のない一言にも免疫ないから強く反応する。

ウソをつくのも、皆が持ってる携帯を自分も持ってると言ってみたり、
眼鏡の子が増えた時は目の検査でワザと見えないと言ったり(眼鏡が欲しかった)、
たまたまテレビ放映の片隅に映ったことを「テレビに出た」と大きく言ってみたり、

暴力や虚言の原因は、
みんなと同じがいい。仲間はずれはイヤ。私を認めて。
という心の叫びなんですね。

クリックすると元のサイズで表示します

この結論に至るまで、私もしばらく悶々としておりましたけど、
今のMに必要なのは「認めてあげること」なんだとわかったし、
あと1週間でイタリアのじじ&ばばの所だ、
息子のことを「素晴らしい、素晴らしい」と育てた人達だからね、
イタリア人も子供大好き、「べ〜ラ!べ〜ロ!」とほめ文化の国だからね、頑張れよ。

世の中には2カ国どころか何カ国もの血を受け継いで生きている人はいっぱいいるし、
インターナショナル・スクールや外国に転校することだってできるけれど、
自分の中の悲しみや怒りとつき合って行く方法を学習する時期まで成長したんだよね。
クリックすると元のサイズで表示します
2



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ