2005/1/29

先輩  

これはさっきあった本当の話です…。

今日は金曜日だったので、早く帰る人が多かったです。
それに便乗にしてわたくしも8時間になる前にとんずらしました。
でも帰りに今日も引き続き仕事を休んでいる先輩の部屋に寄りました。
おとといひどく落ち込んで暗かったし、不平不満を言いながらも真面目に仕事に来ていた先輩が昨日今日と立て続けに休んでいるからです。

ネットで家のだいたいの方向を調べていざ出陣。
そこは今までわたくしが行ったことのない方向だったので、正直不安でした。
しかし割りとあっさり見つかり、目的の階へ。
でかいマンション…、私のマンションより立派なり…。そんな不謹慎なことを思いつつ、呼び鈴を鳴らす。
3回ならしたところでふと出来心でドアノブをまわす。
すると、なんと、開くじゃないのよっ!!ドアが!!!

いや〜ん!(恐)

でも開けちゃったからには中覗くでしょ?
そして声かけてみちゃったりするでしょ?

「…○○さ〜ん(弱)」

し〜ん…。

(いない…?)

モゾモゾ…、黒い影が奥でうごめく(!)

(ギャ…!ドロボ…)

ほとんど声にならない声をあげそうになったら、なんとその先輩の顔が奥からのぞく。

(ぶふーっ…)

安心したやらなんやら、なんとも言えない気持ちでため息をつく。
しかし安心したのもつかの間先輩の顔は消え、ゴロッと寝そべる音がする。
部屋は真っ暗。「勝手にお邪魔しますよ〜…」と言いながら廊下の電気、部屋の電気と徐々に電気をつけまくって中へ進むわたくし。
明かりがつくと同時にふとんの上で寝転がる先輩を発見。

はっきり言えばですよ、はっきり言えばわたくしはその場の状況を見て、しまった!来るんじゃなかった!と思ってしまいましたよ、ええ、半分死体があったらどうしよう?とか冗談まじりでここまで来たのは事実です、ええ、白状します。
でもこの状況、人が尋ねてきても顔を隠したまま寝そべり拒否するこの行動、いつもの先輩ではないうえ、やっかいっす。かなり、ええ。一番先輩で東京に来たばっかのわたくしに生活のあらゆる知恵をさずけてくださった先輩。常にまとめ役を買って出て不平を言いながらもその地位に対する責任を全うしようとしていた先輩ではありませぬ。

来るんじゃなかった、と思うのはもう、はっきり言ってこの状況をひとりでどうしよう?と途方にくれていたからです。だって結局はもし部屋にいたら飲みに誘いだそうかね?くらいにしか考えていなかったんだもん!!!
それがかなり深刻、その後散々話しかけるがまったく反応なし!
目をあけながら寝そべる先輩と廊下で正座しながらひたすら話しかけるわたくし…。

…あぅっ…。

ひたすら話しかけたあと、もう一人同じ待遇の私より2年も先輩だが年下の男性に電話をかけた。その子も私同様先輩が職場に来ないことを心配していたからだ。
するとなんとこっちに向かっているという!!!

らっき!!

ひたすら待つこと5分(長かった…)やつはやってきた。
それからひたすら二人で話し攻め。
しかし先輩は一言もしゃべらず。
そして外へ食事に(無理やり)連れて行こうとするもそこでやっと意思表示(拒否反応ね)。
しかたなくコンビニへ弁当買いに。
その年下の男の子とわたくしとでどちらが買いに行くかしばしもめる(わたくしにはチャリがあったのでわたくしが買いに行くと言い張ったが、ここら辺の地理なら自分がくわしいと言い募られ、泣く泣くひいた)
弁当を買ってきてもらい、先輩にしばしすすめるもまったく返答なし。
しかししくしくと静かに泣き始めたのです。
私たちはしばし待つもやはりそれ以上はなんの反応も見られず。
ティッシュを差し出したり、腕をさするもそれ以上は関わることに拒否反応を示すため、しばしさわらず様子をみるもやはりそれ以上は何も反応なし。
仕方なく精神科からもらった安定剤がちらばるテーブルでわたくしたちだけで弁当を食す。
その間しばし職場のこと、住んでいる環境のことなどと雑談を楽しむ。
しかし先輩起きてこず。

ああ…。

そのあと先輩にまたゆっくりと話しかけ、様子をみるがやはりさっきと変わらず。
しばし待つもやはり反応なしなので、弁当を置き土産に連絡を待っていることを堅く告げ、とりあえずその場を去る。

帰り、ふたりでとぼとぼ…。

月曜、様子を見ようね…。

じゃあね…。

その後部屋で仙台の会社の女性に相談電話を入れる…。
結局月曜を待つことに話しが合意。
現在に至る…。

ああ…、明日はわが身か!?

僕らがいるこの世界はこんな世界か??

それでもこうして細々と助け合うのです。生きるのです。


それだけです…。
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