2008/2/5

記憶  

どうやら私はとても寂しいらしい。

気付いたのはある夢の話から。

昔の彼氏が出てきた。
私は嬉しくなって走り出した。
背の高すぎる彼はいつものように中腰になった。
私は彼の首っ玉にかじりついた。
まるで欲しかったぬいぐるみがやっと手に入ったかのように、その首にふんわりと上から腕を絡めた。
そのときの私は世界一幸福そうな笑顔だった。
余分な力がどこにも入っていない、安心しきった、最高に幸せそうな笑顔だったのだ。

目が覚めて思った。
あぁ…、なんだ私は人恋しいのか、と。
前の、あの人のような、誰かを求めてる。
安心してすがりつきたいのだ、と。

昔、私はその人を、親代わりにしていたことがある。
その人に、したように、親にしたかったのだ。
親にするように、甘えたかったの、だ。
なんの邪心もなくただすがりつける人だったから。
首にふわりと柔らかくすがりついた私は、まさに肉親にするかのような手付きだった。
羽毛のようにふんわりとすがりつく。
柔らかい微笑みと共に…。

彼には今、娘がいる。
私は、あの子になりたいのか…?
ふと、変な妄想にかりたてられた。
おかしな話だ…。










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