「ヤキ入れんぞっ!」
今回紹介する作品は、
「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」です。
伝説の学生刑事の娘が、母の刑執行の取り消し(司法取引)の為、スケバン刑事「麻宮サキ」として爆弾製造サイトの調査の為学園に潜入。事件の真相に近付いて行く。
スケバン刑事は、先日逝去された漫画家
「和田 慎二」原作で85年に
「斉藤 由貴」主演でドラマ化され、シリーズ化される程人気を博した作品。私は、思い切
りど真ん中世代だが、当時アイドルに興味が無かった身としては、パロディの方がなじみ深い。
スケバン+刑事という、意外性をくっつけたコンセプトと
戦う美少女という、野郎の心を鷲掴みにする設定は今でも通用するだろう。
さて、今回の主人公「麻宮サキ」を演じるのは
「あやや」こと
「松浦 亜弥」。やっぱ可愛いね。作中は殆どしかめっ面なんだけど、その
ツン状態が堪らなく良いです。作中「サキ」のみがスケバン言葉(まぁ、平たく言えば古臭い言い回し)なのもギャップがあって楽しい。
アクションは正直イマイチですが、制服でのアクションはやはり見所。
太腿に仕込んだヨーヨーを構える度に、スカートから除くおみ足のチラリズムが堪りません!ラストの戦いでは何故かボンテージ風の
ボディスーツで戦いますが、このスーツ防弾仕様の様で銃弾の雨をモノともしない優れモノ。良い時代だけどスケバン刑事としての色気を犠牲にしてますな。
ストーリー的にかなりはしょってる感じがあり、そっち方面は楽しめないが、古き良きアイドル映画の系譜を初代から踏襲しているので、そういう目で観るのが正しい観賞方法だろう。
「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」 2006年 日本映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★☆☆ TVでやってたら儲けモノの内容。この間違ったオタクのパワーはちょっと怖い。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ 多数の女の娘が出てきますが、やはり
「あやや」だね。
かわええわぁ。

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