やっぱりカッコ良くないな・・・
今回紹介は
「ゴジラVSメカゴジラ」です。
国連は対ゴジラ特殊部隊Gフォースを設立。メカキングギドラを海底より引き上げ、23世紀のオーバーテクノロジーを利用し、対ゴジラ用2号兵器「メカゴジラ」を開発する。1号兵器「ガルーダ」の開発者「青木 一馬」は、Gフォースに異動し訓練に励んでいた。そんな時、アドノア島にて謎の卵が発見され持ち帰られる。その卵からはゴジラザウルスが誕生した。時を同じくゴジラが出現。メカゴジラが緊急発進するが・・・
何回か造られているゴジラVSメカゴジラだが、今回のメカゴジラは人類が開発した
対ゴジラ用の兵器という設定。
オープニングから
ラドン対ゴジラの異種格闘技戦で魅せてくれる。ラドン、意外に強いゾ。そしてシブとい。ただ、ラドン出る意味あったのか?確かに最後は
(意味判らんが)ラドンのお陰でゴジラが助かるんだけど、オープニングであれだけガチンコに闘り合ってたのに何故助ける?ベビー繋がりだとしても少し
説明不足では?もっと意味無いのはベビーに聞かせる歌。結局どういう効果があるのか判らない。興奮させたり宥めたり、とにかく歌っとけば何か展開されるという
意味不明のギミックだ。
そして、重要なメカゴジラ。公開当時から思っていた事だけど、このデザインが
カッコ悪い!全体に丸いフォルムと犬に似たルックスがカワイイ感じに見えてダメです。そしてメカゴジラと言えば鼻からの炎攻撃「デストファイアー」(通称
鼻血)が無いのは頂けない。(鼻血の由来は、私が子供の頃に見たゴジラ映画ポスター集の様なムック内のメカゴジラ性能図。そのイラストに描かれていた鼻から出る炎の色が赤過ぎて鼻血に見えた事から)これは、2002年の
ゴジラ×メカゴジラにも言える。
メカゴジラの初戦はゴジラを泡吹かせる程圧倒的だったのに
逆転負け。(泡吹くゴジラもスゴイ画だけど・・・)対ラドンでは余裕の勝利だったがトドメを刺さなかったのが
命取り。ゴジラ2戦目はガルーダと合体して
スーパーメカゴジラとなり、ゴジラを絶命寸前まで追い込むも、反則的なゴジラのパワーアップにより敗北。
大爆発させられるが、ケガ人無し・・・って子供向けか?強いのか弱いのか判らん・・・
この頃のゴジラは、妙にシリーズ化された
後遺症でファミリー向けの温い設定だったと思う。ベビー出しちゃダメだね。
「ゴジラVSメカゴジラ」 1993年 日本映画
竜騎士評価(5点満点)
★★☆☆☆ 見せ場が殆どない。ラドン出しゃばり過ぎだろ!
女優度数(5点満点)
★★★☆☆ ヒロインはシリーズの顔
「小高 恵美」と
「佐野 量子」ほんわかし過ぎだ。

0