今回紹介する作品は
「携帯彼女」です。
「エリカ」という少女との
疑似恋愛を楽しむ
携帯アプリをプレイした人が、次々に殺人を犯し、その後変死する事件が続発する。事件に巻き込またエリカ(主人公)は、ゲームキャラ「エリカ」の霊を見るようになる。同じくして、独自に事件を追う男と出会ったエリカは、霊に導かれるように事件の真相に近付いてゆく・・・
タイトルを聞いただけだと、ブログ発の
恋愛モノかと思えますが、実際は
「着信アリ」系の
Jホラー。
ケータイを通した呪い、というだけで
2番煎じ的な匂いがします。実際、似たような展開が続くし、とりたてゾクッとする演出もない。
いただけないのは、ケータイアプリに入り込んだ霊の存在を
セリフで語ってしまった事。これは
やってはイケない。一応伏線は張られているし、納得出来るラストなだけに
勿体無い演出だ。
更に、セリフを語る主人公の
滑舌がワルい。緊張感無しで
減点である。
繰り返すが、ギミックとラストは中々良いのだがキャストと演出で損をしている惜しい作品だ。
「携帯彼女」 2011年 日本作品
竜騎士採点(5点満点)
★★★☆☆ 何か気になる、と思ったら
「携帯彼氏」という作品の続編らしい。だとしても、評価は変わらない。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ 主演は
「鈴木 愛理」アイドル(?)滑舌ワルいぞ。霊は
「竹富 聖花」ガンたれ演技だけですね。

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