不死身のサバイバー再び!
今回紹介する作品は、ゲリラ戦の鬼
「ランボー」の活躍を描く
「ランボー 怒りの脱出」です。
前作での事件の罪を受け採掘場で服役中のランボーに、トラウトマン大佐が極秘任務に就く事で恩赦を与える、と持ちかける。その任務とは、ベトナム奥地に今も居るとみられるアメリカ兵捕虜の確認であった・・・
シルヴェスタ・スタローンの
代表作「ランボー」の続編。今作は、前作を上回るアクションの数々が楽しめます。己の肉体とジャングルの地形を利用したゲリラ戦、ヘリコプターを乗っ取っての
タイマン(これは3へ繋がるアクションだ)と、最後まで飽きさせない展開。
ランボーの淡い
恋も描かれていて、アクション作品としての出来は高い。
アクションも然る事ながら、メッセージ色も前作同様高い。今回は、政治的に抹殺されようとしていた、ベトナム戦争でのアメリカ兵捕虜の救出を描く事で、ランボーが救ったように
国家も捕虜を
救って欲しい、との思いが垣間見れる。前作同様ラストのランボーの語りが
グッと来る。
そうは言っても、やはりランボーと言えばアクションなわけで、代名詞である弓(火薬付き)や、片手へヴィマシンガン、対戦車ロケットランチャー等、見た目に楽しめるアクション満載。
個人的な意見だが、小難しいストーリー展開抜きに楽しめる作品という事で好きな作品である。この純粋なアクションは今、逆に目新しいかも?
このランボーというキャラクターは、ゲームに大きな影響を与えた。当時はこの「怒りの脱出」のランボー
まんまのキャラクターを操作するゲームが溢れていたように思う。
それも含め、スタローンとシュワの2大
筋肉俳優は、当時思春期だった私に強烈な印象を残した。
それにしても、この作品のスタローンの身体はスゴイ。脂乗り切ってるよ。
「ランボー 怒りの脱出」 1985年 アメリカ映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★☆☆ ランボーに漢を感じる今日この頃。
爆炎が似合う漢だぜ!
女優度数(5点満点)
★★★☆☆ ヒロインは情報員の「コー」
(ジュリア・ニクソン)目の大きいアジアンビューティーだ。

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