人気作です!
今回紹介する作品は、人気仮面ライダー
「電王」の映画
「劇場版 さらば電王 ファイナル・カウントダウン」です。
突如現れた「幽霊列車」の謎を探る「モモタロス」達の前に、謎のライダーが現れる。手を焼くモモタロス達だったが、彼等の前に新たな電王が現れて・・・
新時代の電王へと物語が移る為の、繋ぎの様なお話しである。
TVシリーズ終了後に公開されただけあり、主演キャストは
ゲスト出演扱い。全編ほぼモモタロスをはじめとする
スーツアクターの独壇場である。
公開当時はTVシリーズの余韻が強かったのでそれ程気にならなかったが、改めて観るとそれを含めキャラクター総出演の
お祭り映画である。
NEW電王や敵のライダー(幽汽)のデザインは、旧キャラと並ぶと
正当進化したデザインに見えるので、小慣れた感じで良いデザインだと思う。
しかし、どこか馴染めないのは電王としての立ち位置がしっかりしていない為だ。
イマジンを操り時間を支配しようとする敵との戦いという骨子がなく、
取って付けたような物語と設定、そしてキャラクターという印象が強くなっているのだ。
子供は喜ぶだろうが、TVシリーズが好きな大人には厳しい内容だ。
電王は相当人気らしく、現在のTVシリーズ
「仮面ライダー ディケイド」との映画も公開される。
いっそ、この作品の設定で
電王2やったらどうだろうか?
「劇場版 さらば電王 ファイナル・カウントダウン」 2008年 日本映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★☆☆ 電王ファンなので甘めの点数。つまらなくはない。期待が高過ぎたのだ。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ 敵方のヒロインは
「神田 沙也加」だが、何といっても(出番は少ないが)お姉さん役の
「松本 若菜」が良い!

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