ハイエンドCG映画登場!
今回紹介する作品は、ゲーム原作のCG映画
「バイオハザード ディジェネエレーション」です。
ラクーンシティの惨劇から7年後。とある空港でバイオテロが発生。そこで偶然の再会を果たす「レオン」と「クレア」が、Gウィルスに纏わる事件の真相を暴く。というストーリー。
「バイオハザード」は、知らない人が居ないほどの超有名ゲーム。
「ミラ・ジョボビッチ」主演で実写の映画も3作創られている。今回は、全編フルCGの作品。
CG映画、しかもゲーム原作というと、
大コケした
「ファイナルファンタジー」を思い出し、
いや〜な予感がするものだが、そんな予感を吹き飛ばす出来。
CGは、ホントに実写と見紛う程のクオリティー。煙や熱、日差しの柔らかさ等、その場の
空気を感じさせるCGは、ゲームの最新タイトル
「バイオハザード5」のトレイラーを観ていれば、納得の出来。
元々、ゲーム内でハイエンドなCGを使用したドラマを見せていたので、全く違和感なく作品世界に没入できる。
その内容は、主人公「レオン」と「クレア」の登場したゲーム版
「2」を連想させるシーンのテンコ盛りで、プレイした事のある人ならば、
「ニヤリ」とすること間違いなし。て、いうか、ストーリー自体が2のリメイクみたいなものである。名コンビである2人が登場するのだから、当然と言えば当然か?
映画らしくレオンには新キャラ
「アンジェラ」とのロマンスもあり、作品をただゲームのストーリーをなぞるだけ物から、ワンランク引き上げている。
このアンジェラというキャラは、中々良いキャラです。(単純に
好み!)
ゲームの醍醐味は、そのインタラクティブ性にあるわけだが、世界観が確立されていれば、自分でプレイしなくても作品世界を楽しむ事が出来る。
現在のCG技術ならば、トコトンリアリティを追求する方向もあるが、ゲーム原作という特徴を生かし、作中にゲームらしい
(フィクションぽい)動きを入れる事で、この作品はそのクオリティを上昇させている。
原作ゲーム好きの方は、
必見の作品だ。
DVDのおまけ映像笑えます。
クレア怖え〜(笑)
「バイオハザード ディジェネレーション」 2008年 日本映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★★☆ 原作好きなので、
贔屓目に評価。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ クレアは、もう一人の主人公だが、脇役っぽい。ヒロインは「アンジェラ」だ。

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