お勧めエンターテインメント作品!
今回紹介する作品は
「ジャック・ブラック」主演のコメディー
「ナチョ・リブレ 覆面の神様」です!
修道院の食事係である「イグナシオ」(ジャック・ブラック)は、子供達にもっとおいしい食事を食べさせたかった。ある日偶然町で出会った「ヤセ」と共に憧れである「ルチャドール」としてデビューし、ファイトマネーでおいしい食事を作る事が出来た。
しかし、憧れの世界のチャンピオンは、子供達に冷たかった。何かが違う!イグナシオは、子供達の為チャンピオンに挑戦するが・・・?
「スクール・オブ・ロック」で、爆笑演技を披露した「ジャック・ブラック」が、同様のシチュエーションで贈るコメディー。
ストーリーの骨格は事実を元にしているらしいが、どうしても
「タイガーマスク」を連想してしまう・・・歳なのか?
ともあれ、ジャック・ブラックの演技が全篇に光る作品だ。先ず、
見た目。あの身体でレスラー、しかも
ルチャドールというのが笑える。ところが、以外にもすばやい動きを披露してくれるので、全く違和感が無い。レスリングシーンは迫力があり、プロレス好きにも納得の出来だ。
しかし、彼の演技はレスリングシーンだけではなく、どのシーンも
イチイチ面白い!本当に見ているだけで
「プッ」と吹き出してしまう。こんな役者、中々居ないよ。仕草だけではなく、眼や眉で笑わせてくれます。
余談だが、お気に入りのシーンは、ヤセの提案で、修道女「エンカルナシオン」をデートに誘い出し、男とは・・・と語りかけるシーン。あんなポーズ、思いつかないよ!必見!
もう一つの見所は、チャンピオン「ラムセス」と戦う前の控え室での
「エンカルナシオンの歌」!歌手でもある彼の本領発揮で、トコトン笑わせてくれます!
その「エンカルナシオン」を始め、サブキャラクターも憎めない良いキャラクター揃い。良作コメディーの条件を満たしている。少々間延びする展開もあるが、全体的には良くまとまっている。男女問わず楽しめる良作コメディーだ。
実際、劇場で鑑賞したのだが、爆笑する人も多かった。あれだけ笑えたのは
「少林サッカー」以来だ。お勧め作品である!
「ナチョ・リブレ 覆面の神様」 2006年 アメリカ映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★★☆ 総合では「スクール・オブ・ロック」の方が面白いが、見た目の楽しさはこちらが上。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ ヒロイン「エンカルナシオン」がキレイ!出番は少ないが、存在感は抜群だ。

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