ダメ刑事演らせたら敵無し!
今回紹介する作品は
「16ブロック」です。
冴えない刑事「ジャック・モーズリー」(ブルース・ウィリス)は、とある事件の証人を16ブロック先の裁判所へ護送する任務を受ける。しかし、途中証人と共に命を狙われる事態に・・・
主人公「ジャック」を
「ダイハード」でお馴染み、今やすっかり髪の毛が無くなってきた
(余計なお世話だ!)「ブルース・ウィリス」が演じています。
ダイハードからの延長か、今回の役も冴えない刑事。ジョン・マクレーンの
成れの果て、といっても良いようなキャラクターです。
この、ブルース・ウィリスのダメ刑事は、本当に板に付いている。その刑事が葛藤し、正義に目覚め行動する様は見もの。そこがテーマになっています。
しかし、もう一人の主人公である証人「エディ」のキャラが
しつこい位に強調されている。基本的に「良いヤツ」なのは最初から判っているので、この演出は些かやり過ぎではないか?
でも、この演出がないと、ラストシーンでホロりとこないんだろうなぁ・・・
雑然とした街中を移動しながら、スリリングな駆け引きや、銃撃戦が繰り広げられるので面白いです。
人が溢れる雑踏での捜索や、都市ならではの乗り物を使ったアクションも豊富。
そして、予想通りのエンディングなのですが、ブルース・ウィリスのちょっとした仕草が良い味出してます。この作品、劇場で観ても損はしなかったでしょうね。面白かったです!
「16ブロック」 2006年 アメリカ映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★☆☆ おおよその展開は読めるのだが、それでも面白く観れます。
ダメ刑事サイコー!
女優度数(5点満点)
★★☆☆☆ 殆ど登場しません。若い娘は皆無です。

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