「変身っ!!!」かぁっこいいなぁ〜
今回紹介する作品は、日本が誇るヒーローシリーズの一つ「仮面ライダー」の劇場版、
「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」です。
1999年、巨大隕石の落下と共に地球外生命体「ワーム」が蔓延る。ZECTは
「マスクドライダーシステム」でこれに対抗。そして7年後、ZECT内から反乱分子「ネオZECT」が出現し、内部抗争となる。
そんな中、ZECTは干上がった海を甦らせる為「天空の梯子」計画を進めていたが、その裏に隠された真の計画とは?
さて、この作品、友人と共に劇場で観たのだが、その時の感想は、同時上映の
「轟轟戦隊ボウケンジャー」の方が面白かった!というもの。と言うのも、ボウケンジャーは、正に夏休みの子供達へのプレゼント、というか
「お祭り」のような賑やかさで、何も考えず楽しめる内容だった。
ところが、続いて始まったカブトは、シリアス過ぎる内容で、子供達、理解してるのか?という感じで、落差が激しかったからだ。
その当時「カブト」も「ボウケンジャー」もTVでは見ていなかったので、新鮮に観る事が出来たのだが、逆に「最近のライダーは、
シリアス過ぎるんだなぁ」と刷り込まれたものだ。
後で友人に聞いたり、TVを見るようになって、TVとは随分違う話だったんだ、と納得したわけだが・・・
この仮面ライダーカブトは、何と言っても、主人公を含めた各ライダーのスタイルがカッコいい!昆虫をモチーフにしたのがライダーの基本形だが、おりからの昆虫ブームに乗り、実に今風にスタイリッシュな、それでいて判りやすいデザインになっている。
もう一つ感心したのは
「クロックアップシステム」今もよく理解していないが、要するにスピードアップして強くなる、というシステム。ベルトに付いたぜクターをガチャリ、と弄るだけなのだが、カッコいいんです。子供は
真似するよ。イチイチ、コンンピュータ音声が復唱するのも良い演出。
で、このシステムがお話のキモになるのだが、いささか便利過ぎるシステムでは?詳しく述べないが、これさえあれば、
何でも出来る!という代物だ。この辺が子供向けなのかもしれないが、子供は納得するかな?(νガンダムでアクシズを押す感じなんですが・・・)
役者は、平成ライダーシリーズらしく
「ビジュアル系」が勢揃い。中々しっかり演技しているし、そう考えると、この作品は、母親を子供を
ダシに映画館に連れ出そう、という意図があるのか?
実際劇場でそれっぽい家族連れ、居ました!
副題に「GOD SPEED LOVE」とあるように、愛がテーマなだけに、シリアスにならざるを得なかったのかもしれないが、それでも往年のライダー、そして、現在のライダー、両方のファンを満足させられる内容だろう。
親子でどうぞ!
「劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」 2006年 日本映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★★☆ 特撮ヒーロー好きなので、甘い点数です。もう少し時間を増やして設定を生かせば、もっと面白くなったと思うのだが・・・
女優度数(5点満点)
★★★★☆ ヒロインは主人公の妹「ひより」(里中 唯)カワイイです。更にクールビューティー
「森下 千里」も出演。
↑「変身っ」かっこいい〜!
↓カブトのモチーフは、やっぱりこれ?
↓同時上映も面白かったよ!

0